■修練レポ■ 2011年10月度入門式&達磨祭
昨日は、達磨大師の遺徳を偲んで、達磨大師の命日である10/5前後に執り行われる達磨祭の行事が行われました。
雨が降るか微妙な天気でしたが、何とか修練中は雨も降らず、無事達磨祭の行事を終わることが出来ました(^-^)
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昨日参加してくれた拳士数は46名で、一時的にお休みしている拳士と秋休みでお出かけしている拳士を除いて、ほとんどすべての拳士が集まってくれました。
保護者の方や、当日たまたまご見学に来られた方などもいらっしゃったので、総勢では60名近い方が達磨祭に参加してくれました(^-^)
昨日の行事は、まず最初に2011年度10月度入門式を行い、新しく大阪高槻道院の仲間になった新入門の拳士を皆さんに紹介しつつ、そのあと続けて達磨祭を執り行うという感じでした。
今回ご紹介した新入門拳士は、少年部に入門した六名。
入門者代表を少年部の拳士が務めたのは初めてでしたが、家でしっかり修練をしてきてくれたみたいで、大変スムーズに、噛むことなく請願文を読み上げてくれました(^o^)
また、昨日はまだ体験二回目という子も参加しており、入門するなら今回の入門式に参列するようにと促したところ、入門します!とのことで、急遽一名入門者が増えるという、嬉しい出来事もありました。
達磨祭の方はといえば、祭詞奉読した後、通常であれば黒帯拳士による献香をお願いしているんですが、今回の達磨祭では模範乱捕りと技術紹介をするというスケジュールでしたので、拳士による献香は省略し、即道院長法話へと移りました。
今年の達磨祭の法話は去年に引き続き、「達磨大師とは誰か?」「何をした人か?」「少林寺拳法とどう関係があるのか?」といったことをテーマに、普段話していることに加えて、何故このような儀式を行っているのかについてのお話を行いました。
どうしても普段の修練だけだと、単なるお習いごとで終わりがちなところを、こういった儀式を交えることで、より少林寺拳法の深いところに触れて貰え、また保護者の方も多数参列なさっているのも、少林寺拳法に対する理解を深めてもらえる、とてもいい機会だと思います(^-^)
通常であれば道院長法話のあとは奉納演武を行うのですが、今回は一般部の拳士の希望もあり、模範乱捕りと技術紹介を行いました。
今回の模範乱捕りと技術紹介の狙いは、少年部の修練しか知らない子供達と保護者の方達に、少林寺拳法の技術の広がりや、有用性、実際の用い方を一般部レベルでご紹介するところにありました。
乱捕りもフェイスガード等々をつけたなかなか激しいものではありましたが、拳士自身が望むのであれば、こういった方向にでも進むことが出来る、というイメージはつけやすかったのではないかと思います。
中には、「怖い!」というイメージを持った子もいたかも知れませんが、武道団体という側面がある以上、それを続けていく上では、「このような世界もある」というのは知っておくのは大切なことですし、この「怖い!」という感情は、外の世界でいざ何かあったときに抱く感情と似ているのではないかと思います。
この「怖い!」を乗り越えて初めて、自分の身を自分の手で守るという事に繋がるわけですから、是非今回の乱捕り&技術紹介を見て、ただ怖がるだけでなく、どうすれば自分も出来るようになるのか?ということに、一緒に取り組んで行きましょう( ゚∀゚)o彡°
最後に、時間の都合もあり一般部の拳士だけしか集合写真を撮ることが出来ませんでしたが、記念の一枚を載せておきます(=゚ω゚)ノ
次の儀式・行事は、年初に行われる新春法会となります。
今回の達磨祭に用事があって参加出来なかった拳士も、是非次回の新春法会には参加するよう、ヨロシクお願い致します(-人-)合掌
(北野)