大阪で少林寺拳法 〜 金剛禅総本山少林寺 大阪高槻道院

救援物資購入!&応援の寄せ書き

Posted on 2011年03月29日


東日本大震災 寄せ書き1 東日本大震災 寄せ書き2

昨日の修練には、少年部にお二人の体験と、一般部に女性の方がお一人体験、あと稽古中にお問い合わせのお電話と、期末・月末・年度変わりらしい一日でした(^^)

 

さて、先週の金曜日と昨日とで皆様にお願いを致しました救援物資購入のための義援金ですが、大変多くの拳士並びにご家族の方の暖かいご協力により、思っていた以上に多くの義援金が集まりました。

昨日の夜家に戻り、早速その義援金にて以下の救援物資を購入しました。

 

対象 商品 枚数
メンズ ボクサー M 30
メンズ ボクサー L 30
レディース ショーツ M 40
レディース ショーツ L 25
レディース ショーツ L 15
メンズ Uネック Tシャツ (七分) M 20
メンズ Uネック Tシャツ (七分) L 20
レディース フライスクルーネック 長袖 M 20
レディース フライスクルーネック 長袖 L 20
  合計 220

 

その他にも、少年部のご家族の方から差し入れいただきました下着・靴下類、一般部の拳士の方から差し入れいただきました肌着とあわせ、商品が届き次第、皆様の寄せ書きと共に仙台の小野寺先生のところにお送りさせていただきます。

 

このたびは、皆様のご協力があってこそ、これだけ多くの救援物資を調達することができました。

ご協力いただきました方の中には、3/25に今回のお願いの記事をこちらに掲載してすぐに、修練には参加できないけれども振り込みさせていただきます!とおっしゃってくれた方や、お仕事で下着を扱っていると言うことで、僕がお願いにあがるまえに即下着をお送り下さいました保護者の方もいらっしゃいました。

 

大阪高槻道院には社会人だけでなく小学生も中学生も高校生も在籍していますが、彼らも自分のお小遣いからできる範囲で、ということで快く協力してくれました(^^)

他にも、震災の影響で仕事がものすごく忙しくなっている中、無理をしてでも時間を作って昨日駆けつけてくれた拳士もいらっしゃいました。

仕事の都合がどうにもつかないけれども、とにかく協力はしたいので、寄せ書きにメッセージを書いて下さい!とおっしゃってくれた拳士の方もいらっしゃいました。

 

皆さんの熱い思い、心を一つにする、これが少林寺拳法が目指している「理想境」のあるべき姿なのだともいます。

 

我等は、愛民愛郷の精神に則り、世界の平和と福祉に貢献することを期す

 

鎮魂行の信条の中にあるこの一句を、ただ何となく読み上げるだけでなく、行動に移す

それが、今回の義援金であり、寄せ書きに書いてくれた、何とかしてあげたい!という思いなんだと思います。

 

昨日の学科の時間で、「少林寺拳法の象徴と活動」を取り上げ、その中で宗道臣デーの意義についてもお話ししました。

 

ソーエンは、力と愛の調和を意味します。

 

福祉に貢献するとはどういうことか。愛民愛郷の精神とはどういうことか。

一人一人が力を合わせ、大きな力をつくり、慈愛の心で世の中を良くする。

 

東日本大震災の影響はこれから何年にもわたって続くかと思いますし、まだまだ皆さんの力を必要としています。

今回で終わり、ではなく、できる限りちょっとずつでも何か行動してもらえれば、きっと復興する日もそう遠くはないと思います。

 

これからも一緒に頑張って行きましょう!

 

(北野)