THIS IS ITと演武
Posted on 2009年10月30日
一昨日公開の、マイケルジャクソンの遺作(?)の映画「THIS IS IT」を見てきました!
元々ストリートダンスをやっていたのもあって、世界一流のダンサーがキング・オブ・ポップのマイケルジャクソンのステージで踊る姿を見ただけで、背中にびびびびび!と走るものがあった。
マイケルジャクソンの音楽の素晴らしさもあるけれども、それ以上にあの一糸乱れぬダンスパフォーマンスは、非常に勉強になった。
少林寺拳法の演武も、「見せる」という意味ではダンスパフォーマンスと同じだと、ダンスをやっている時からずーっと思ってるんですが、ダンスも演武もただ「演じて見せる」のではなくて、「魅せる」のがホンモノだと思う。
団体演武が揃わないのは、「音」を感じてないからだと思う。ダンスパフォーマンスには音楽があるけれども、音楽だけを聴いていたのではダンスにならない。音楽の中にあるリズムや呼吸、間といったものを感じて初めて、踏み出すステップに艶がでる。色がでる。美しさが出る。
それが魅せるダンスに変わる瞬間なのだ。
演武にも、やっぱりこれが欲しいなぁ。「音」ですよ、「音」。少林寺拳法用語で言うなら、「呼吸と間」っていうんだろうか。どうせやるなら「魅せる演武」をやれるといいね。
「THIS IS IT」、少林寺拳法には関係ないと思わずに、もし公開に間に合うときは是非見に行って下さい(^。^)
(北野)