■修練レポ■ 2023年 10月度入門式&達磨祭
のーどーがー痛ーい( ̄▽ ̄;)
久々にこんだけヒリヒリする喉の痛みが出ましたが、金・日と道院の修練が続くと、ずーっとしゃべりっぱなしなので、喉を痛めることもあるかという感じですね(-“-;)
熱は出ていないので、インフルエンザとかではない感じですが、声がれが酷いのなんの(*_*)
とはいえ本日は少年部に一年生の子が体験に来てくれるということなので、頑張って修練には行きます!
さて、もんんのすごくご報告が遅れましたが、10/20(金)に新しい専有道場で、2023年10月度入門式と達磨祭の行事を執り行いました。
今までの専有道場は広さと場所の問題もあって、なかなか少年部・一般の拳士が揃って専有道場で行事を執り行うというのは難しかったですが、新しく移転した専有道場は、修練もそこで行うことを目的に作り上げた専有道場なので、儀式行事も全てここで完結することが出来るようになりました(^^)
祭壇の向きが室内の中央を向いているので、並べた椅子の形が扇形というちょっと変わった感じになっていますが、これも回数を重ねて色々試行錯誤をして使いやすい配置を考えていきたいですね(^_-)-☆
10月の行事のご報告が今になったのは、僕自身がおっそろしく忙しい状況に今おかれていて、優先しなきゃいけない課題がてんこ盛りになっていたからですね。
大阪高槻道院の拳士にはそのあたりの事情はなんとなく伝わっているかと思いますが、ようやく一つのめどがついて、ちょっとずつ道院活動を報告できる時間も取れるようになってきたので、遅ればせながらではありますが、10月の行事についてご報告ブログをアップしました(^o^)
■ 2023年 10月度入門式 ■
最初にご報告するのは2023年 10月度入門式についてになります。
今回は10月に入門した少年部拳士を対象とした入門式で、この日はまだ道衣が手元に届いていなかったので、僕の娘の道衣を使って入門者代表の誓願文奉読を頑張ってくれました(^^)
最近学校帰りに直接道院に来てくれる拳士も多く、道衣が手元に無いっ!って事もちょくちょくあるんですよねぇ。
こういう事がたびたびあるなら、道場に貸し出し道衣を用意しといた方がいいのかな?とちょっと思いました。
特に新入門の拳士が、年三回の行事直前に入られたときなどは、道衣が間に合わないこともありますしね。
誓願文奉読を聞いていて感じたことは、声がとても良い(^^)
アナウンサーみたいな聞き取りやすい発音と声だったので、市民大会の司会補助なんかも出来るんじゃないかと思いました。
今回入門者代表を頑張ってくれた拳士は、高学年ということもあり、難しい漢字や言い回しの多い誓願文でも、しっかりと読み上げてくれました(^o^)
入門式の導師法話は毎回同じテーマの「少林寺拳法で一番難しいことは何か?」というお話をするんですが、何せ入門して数回目の時に執り行った入門式だったので、入門者本人に投げかける質問にしては回答に困る中身だと思ったので、法話の主題は変わりませんが、今回は拳士全体に問いかけるという感じで法話を進め、続けることの意義、環境に流されない強い意志を持つこと、中学生になっても続けている拳士が多いこと、などをお話ししました。
■ 2023年 達磨祭 ■
入門式が終わった後は、少年部拳士の一部は帰る時間だったためそっと退出してもらい、引き続き達磨祭を執り行いました。
達磨祭と言えば祖師達磨大師についてのお話をする行事になりますが、今までの行事の際に用いていた達磨大師像は、持ち運びしやすいよう実は一回り小さい達磨大師だったんですが、今回から専有道場での行事と言うこともあり、本来の五具足の達磨大師を前に、行事を執り行いました。
と同時に、新しい専有道場での活動を開始して間もない時期での行事でもあったので、五具足の後ろに掛けている二つの盾卍についてのお話もしました。
後ろに飾っている盾卍は、表と裏の二種類の卍を用いており、この並びは金剛禅総本山少林寺の本堂に掛けられているカーテンにも用いられています。
本部道院の礼拝施設にも、同じペア卍が使われているので、ある意味力と愛の調和を目指す金剛禅教団の活動拠点には、本来であれば必須なのかも知れません。
色や大きさなどは、それぞれの専有道場の環境に合わせないといけませんが、大阪高槻道院の新しい専有道場は礼拝施設の壁面一面を使い、禅宗らしいシンプルな装いにするため、こういったデザインの祭壇をつくりました。
達磨祭の時の話ではありませんが、新しい専有道場で活動を始める直前に、高校入試があるという子で休眠した中学生が何人かいたんですが、専有道場での活動を開始した初日に、わざわざ道場を見に来てくれたんですね。
そのときこの祭壇を目にした後、すぐに祭壇の目の前に立って礼拝をしてくれたのは、少し嬉しかったですねぇ(^o^)
祭壇がより祭壇らしい装いをしているのは、日本人が本能的に持つふんわりとした宗教観に訴えかける何かがあるのかも知れませんね。
さて、今回は10月の行事のご報告となりましたが、今年も残すところあと三週間!
来年1/5(金)の稽古始めの日は、大阪高槻道院の新春法会を執り行う日でもあります。
今年から9年ほど途絶えていたお正月のふるまいぜんざいを用意して、少年部の拳士はご家族の方もご招待して、専有道場らしい行事にしたいと思っています(^^)
まだ冬休みが終わっていないかと思いますので、是非1/5(金)は皆様揃ってご参加いただければ幸いです(-人-)合掌
(北野)