■修練レポ■ 2022年5月度入門式&開祖忌法要
五月に入ってから急に暑くなったかと思えば、長袖が必要なぐらい夜冷え込む日があったりと、体調を崩しそうな日がちょいちょいありますねぇ(-ω-;)
うちの子供ら二人も、喉痛い!熱出た!すぐに回復した!という感じで、夏風邪なんだかなんなんだかという感じの体調ですが、念のため自宅で新型コロナウィルスの抗原検査をしても特に何も出ないので、やっぱり普通の夏風邪かと(笑)
コロナ前であればこゆ時はすぐに病院に連れて行けたんですが、今は熱が出た→まずは様子見しましょう、か、陰性かどうか確認してから来院してください、なんて言われちゃうので、なかなか気軽に診察してもらうわけにもいかないのが…(-“-;)
さて、そんな我が家の風邪ひきさん達の話はこれぐらいにして、先週の日曜日に執り行った2022年5月度の入門式と開祖忌法要のご報告をさせていただきます(^^)
■ 2022年 5月度入門式 ■
今年の四月から大阪高槻道院では日曜日にも施設を変えて修練を行っているんですが、日曜日という曜日が特殊なのもあって、この日しか修練に来ることが出来ないという拳士も何人かいます。
新しく入門した拳士の中にも日曜日しか修練に参加出来ない拳士がいたため、今回の行事は日曜日の修練場所にて執り行いました(^^)
月金の修練に参加している子はこちらには来たことがない子も沢山いるんですが、「今回入門式をするので、是非仲間は他にも沢山いるんだよ!ってのを日曜日の拳士達にも知ってもらうためにも、出来るだけ参加してくださいねっ」、て声かけしたら、少年部や一般から沢山の拳士が集まってくれました(^o^)
嬉しいですよね、こうやってこの行事のためにわざわざ日曜日の予定を合わせて来てくれるのは。
こういう横のつながり、何かあったら少林寺拳法の拳士は集まって協力し合える、こういう人間関係を築いていけるのが、少林寺拳法のよいところだと思いますヽ(゜▽、゜)ノ♪
今回入門式の対象となったのは4名で、1月の新春法会の時に入門式を執り行わなかった関係で入門からだいぶ経ってからの入門式となった拳士もいましたが、新型コロナウィルスがまだまだ収まりを見せないなかでも、こうやって無事行事を執り行えたのはよかったと思います。
入門式の導師法話は毎回同じ「少林寺拳法で一番難しいことは何か?」というテーマでのお話になるんですが、今回は新入門した一般拳士が2名に、日曜日の修練が始まったことで、辞めるか辞めないか悩んでいた中学生拳士が、諦めることなく修練を継続してくれている拳士などもいたので、いつもよりグッと身近に感じられる「続けることの難しさ+少林寺拳法が結果を求められるスポーツとは違う」という法話になったのではないでしょうか(^^)
■ 2021年 開祖忌法要 ■
入門式が終わった後は、時間が少年部終了の時刻だったので少年部拳士達は御供えのお土産をもらって退出してもらい、引き続き開祖忌法要を執り行いました(^^)
今回の開祖忌法要は中学生達が多く残ってくれたので、中学生達に向けての開祖忌の法話となりました。
開祖忌の法話で話すことは、開祖が何故金剛禅を作り、少林寺拳法の拳技と教えを伝えようとしたのか?という話をするわけですが、その前提として第二次世界大戦の戦争経験がありますよね。
今、日本は直接の戦闘の当事者ではありませんが、今日この時点においてもウクライナでは本当の戦争が行われています。
第二次世界大戦と違うのは、高度に発達した情報伝達技術により、日本にいながら現地の悲惨な状況を映像として見ることも出来るため、この戦争の行方やその中で起きている出来事は、開祖が第二次世界大戦中に経験したことと、何ら変わりは無いということを知ることが出来ます。
そことを踏まえ、開祖が戦争経験を元に作った金剛禅と、これからの金剛禅教団のあり方、少林寺拳法の修練を通じて学ぶべき事、「与えられた正義を盲目的に守ることではなく、正しい正義感を養い、自分で考えて行動できる人間になること」についての法話をしました。
ウクライナ戦争がこれからどのような方向に進んでいくのか、様々なシナリオがマスコミを通じて報道されていますが、世界が大きく分断されることがないことを祈りたいですね(-人-)合掌
■ おみやげをもらう子供達 ■
いつまでも争いごとや大きな災害もなく、子供達の幸せそうな姿を見届けられる日が続くといいですね(^^)
(北野)