一事専修のススメ&パン作り
「一事専修」 という言葉があるのはご存じでしょうか。
この言葉は、先代の道院長の田邊先生が書いた本の中に出てくる言葉で、田邊先生の法話の中でも結構よく出てきた言葉でもある。
どういう意味かと言えば、簡単に言えば「何か一つは、自分の得意とするものを持つ」ということ。
この「得意とする」というのは、「このことだったら、コイツに聞けば一番分かる」と言われるなにか、だという。
田邊先生の法話で出て来た話で、本山に入りたい拳士が、本山での面接の時に、「趣味はなんですか?」と聞かれて、「少林寺拳法!」と応える人が結構いるとか。
いや、それはみんな知ってるから(笑)
田邊先生によく言われたのは、少林寺拳法の指導者は、趣味が少林寺拳法ではいけないということ。
さて、自分の事として振り返ってみたら、どうだろう。
少林寺拳法が趣味か、と聞かれると、道院長やってるぐらいなので、まぁそれなりに技術や思想、その周辺知識についてはそこそこ知っているつもりではいるけれども、「一事専修」のレベルかと問われると、そこまで「コレについては北野に聞けばいい」といわれるものはない気がする。
探求を続けていく意欲はあるので、機会があれば新しい知識を仕入れてはいるから、時間が経てば、今よりはもっと「一事専修」に近づいていくんじゃないかとは思う。
少林寺拳法以外はと言えば、ん-、まぁ、コンピューター関係の知識はそこそこある。
いわゆる理系のコンピューターの設計などをしている人らには、専門外なのでとても敵わないけれども、専門家が専門分野として取り組んでいる様な事以外の、コンピューターの分野についてなら、だいたいは分かる。
少なくとも、ごく一般の人からコンピューター関係の分野について質問されたぐらいであれば、ほぼ答えられるとは思う。
これは「一事専修」のレベルまで達しているんじゃないかと(笑)
田邊先生がなかなか厳しいのは、「一事専修」は、「仕事以外で」という条件をつけてたりする(笑)
むむむむ、仕事関連の分野除くとコンピューター関係はダメとなると、うーん…
子育て?(笑)
いや、これはもっと匠なイクメンがいるやろしなぁ。
掃除?(笑)
これは、結構うるさいかも。
毎朝仕事行く前に、家中掃除して出たりするし(笑)
掃除用品好きですが、何か?( ̄∀ ̄)
経済分野?(笑)
これは結構知ってる(笑)
ほとんどこゆ話題で話が出来る相手がいないので、元銀行員の奥さん相手に話するぐらいですが、経済分野の話って、昨日と今日とでまるで状況が変わっている事が良くあるので、自分に被害が被らない限りでは、結構面白いし、興味が尽きないですよね。
あとはなんだろう、
カメラ?
まぁ、これも20年ぐらい取り組んでいる分野なので、結構詳しい。
昔はフィルムの一眼レフでよく写真撮ってましたしね。
そうそう、最近ちょっと凝ってるのが、パン作り!
パン作りに凝り出したきっかけは、ピザを家で作って焼いたところから。
去年、ピザ屋に取りに行ったらもう一枚タダみたいなクーポンをよく見かけたんですが、実際自前で作ったらどれだけ安く出来るのさ?っていう動機から、ピザ生地を自分で作って、具材てんこ盛りで焼いてみたのがきっかけ。
ピザがうまくいったので、んじゃあ次は山型食パンを(=゚ω゚)ノ
という事で、1.5斤用の金型買ってきてレーズンパンを焼き、それが結構美味しく出来たので、調子に乗って追加で2斤用の金型買ってきて焼きまくり(笑)
一回にかかる手間は同じという理屈で、一回に3.5斤焼いて、冷凍庫が泣きそうな事になるのは内緒の話しで(-人-)シーッ
食パン作りに味を占めたら、今度は総菜パンを作ってみたくなる衝動に駆られ、ブックオフでパン作りの本を100円で買ってきて、あれこれ作ってみる(笑)
ええ、クリームパンがなんであんな形してるのか、作ってみてよく分かった(笑)
あと、中に入れる具材の油切りをしっかりしないと、タネが溶けるのもよく分かった(笑)
ウィンナーロール、普通のシャウ●ッセンを使うと、短すぎてロール出来ないのもよく分かった(笑)
最近気がついたんですが、パンの最後の焼きをヘルシオのウォーターオーブンで焼いてたんですよね。
ウォーターオーブンで焼くと、焼き目があんま出来ないというか、白っぽくなるというか。
原理考えたら、当たり前なんですけどねっ( ̄▽ ̄;)
↑
結構な回数焼くまで気がつかなかったヤツ
そうそう、こないだ神戸の東急ハンズでコルネ(中にチョコとかはいってる、ロール状のパン)を作るための、金型が売ってたんですよっ!
あと、くっつかない麺棒と!(くっつかないパンマットはハルカスで調達済(* ̄∇ ̄)フフフ)
もうね、興奮しまくり(◎-◎)ハァハァ
ヘルシオで焼くパンがそこそこ作り方が分かってきたところで、100円パン本に載っていたドーナツに興味がわき、唐突にドーナツ作りをやってみた(=゚ω゚)ノ
一次発酵が終わって、形成した時は、「こんな小さなドーナツって…蕎麦ぼうろうやん( ̄▽ ̄;)」と思ってたんですが、二次発酵が終わってみてみたら、ちょーーー膨らんでやんの(笑)
発酵しすぎて、触るとつぶれる&ひっつく、という状態になったので、揚げる時は敷いてあるクッキングペーパーを切って、紙ごと鍋の中へ(奥さんのアイデア)
鍋の中であがり始めると、またちょっと膨らむんですね、ドーナッツって…(◎-◎)ハァハァ
揚げ終わったドーナツを見てみると、油の境目のところだけ白く色が残る。
あぁ、ミスタードー●ツのハニーディッ●は、こうやって出来てるのかと(笑)
あと、100円パン本は二種類買ってて、娘がもう一冊の本を持ってきて、こっちのドーナツ作れというので、別の日に作ってみた(=゚ω゚)ノ
こちらは形成するときに結んで花型にするんですが、最初意味が分からなくて、一回だけ結んで丸めたら、
「それしめ縄だから」
と( ̄▽ ̄;)
奥さんのレクチャーを受けて、なんとか花型に整えて、揚げ揚げ(* ̄∇ ̄)ふふーん♪
黒いのは焦げたんじゃないですよ、奥さんがチョコ作りに使っていた高級ココアパウダーを拝借して、まぶったもの。
まぁ、高級ココアパウダーなので、甘くなかったんですけどねっw
手前のはきな粉。いつのきな粉がわからないですが、引き出しの奥に眠ってたのをw
揚げパン系に目覚めたので、平日の21時過ぎに、いきなりサータアンダギーを作ってみたりした(笑)
発酵がいらなかったので、お夜食時間に十分間に合うんですが、まさかこんなに量が出来るとは( ̄▽ ̄;)
写真のサータアンダギー、あんま大きくないとお思いでしょうが、重いんですよん、一個が(-“-;)
えっ、なに?
一事専修の話しをしたかったんじゃなくて、パン作りの話しをしたかっただけじゃないかって?
いいんですっ、「少林寺拳法」と「仕事関係の分野」以外の、趣味の話しなんだからっw
みなさんも、「少林寺拳法」以外の趣味を見つけて、「このことだったら、コイツに聞けば一番分かる」というぐらいの境地を目指しましょう(=゚ω゚)ノ
(北野)