■修練レポ■ 防具を用いた修練で武の心と集中力を養う!
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少林寺拳法に限らず、突き蹴りを行う武道では身体を守るための防具を使用します。
防具は身体を守るための道具になりますが、同時に攻撃する側もキチンと相手の身体まで攻撃を届かせる必要があります。
防具を使った修練は少年部も一般も両方行いますが、子供達は道徳的に「人を叩いちゃいけない」と学ぶので、相手が防具を着けて身体を守っていると分かっていても、なかなか元気いっぱいに攻撃をするという事が出来ないのが実情ですね😵
「人を叩いちゃいけない」という道徳心を持つことは非常に大切ですが、反撃がやむを得ない状況下の時になったときに、自分の身を守ることが出来ないという事にも繋がるので、護身と道徳心の両立は本当に難しいと思います🤔
だからこそ、少林寺拳法の修練では相手を思いやりながら、お互いが協力し合って、防具を着けているときは、攻者も守者もしっかりと攻撃を行い、その上で身を守る事を学んでいきます。
相手の攻撃に合わせて防御し自由に反撃をする修練を、乱捕りや運用法と呼びますが、少林寺拳法の乱捕り稽古は、強さを競うために行うのではなく、相手が学んだ技術をいざというときにちゃんと使えるようになるために行います。
技術レベルが高い、段位が高い、経験が豊富な拳士は、まだまだ経験が浅い拳士のために、自分の身体を使って相手のレベルを上げる事に注力する。
経験が浅い拳士を一方的に攻撃するのではなく、何をどうすれば相手が自分と同じように動けるようになるか?を考えて、乱捕りや運用法をするわけですね😉
時には、動きがとても遅くなることもあります。
時には、攻撃した手を相手がちゃんと守るまで、手を引かずに置いておくこともあります。
実践的である前に、相手が成長するために必要な行動を取ることが、乱捕りや運用法にも大切な事だと思います😉
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大阪高槻道院
活動日のご案内
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【修練日】
月曜日/金曜日
18:30~19:30 (少年部)
19:30~22:00 (一般)
日曜日
09:30~11:30 (大人と合同)
【修練場所】
JR高槻駅から徒歩五分!
詳しくは👇
https://shorinji-takatsuki.jp/profile
(北野)