■修練レポ■ 2020年10月度入門式&達磨祭
最近仕事関係がちょっと忙しい事が続いていて、道院ブログの記事を書くのが遅くなっていますが、やっと少し落ち着いてきた感じなので、先日執り行った2020年10月度 入門式と達磨祭についてのご報告をします(=゚ω゚)ノ
本来なら五月に開祖忌法要と2020年5月度入門式を執り行うのが例年の行事なのですが、今年は新型コロナウィルスの感染拡大により五月は修練そのものがなかったため、今回の2020年10月度入門式と達磨祭が今年二回目の行事となりました。
コロナ禍の中での行事と言うで全員マスク姿での行事となり、密な状況で入門式から達磨祭終了まで参列してもうらうのもアレなので、入門式は入門式対象の拳士に早いめに来てもらって少年部の時間帯に手短に済ませ、達磨祭の方は一般の拳士と一部の少年拳士のみ参列しての実施となりました。
今回の入門式の対象者は2~10月の間に入門した7名が対象で、中には半年以上前に入門された方がようやく入門式を執り行うことが出来た、という感じになりました(^^;
それでもコロナ禍の中、新しい仲間を大阪高槻道院に向かい入れることが出来、こうして少し状況が落ち着いてきたので、入門式を執り行うことが出来たのは良かったと思います(^^)
一番残念だったのは、何よりマスクをつけたままでの行事だったことですねぇ。
入門式って、入門したときに一度しか主役になることは無いわけですから、顔が半分隠れた状態で記録に残るというのは申し訳ない気がしました( ´・ω・)
とはいえコロナ禍があろうとなかろうと、入門式で新入門の皆さんにお話しすることは、いつもと同じように「少林寺拳法で一番難しいことは何か」というテーマでの法話をしました。
今回の法話は、「何故道院長は、先生では無く導師と呼ぶのか」といったところから法話が始まったんですが、このあたりのお話しはいつもと違う切り口だったと思います(笑)
結構大事なことだと思うんですよね、このことって。
導師と呼ぶ理由を理解すると、金剛禅に入門するというのは、単に突いたり蹴ったりするのが早いだの強いだの、そういったことを学ぶために入門するわけではないんだな、という事が少し分かって頂けるんじゃないでしょうか(^o^)
入門式が終わった後続けて執り行った達磨祭の法話でも、話の始まりは達磨大師についてのエピソードから始まりましたが、最終的には入門式でお話しをした「道」につながる話になっていたと思います。
入門式の法話と達磨祭の法話が全然繋がってないと、そもそも何のために達磨祭をやってるんだって事にもなりますしね(笑)
■ 2020年10月度 允可状授与式 ■
達磨祭の法話が終わったところで、一般拳士の允可状授与式を執り行いました(^^)
今回允可状を授与されたのは、中拳士三段に合格したアラタ。
同じ時期に准拳士初段に合格した少年部拳士の允可状授与式のご報告もありますが、撮影した日にちが別の日なので、少年部の拳士のご報告はまた後日させて頂きます(-人-)合掌
アラタの昇段試験は、感染症対策を強化した時期での昇段試験で、ペアとなる拳士もいなかったため一人での受験でしたが、他道院の拳士に混じってしっかりと学んだことをやって見せ、ほとんど注意されることもなかったので安心して試験を受けている様子を見ていることが出来ました。
まあ、彼は学校でも道院でも本当に熱心に修練に励んでいるので、全く心配はしていませんでしたが、事前レポートがちゃんと問題を読んでいなくて追加で提出になったのは、今後の反省点としてちゃんと学んでおきましょう( ̄ω ̄)
■ 久々に一般の修練写真を載せてみる ■
全ての行事がそこそこ早い時間で終わったので、行事終了後は片付けをしてからいつものように一般の修練を行いました(^^)
普段であれば、鎮魂行や学科・法話が修練の合間に差し込まれるので、それなりに実技の時間は短くなりますが、この日は行事の方で両方終わっていたので、かなり長い時間技術修練をしていた気がします(笑)
時間に余裕があったので、普段あまりやらないような技術を皆さんに取り組んで貰ったんですが、ああいう修練をすると、少林寺拳法の技術は応用できる範囲が広いんだ、と感じてもらえたんじゃないでしょうか(^o^)
さて、次回の行事は1月の新春法会になりますが、今の雰囲気だと新型コロナウィルスの感染拡大がおさまってマスクなしでの行事…とは行かない気がしますが、道場の中だけで無く日頃の生活の中でも、マスク・手洗い・密を避けるはしっかり守って頂いて、次の行事の時も全員揃っての新年のお祝いが出来る事を楽しみにしています(-人-)合掌
(北野)