大阪で少林寺拳法 〜 金剛禅総本山少林寺 大阪高槻道院

■修練レポ■ 武道の”蹴り”で子供達の体幹が鍛えられます

Posted on 2024年04月04日
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少林寺拳法に限らず、足を使って”蹴る”という動きを修練する武道や格闘技は色々ありますね😊

蹴る動作は階段を上るときと同じように、片足が動いている間は反対側の足で自分の身体を支える必要がありますが、”蹴り”は階段を上るのとは違い、足を上げる高さと、足を上げている時間が全然違います。

 

蹴るためには”片足立ち”でふらつかないことがとても重要で、少林寺拳法の修練では片足立ちを、基礎トレーニングの一つとして修練中に行います😉

未就学から小学校低学年ぐらいの白黄帯さんは、片足を上げても膝が低かったり、膝を上げると今度は長い時間立っていられずに、すぐに足を床につけてしまいます。

ところが少林寺拳法を始めて1~2年も経ってくると、様々な蹴る動きを学び、何回も何回も修練するので、片足立ちになってもだんだんブレずに、長い時間立っていることが出来るようになります😊

 

さらに目をつぶって片足立ちをする、目打ちや振突などの上半身が揺れる動作と一緒にやる訓練を繰り返すと、黒帯さんになる頃には自然と自分の身体に返ってくる、手の動きの反射を上手に吸収して体幹がブレないようにコントロール出来るようになります。

ここまで来ると、突き蹴り以外の技術修練ときも、自分の上体をまっすぐに保つことが出来るようになりますし、何より”転けにくい”身体に成長しています。

 

転けにくいというのは、50代ぐらいまではあまり気にしなくてもよい事ですが、60代70代になってくると、関節の硬さ、視覚・聴覚の低下、バランスを感じる体幹の働き、全てが若い頃からずいぶんと落ちてくるため、意識して訓練しないと、何歳でも元気に歩いてどこまでも行けます!というわけには、なかなかいきませんね😵

少林寺拳法は、幼少期の「育てる」時代にも、高齢の「養う」時代にも、やっぱり”蹴る”事を通じて体幹を鍛え、”転けにくい”身体をつくり、美しい立ち姿を維持するのに、とても役に立つと思います😉

 

【修練日】

月曜日/金曜日

18:30~19:30 (少年部)
19:30~22:00 (一般)

日曜日
09:30~11:30 (大人と合同)

 

【修練場所】
JR高槻駅から徒歩五分!

詳しくは👇
https://shorinji-takatsuki.jp/profile

(北野)