■修練レポ■ 空乱と法形は組み合わせて修練するのが良いですね
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昼間は暑いのに、夜になるとクーラーがめちゃくちゃ寒い😱
寒暖差が激しくなってくると、徐々に秋に近づいてきているのかなぁと思いますが、修練中もみんなが動いているときは暑いのに、鎮魂行や法話の時間になると寒い寒い😣
修練を頑張って風邪を引いたら意味がないので、皆さん体調管理は十分に気をつけてくださいね。
さて、今日のテーマは「空乱と法形」。
少林寺拳法の技術は、基本的な動きを学ぶ「基本」と、決められた攻撃に対して反撃を行う「法形」、基本や法形を自由に組み合わせて行う、「乱捕り」があります。
乱捕りをもう少しマイルドにしたのが運用法で、運用法は攻者守者の取り決めをしたり、攻撃する場所や手段を限定したりするので、法形よりは自由度がありますが、乱捕りほどはハードではないので、初心者の拳士でもある程度落ち着いて出来るメリットがありますね😊
ただ、防具を着けずに乱捕りを行うのを「空乱」と言いますが、空乱の修練を1分とか時間を切ってみんなにやってもらうと、法形の動きはどこに行った?と思うぐらい、基本の攻撃や防御だけで対応しているのをよく見かけます🤔
まあ激しく攻撃が飛んでくるので、いちいち法形の形を思い出して反撃をしていると間に合わないという理由もあるんでしょうが、法形を完全に無視して乱捕りばかりやると、何のために法形の修練をしているのさ?と言うことになるので、空乱と法形は組み合わせて修練をするのも大切ですね😉
少林寺拳法の法形は、「守主攻従」の思想を元に作られているので、多くの技が「受けてから反撃する」という形になっています。
ということは、空乱の最後に守り手になっている方が、極めの技として法形を用いることは可能なので、この日の修練は初段の子達に、「対天一」「逆天一」「払受地二」の三つの復習をしてもらい、後半に空乱→極めの技は指定した三技で返す、というのをやりました。
まー、出来ないのなんの🤣
この三つの法形は、守者は一字構になるだけなので簡単ですが、攻者は自分の攻撃が対構えで終わったのか、開構えで終わったのかを考えなきゃいけないし、間合いを詰め過ぎていたら払受地二は出来ないし、演武ではないので左右どちらで極めの技をやるか?というのも決まってない。
空乱をやっている最中にそれら全部考えて動かなきゃいけないので、動きがブチブチに切れたり、めちゃくちゃスピードが遅くなったりして、まだまだ課題の多い修練になりました🤔
でも、課題が多いことは良いことだと思います。
課題が多いからこそ、直すための努力する目標が明確になりますし、出来るようになった時に達成感を感じる機会が多くなりますしね😉
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大阪高槻道院
活動日のご案内
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【修練日】
月曜日/金曜日
18:30~19:30 (少年部)
19:30~22:00 (一般)
日曜日
09:30~11:30 (大人と合同)
【修練場所】
JR高槻駅から徒歩五分!
詳しくは👇
https://shorinji-takatsuki.jp/profile
(北野)