大阪で少林寺拳法 〜 金剛禅総本山少林寺 大阪高槻道院

■修練レポ■ 「ナンバ歩き」を身につけて、スポーツに強くなろう!

Posted on 2024年04月26日
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多くのスポーツで求められる「俊敏さ」は、ただ早く動けばいいっていうわけではありませんよね😊

走ることに特化したスポーツは、陸上競技の短距離走になりますが、短距離走で求められる俊敏さと、バスケットボールをするときに求められる俊敏さは全く違うものになります🤔

 

武道においても「俊敏さ」はとても重要ですが、武道は陸上競技のように全力で100m走るとか言う事はなく、自分と向かい合っている相手との間にあるスペースをどのように動いて、いかに相手の攻撃から身を守り、必要があれば反撃を行う、というものになります。

自分と相手との距離のことを、武道用語で「間合い」と言いますが、間合いは自分と相手の身長によって変わるので、必ずしも70cmです!1mです!と数字で表すことも出来ません。

この数字化できない常に変化する間合いを、時には距離を縮め、時には離れたりするわけですが、このときに武道で求められる「俊敏さ」が必要になります🤔

 

少林寺拳法では入門したばかりの小さな拳士も、拳歴うん十年というベテラン拳士も、等しく「運歩法」という技術を通じて、武道的な足の動かし方、身体の使い方を学びます。

動画でも紹介していますが、小さな子どもは前後に移動するだけでも、足がついてこなかったり、足がもつれたりします。

 

幼稚園や学校で学ぶ運動は、かけっこだったり、行進だったり、どちらかと言えば西洋式の身体の使い方ですが、日本の武道は「ナンバ」という特殊な動き方を身につけ、それをベースに様々技術を習得していきます。

この「ナンバ」の動きは、近代的なスポーツでも見直され、種目によってはナンバの動きを取り入れることで、成績が伸びたという報告もあったりします☺️

 

少林寺拳法は小さい頃から「ナンバ」の動きが身につくように、毎回の修練で繰り返し繰り返し修練を重ね、緑帯、茶帯と資格があがるにつれ、より「俊敏なナンバの動き」が出来るようになり、大人になる頃には、意識せずに足腰が勝手に動くぐらいにまで成長します😉

 

ナンバの動きを身につけることは、他のスポーツでもきっと役に立つ事もあると思います。

地味なトレーニングかも知れませんが、自分の身体を思ったように動かすためには、こういった基礎がとても大切ですね😉

 

【修練日】

月曜日/金曜日

18:30~19:30 (少年部)
19:30~22:00 (一般)

日曜日
09:30~11:30 (大人と合同)

【修練場所】
JR高槻駅から徒歩五分!

詳しくは👇
https://shorinji-takatsuki.jp/profile

 

(北野)