■修練レポ■ 中学1年生の拳士が新しく入会しました!
3月12日から、また新しい仲間が一人増えました(=゚ω゚)ノ
今回入会したのは中学一年生(来月には二年生になりますが)の男の子で、交流センターのチラシを見たおじい様からお電話をいただいたのがご縁で、入会することになりました。
初めて見学に来たときはとりあえず見てみるだけ、という感じだったんですが、実際に少林寺拳法がどういう修練をしていて、どんな人たちが集まっていて、そしてどんな事を目指している団体かを肌で感じてもらうために、二回目に来たときにはジャージに着替えて一緒に修練をしてみたところ、本人が思っていたほど怖いところでも何でもないということで、是非続けてやりたい!という強い意志を持って入会してくれました(^。^)
毎回思うんですが、実際に入会してくれている人たちは、みんな二回目の体験の後、続けたい!という強い意志を持ってきてくれるんですよね。だから、毎回修練に来る。
毎回熱心に修練に来てくれるので、やっぱり上手になるペースも速いし、新会員が思ったよりも早いペースで増えているので、あっという間に自分たちも先輩になる。
先輩になる覚悟で毎回修練してもらっているので、白帯といえどもうかうかしていられないのが、今の大阪高槻道院の特徴かも知れません。
「人に教える」、ということを非常に早い段階から取りくんでもらうのが僕のやり方なので、自己確立はよそよりも早く身につくかも、なんて思いでやっています。
しかしまぁ、去年の七月に代務に変わったときの、会員が増えないかも知れないねオーラでまくりの悲壮感漂う状況から考えると、今の状況が嘘のような感じがします(^。^)
新会員拳士が順調に増えているのは、田邊先生時代の拳士の皆さんのお力添えもあるし、それ以上に新しく入会してくれた人たちの熱意と、お互いに力を合わせて、みんなが楽しんで一生懸命修練する姿を、見学に来られた方達が見て、この雰囲気ならいいね、是非やってみたい!と思うからだと思うんです。
是非今の気持ちを忘れずに、皆さん頑張ってくださいね(^。^)
■高槻市総合市民交流センターに寄付したスポーツマット■
というわけで、せっかくなので新入会の拳士の紹介もかねて、昨日の修練レポを書いてみると、まず昨日は高槻市総合市民交流センターでの修練でした。
今まで載せてきた修練レポの写真は高槻センター街ビルの修練風景ばっかだったんですが、こちらは高槻センター街ビルと違い、JR高槻駅徒歩二分&ものすごく広い&鏡がある&寄付したスポーツマットがある、ととても恵まれた修練施設になります。
高槻市総合市民交流センターのスポーツマットは、昨年大阪高槻道院の皆さんが寄付した備品で、寄付したことについてもちゃんと壁に貼ってあります(^。^)(高槻市少林寺拳法連盟になっていますが、うちが寄付したものです)
スポーツマットは転倒した際の怪我の防止に役立つマットなんですが、毎回全部ひいていると時間がかかるので、主に受け身の修練をする際に使用しています。
■受け身の修練をする拳士達■
上の写真を見てもらうとわかるように、一人四枚使ってあちこちに引いて回ってもまだまだ十分にスペースのある施設で、マットも寄付した枚数の半分もつかっていません。
なので、今の三倍ぐらいまで拳士が増えても全然OK(=゚ω゚)ノ
昨日の受け身は、茶帯になった拳士と黒帯拳士が指導役になって、白帯拳士と新入会の拳士をみる、という形で修練を行いました。
茶帯拳士のN拳士が、「受け身を指導するのは本当に難しい」と感想を言ってた様に、受け身は自分で体感している感覚を言葉で伝えなくてはいけないので、確かに難しいと思うんです。
例えば、僕は最初に左前からの前受け身であれば気持ちは左斜め向こうに転がるように受け身を取る、という説明をします。
ところが、実際に左斜め前に転がるとマットからはみ出る。前受け身は肩口からおしりに向かって転がるけれども、進行方向は前に向かって転がらなくてはいけない。
なので、その人の転がり方の癖をチェックして、最終的には一人一人別々のアドバイスをしていく。
このアドバイスの内容によっては、AさんとBさんとでは真逆のことを言うこともある。だけども、人それぞれに合わせた修練法を指導していくのが、少林寺拳法の教育システムの一つでもあるし、最終的には全員が同じ目的を達成できるのであれば、その過程は色々あっていいわけですね(^。^)
■単演を中心とした団体演練■
受け身の修練を前半に行った後は、鎮魂行をやり、後半最初の修練として単演を中心とした団体演練を行いました。
いつもよりも人数も多く、平均年齢も多分十代(?)だと思うぐらい若い子達が多かったので、昨日の団体演練はちょいハード気味に、天地拳第1系&龍王拳第1系を、「団体演武をやるように」修練をしました。
面白いなぁと思ったのが、高槻上牧道院の拳士と大阪高槻道院の拳士とでは、同じ足位置から天地拳第1系を初めても、横に並んでやってみると、終わってみると一歩分ぐらい前後にずれる。
ところが、縦に並んでやってみると綺麗に揃う。
つまり、踏み込む足の歩幅の指導方法が、道院によってちょっとずつ違うと言うことで、団体演武をやるとこういうところに個性が出てきて、なかなか面白い(^。^)
■個別に資格別の法形修練■
団体演練のあとは学科を行い、修行の心得をつらつらと解説し、残り時間は資格別に別れての法形修練。
昨日は参加者の層が厚かったので、見習い・三級・二級・二段・三段と結構色んな修練を方々でやっていたなぁ。やっぱ、黒帯のベテラン拳士がいると、修練に幅も広がっていい感じや(* ̄∇ ̄)♪
新入会の拳士は、まだ道衣が届いていないのでジャージで修練。
まずは右手左手の高さを調節しながら、前進しながらの上中二連突きの基本をひらすら稽古。
初めてやると、足を入れ替えた後、左右逆になって上中二連をするのが意外に難しくて、一発でわかったH拳士みたいな人もいれば、結構回数こなさないと上手くできるようにならなかった拳士も居るので、まぁ心配しなくても回数こなしていれば必ず出来ます(=゚ω゚)ノ
少林寺拳法は、習ったことがすぐ出来る必要は無いんです。大事なのは、「あきらめずに繰り返しやってみる」事。これが出来れば、誰よりも上手になれます(^。^)
■昨日の修練の総括■
まぁ総括と言うほど何か言いたいことがある訳じゃないんですが、昨日はいつもより若い子達が多くて、活気があったのは間違いない(^。^)
やっぱりねぇ、人がたくさんいると楽しいよ、うん。
昨日の学科でも話したことなんですが、中学・高校生は受験って言う問題がどうしても出てくる。だけども、その受験を境目にパタッと拳法をやめてしまうんではなくて、受験があっても月一ぐらいはちょろっと顔出して、みんなとワイワイやっておくと、結構受験が終わった後も復帰しやすいと思うんですね。
少林寺拳法は色んな世代の人が一緒に修練することが出来る団体です。だからこそ、高校生になっても大学生になっても、社会人になっても、結婚しても、子供が生まれても、退職しても、いつでも復帰して、また自分のペースで続けることが出来るんです。
そうあって欲しいと思うので、自分の生活に無理のない範囲で、でも、継続していけるような修練をして欲しいと僕は切に願っています(-人-)
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(北野)