■修練レポ■ 11月度少林寺拳法教室お疲れ様!
11/9は高槻市少林寺拳法連盟が主催する、少林寺拳法教室の開催日でした(^_^)
天気は結構微妙な感じで、雨が若干降っていましたが、昇級試験を受ける拳士と、教室に参加する拳士が、芝生町の総合体育館に集まって修練に励んでいました。
今回も高槻市の広報を見て体験に来られた方が六名ほどおられ、初めて体験した少林寺拳法を楽しんでおられました(^O^)
先月も同じぐらい一般の方が参加なさっていたので、高槻市の広報が冊子に変わった効果というのは、結構あるみたいですねぇ。
日曜日の教室の担当は中野先生だったんですが、今回は大阪高槻道院から昇級試験を受ける拳士が非常に多かったため、試験官の先生が足りず、急遽僕が教室を担当しました。
逆小手をやって欲しい、というリクエストがあったので逆小手の基本的な動作、技の理論なんかを分解しながら説明していったんですが、あれですね、そもそもどういう倒れ方をするのか、よくわかってない子がチラホラ。
倒れ方がわからないので、変な風に耐えちゃう。
耐えるから痛いままだし、技をかける方も、いつまでたっても上手くなった気がしない。
悪循環ですよね。
少林寺拳法の技術には、一つ一つ「何故倒れるのか?」「何故効果があるのか」といった理論があります。
その理論から外れて、適当に修練していても、上手くなるのにものすごく時間もかかるし、お互いに痛い思いもする。
場合によっては、怪我もしますよね。
だから、いつも道場の中では口を酸っぱくして、「てきとーにやるな! 一つ一つ丁寧にしろ!」と言ってますよね。
少林寺拳法の修練は、「出来た!」を体験し、達成感を繰り返す事で、高みに登っていくという仕組みがあるわけですが、「出来た!」を体験するためには、人の話をちゃんと聞いて、実行するという行動が必要。
言い換えれば、少林寺拳法の修練を繰り返しやって、技が上手になるという事は、同時に人の話をちゃんと聞いて、正確に理解し、行動に移す事が出来るようになる、という事。
ただ単に、技をなぞって、なんとなく出来ている風になることとは、全然違うんですね。
今回昇級試験を受けた子たちも、色々と試験官の先生から注意を受け、その場で追試を受けた子もいれば、次の昇級試験を受験するための課題を与えられた子もいました。
言われた事をちゃんと聞いて、理解して、行動に移していけば、少林寺拳法の昇級試験なんていうのは、そんな難しいものでもないので、是非これからもあきらめる事なく、自分に出来る事をしっかりと取り組んでいってもらえればと思います(^_^)
(北野)