大阪で少林寺拳法 〜 金剛禅総本山少林寺 大阪高槻道院

■修練レポ■ 2016年7月度合格証書授与式

Posted on 2016年09月09日


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ようやく朝晩の気温が下がってきて、真夏の雰囲気から、徐々に秋めいてきている感じがしますねぇ(^^)

九月に入ってすぐに、大阪白鷺道院の四十周年記念祝賀会があったので参加してきたのですが、来賓に金剛禅の大澤代表もや衆議院議員なんかも来ていて、大変立派な式典でした。

大阪白鷺道院が何かわからない拳士もおられるかも知れませんが、大阪白鷺道院は五月の小教区の研修会で講師をして頂いた佐々木先生の道院で、大阪の堺方面にあります。

佐々木先生は開祖みたいな髭のイメージしかなかったんですが、若い頃の演武をしている映像では、まだ髭もなくてイメージも全然違うのに驚きました。

今髭がなくなったら、誰かわからないかも知れませんね(笑)

 

さて、今日の本題は2016年7月度合格証書授与式についてです(=゚ω゚)ノ

六月の昇級試験は市民大会と重なっていたため、七月に先送りした拳士が多かったのもあって、この月の昇級試験受験者は大変多くなりました。

今回合格証書を授与されたのは、一般から6級に合格したナオヒロさん、少年部から1級に合格したユキヤ、アツキ、2級に合格したソナ、ナイト、ユウト、コウキ、ユイ、カノン、3級に合格したカイト、イリヤ、4級に合格したミオの12名。

多いですね(笑)

 

今少年部の2/3ぐらいが茶帯以上になってきており、自分たちで学ぶべきところを自分たちで考え、自主的に取り組んでいる子が増えてきました。

今回昇級試験に臨んだメンバーも、そんな茶帯達のメンバーの子達で、市民大会のあたりから、ずっと一緒に修練する機会が増えたと言うこともあり、とてもまとまっている感じがしますね(^o^)

少林寺拳法の昇級試験は、小さい部分で言えば個人の成長を、自分で確認していく作業、という事になりますが、大きな部分で言えば、昇級試験を受けるまでに、いかに人との関わり合いを通じて、主体性や自主性を養っていくか、という事が重要になると思うんですね。

特に同時に昇級試験を受ける人数が多くなればなるほど、ひたすら真面目に取り組む拳士、ちょっと遊びながら取り組む拳士、すぐに上手に出来る拳士、じっくりと何度も繰り返してできるようになる拳士と、様々な個性が混在し、自分の思い通りには修練が出来ないことも多々ありますよね。

だからこそ、どうすれば皆がバランス良く、お互いに協力し合いながら目的を達成できるのか、という事をそれぞれが考える必要も出てきますし、時には修練スタイルが合わなくてぶつかることもあります。

でも、少林寺拳法の良いところは、ぶつかっていきながらも、どこかで相手のことを信じて、次は上手くつきあっていこう、という風土があるのか、大会とか昇級試験を一つ乗り越えれば、今まで以上にお互いの個性をわかり合ってる関係になっていたりします。

大会での得点を競い、順位で道場の中の上限関係が作られる他武道・スポーツとは、ずいぶん違う環境かも知れませんね(^^)

 

今回一般から昇級試験に臨んだナオヒロさんは、なかなかお仕事などでなかなか続けての参座が難しい中、少林寺拳法を始めた以上は、少しでも自分を変えたい、という強いお気持ちをもって日々の修練に参加され、今回無事合格となりました(^o^)

働き盛りの社会人で入門し、そこから道場に通い、たくさんの用語や技術を覚えながら最初の昇級試験に臨むというのは、大変な事だと思います。

だからこそ、今回の昇級試験に合格されたということは、ナオヒロさんにとって、一つ成長した大きな証になったんじゃないかと思います。

少林寺拳法の修行はまだまだこれからですが、一歩ずつ、ご自分のペースで前に進んでいって頂ければと思います(-人-)合掌

 

(北野)