突出した表現力を持ったスケート選手
前回のコラムで男子フィギュアの採点は「技術」か「表現」かどちらが優先されるべきか?というお話しを書いたんですが、その流れて色々男子フィギュアの映像を見ていたら、その中で突出した「演技力」とパフォーマンスを持ったスケート選手の映像を見つけた。
長野五輪の銅メダリストの、フィリップ・キャンデロロだ。
まぁ、あれですよ、僕が文章でぶちぶち書くよりも、とにかくいっぺん映像を見てください(=゚ω゚)ノ
これがフィギュアの魅力か!Σ(◎Д◎)!
と本気で思った演技をしているので。
もうね、暴れすぎ(笑)
あまりにも素晴らしいパフォーマンスで、もっと見てみたいと本気で思ったなぁ。長野五輪のヤツなんかは、そこにストーリーを感じたし、最後にちょっと泣けてきた。
最後の動画の最後の方に、ちゃんと「採点」しているシーンが出てくるんですが、その結果も本当に素晴らしい数字になった。
採点する側も、もはや細かい技術の小さな小さな採点にはこだわらず、キャンデロロの破天荒な演技に、感服したって言う感じで(^。^)
これがフィギュアスケートの魅力なんだと。
少林寺拳法の演武も、ここまで暴れなくてもいいと思うけれども、このぐらいの迫力というか、演技力は欲しいなぁ。
■伝説の演武と、南京都高等学校の高槻先生■
開祖ご存命時代に伝説の演武をしたと言われる、中野・三崎先生の演武が、今YouTubeで公開されています。
少林寺拳法・演武 三崎先生と中野先生
https://www.youtube.com/watch?v=6KC_rwaGSmI
(埋め込み禁止なので、クリックして見てください)
今の演武にこのような迫力はなく、綺麗にまとまった演武が高い評価を得ています。
技術点は高くても、印象に残らない演武を作ってしまうのは、大会で入賞することが目的になっているからだろうなぁと、残念で仕方がありません( ´・ω・)
もう16,7年ほど前ですが、高槻市の大会に招待された南京都高等学校の高槻幸雄先生・高槻勇治先生の演武を記録したVHSテープが僕の手元にあります。
画質が悪くても、その演武がずば抜けてレベルの高い、本当に素晴らしい演武だというのがわかる内容で、高槻先生達の演武は、僕の中では未だこれ以上の演武を見たことがない、というレベルの演武になります。
演武もフィギュアもストリートダンスも、生き生きしている自分を表現し、「個性」を見せる手段の一つ!
六月の大会で、皆さんも是非、楽しんでる演武を見せてくださいね(^_-)-☆
(北野)