合同研修会2013 お疲れ様でした!
9/8は小教区・摂津東ブロック合同研修の開催日でした。
高槻と茨木の道院が集まる行事としては、芝生町の総合体育館で毎月行われている少林寺拳法教室がありますが、今回行われた研修会は、摂津東ブロックの支部も含めたもので、講師に大阪高槻道院の初代道院長 田邊眞裕先生をお招きしての研修会となりました(^^)
今回は参加資格が高校生以上・茶帯以上ということもあり、大人中心の研修会ではありましたが、高槻・茨木から37名の拳士が集まり、和気藹々とした雰囲気の中で研修が進んでいきました。
具体的にどんな研修をしたのか、ということについてはあえて触れませんが、僕個人の感想としては、
あー、うん、こんな感じで20年以上習ってきた(笑)
という感じでした。
田邊先生に何を教わったのか、全て思い出してみろ、と自問してみると、断片的に教わったことを、道場の様子も含めて思い出すことは出来るんですが、やっぱり茶帯の頃、初段の頃とかになってくると、本当に昔の話なので、あまり正確には思い出せなかったりするんですよね。
だけど、こうしてもう一度田邊先生が前に立って指導している姿を見ると、確かに同じ事を昔教わったなぁと、思い出すことが出来る。
色々昔の事を思い出すと同時に、今自分が教えている内容に間違いがないかどうかも振り返って確認することが出来たのが、僕にとって今回の研修会でとても意義がありました(^^)
記録した映像を見直してみて、改めて思うのは、教え方・話し方がどこか似てるなぁと。
そりゃそうだ、20年以上田邊先生だけを師匠として教わってきたんだから(笑)
守・破・離、なんという事を学科の時間でお話ししますよね。
まず自分の師匠の通りに学び、そこから自分に合った技術へと変化していく、っていうお話として。
僕にとっての「守」というのは、田邊先生の技術・考え方そのもので、その後この10年ぐらいで新しく他の先生達の技術が色々とごちゃ混ぜになって、その中から僕の好きな形というか、僕の体格や考え方に合った技術・理論が、今高槻道院にいる新しい拳士の方達に伝えられていく。
田邊先生自身も、「守」となった先生は奥村正千代先生ですが、本山で山門衆として修行を積んでいるときに、三崎敏夫先生や中野益臣先生から技術の手ほどきを受け、思想については開祖自身から教えを受けた、と今回の研修会でおっしゃっていました。
田邊先生が教えてくれたことと、僕が今伝えて行っていることは、必ずしも100%同じという事ではないと思う。
だけれども、今回の研修会を振り返ってみて、技術にしても学科にしても、そう大きく外れた事は教えていないと、自分自身で再確認できた。
来年以降もまた、同じような形で田邊先生をお招きして研修会をやりたいと、小教区長である中野先生が言っていたので、来年も開催されるといいな(^^)
なんとなく中野先生(笑)
(北野)