■修練レポ■ 2013年7月度合格証書授与式
先週末に台風が大阪を直撃して、久しぶりの台風らしい台風が来たって感じでしたが、皆さんはおうちのほうは大丈夫だったでしょうか?
うちは大丈夫だったんですが、うちのお向かいさんの雨樋が壊れて玄関に落ちていたり、近所のパーキングにその近所から飛んできただろう、カーポートの屋根が散乱していたりと、なかなかの被害が出ていたようです( ̄▽ ̄;)
でも! 台風が去ってからは、本当に気持ちのいい秋晴れが続いており、窓の外から幼稚園の運動会の様子が聞こえてきたりします(^o^)
さて、本題。
遅くなりましたが、やっと7月受験分の拳士の写真が揃いましたので、7月度合格証書授与式について書きます(=゚ω゚)ノ
今回昇級試験に合格したのは、少年部から3級に合格したアヤネ、4級に合格したカズシ、カズマ、5級に合格したタマミ、一般部からは1級に合格したオオゾラ、5級に合格したタツオさん、6級に合格したトモヒロの7名です(^^)
今回の昇級試験で印象に残ったのは、やはり少年部のアヤネの昇級試験でしょうか(^^)
皆さんの前でもお話ししたように、今回アヤネは昇級試験の考試員の先生から、大変褒められました。
その内容も、僕の代に変わってから今まで何十人と昇級試験を受験してきた拳士がいましたが、その中で一番のお褒めの言葉だったと思います(^o^)
彼女は一つ前の試験では、もう一度頑張って来たら、さらによくなるのでもう一度頑張っておいで、と言われて、昇級試験を再チャレンジすることになりました。
ちょうど市民大会のための修練などもあり、茶帯として他の子達とは違う修練もしていた時期でもありました。
その茶帯の修練の時、一部の茶帯くんたちは大阪府民大会に出場すると言うこともあって、一般部の拳士から特別な指導を受けていました。
アヤネは大阪府民大会には出場しませんでしたが、彼らと一緒に、いつもとは違う少しレベルを上げた修練に取り組み、自分に何が足りないのか、自分がどうすればいいのかを一生懸命自分自身で考えて努力した成果が、今回の最上級のお褒めの言葉につながったんだと思います(^^)
昇級試験を、ただ何となくこなしていくだけだと、こういう結果になることはなく、自分自身もこなした感はあっても、上達した感がなかなか得られないと思います。
毎回昇級試験が終わるたびに、みんなの前で僕は同じ質問を合格者の皆さんに問いかけています。
「自分の中で何か変わったこと、成長したことはありますか?」
と。
成長は、自分自身の実感が伴って、初めて本物になる。
自分自身の言葉で、「ここが変わったと」と自信をもって言える時に、それが成長の証となります。
さらにこの成長は、他の人からの評価でもって、本当の自信へとつながり、一生忘れることのない、そして誰からも奪われることのない、心の強さへとつながっていいきます(^^)
少林寺拳法を続けることの意義は、誰にも負けない強い自分を作ること。
くじけそうになろうとも、怒られようとも、それでもなお、自分は頑張れば出来るんだ、という事を心の底から信じること。
自分自身では自分を信じ切れないときは、周りがサポートしてあげること。
同じ少林寺拳法を修行する同志や、学校やその他友達、そして、一番は家族が応援してあげること。
皆さん一人一人の力添えが、一人の心を大きく成長させる事につながると思って、是非これからもみんなが協力し合って、少林寺拳法の修行を続けていってもらえればと思います(^o^)
(北野)