■修練レポ■ 新しい仲間が1人増えました!(H23/7/22)
先週末は僕が本山に出張してお休み&月曜日は祭日でお休み、ということで10日以上ぶりの道院だったんですが、いやぁ、久しぶりにみんなの顔をみると、みんな元気元気(^-^)
楽しそうに修練をしている姿を見ると、やっぱ元気をもらえますねぇヾ(^v^)k
さて、ちょびっとだけ本山での講習会のテーマについてお話をしておくと、今回の本山の講習会のテーマは「原理原則」。
少林寺拳法に限らず、何かが生まれ、それが継続して行われるときは、必ず始まるきっかけとなった原則というのがある。
少林寺拳法の始まりは、戦後の日本において、戦争に負け心が砕けてしまった青少年に自信を持たせ、生きる勇気と復興する心の強さや、行動力を身につけてもらい、日本を平和で豊かな国にする、というのが目的でした。
その後日本が高度経済成長の波に乗り、どんどん経済的には豊かとなっていくなかで、世界に広がっていった少林寺拳法の目的も、「祖国日本のため」から、「愛民愛郷」と、日本だけでなく世界のどの地域に住む人たちでも通じる考え方に変わっていった。
少林寺拳法の原則というのは、このように「自分自身が心と体の両方を強くし、その上で他人と共に生きる意味を考え、平和な世の中を作る」ということです。
そのための手段の一つが、少林寺拳法という技術なのであって、少林寺拳法の技術を学ぶためだけに、少林寺拳法が存在しているわけではありません。
これが、思想的な原則だし、金剛禅という団体の中心的な考えとなります。
次に、技術的な原理原則はというと、端的に言えば「何回でも再現できる技術」が「原理」となる。
これは物理の法則と同じで、ある特定の条件にもってくれば、同じ動作を繰り返すことで、必ず同じ結果となるということ。
この技術的な原理原則を理解しようとしないままに、闇雲に体得できるまで修練を繰り返すというのは、時間がかかる上に効率も良くない。
いつかは出来るようになるのかも知れないけれども、何百という技術科目がある少林寺拳法の中において、一つの原理を習得するのに何年もかけていては、仮に身についたとしても、それが身につくまでに費やした時間で、他の事も出来るかも知れない。
効率よく技術を習得すると言うことは、さらなる発展をさせる時間があると言うこと。
なので、技術においても、一つ一つの技の「原理原則」を確認し、その原理に基づいて、教えられたとおり再現できるかどうかを確認する。
やってみて再現できれば、繰り返し何度でもやってみる。何度やっても再現できれば、それが「原理」となる。
一般財団法人少林寺拳法連盟の新井康弘会長は、「先輩たちが答えを先に見せてくれている。その答えにたどり着くまでのやり方も見せてくれている。だから、それをしっかりと学ぶことで、技術の習得は何倍も早くなる」と、講習会があるたびにおっしゃられる。
少林寺拳法の原理原則、是非みなさんも一緒に勉強して、お互いに確認し合いながら、頑張っていきましょう(=゚ω゚)ノ
■新しい仲間が1名増えました!■
さて、昨日の修練はというと、まず見学希望ということで幼稚園の年長さんの男の子が来ました(^-^)
先週の出張中にお母様からお電話をいただいて、色々な武道やスポーツを検討したのですが、少林寺拳法が一番人間教育に力を注いでいるとのことで、是非入門したいと思います!という熱い気持ちをもっていらっしゃいました。
で、昨日実際に見学に来られたんですが、肝心の息子さんの方はというと、初めて来る武道の道場でたくさんの子供たちがいる姿を見て、ちょっとびっくりしちゃったみたいで、昨日は体験をするところまで至りませんでしたが、何回か見学に来てそのうち慣れる事を祈って(-人-)
というところで本題に。
また新しく大阪高槻道院の仲間が1名増えました(^^)
今回新しく大阪高槻道院の仲間になったのは、少年部に入門した小学三年生のタケシです(^-^)
タケシは二週間ほど前に一度体験に来て、そのときとても熱心に修練に参加してくれた子で、先週僕がお休みの時にもう一度道場に来て、是非入門したいので、入門願書をください!と言ってくれました(^O^)
少年部の人数がかなり増えてきて、ちょーっと金曜日の修練場所が手狭になってきたんですが、すぐには下の階に移動できないので、もう少しご不便をおかけしますが、みんなで協力し合って、怪我のないよう頑張っていきましょう(-人-)合掌
(北野)