大阪で少林寺拳法 〜 金剛禅総本山少林寺 大阪高槻道院

■修練レポ■ 2019年 新春法会&各種表彰

Posted on 2019年01月22日
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去年のこの時期は、娘の小学校の入学説明会に参加したという記事を書いていたようですが、あれからもう一年が過ぎたんですねぇ。

保育園の時の一年よりも、小学校に入ってからの一年の方が早く過ぎ去っていく感じがしますね(・・)(。。)

 

さて、昨日は新春法会の開催日だったんですが、平成最後の新春法会でもあったんですよね。

昨日の新春法会にあわせて、2019年1月度 精勤賞授与式と、班長任命式なんかも行ったんですが、賞状に書いてある日付を読み上げたときに、改めて、平成最後の表彰なんだなぁと思いました(^^)

次回は5月の開祖忌法要の時にまた精勤賞授与式を執り行いますが、そのときは新しい年号での最初の精勤賞授与式だなぁと思うんでしょうね(笑)

 

さて、昨日の行事は精勤賞授与式 → 班長任命式 → 新春法会 → 各種表彰という流れで執り行われました。

順番は入れ替わりますが、まずは新春法会からご報告します(=゚ω゚)ノ

 

毎年新春法会の道院長法話は仏教と干支にまつわるお話をするんですが、猪がテーマになっている仏教説話というのがあまりないようで、結構話のネタに困りました(笑)

仏教と猪で調べたところ、摩利支天の話が色々出てきたので、昨日は摩利支天の話を絡めつつ、猪と、猪に関する言葉を題材に、みなさん一人一人が今年一年の目標をしっかりをたてて、一生懸命その目標に向かって頑張って下さいね、という感じのくくりで法話を締めくくりました。

で、干支の話などなどが終わったところで、話題を変えて、今年は大阪高槻道院の道院長が交代になって、10年になるという話をしました。

僕自身は10年という数字にはあんまりこだわりも思い入れもありませんが、この10年間、大阪高槻道院を支えてきたのは、道院長ではなく拳士のみなさんであることに感謝の言葉を述べさせていただきました(^^)

新春法会の道院長法話では話しませんでしたが、新春法会が終わった後の一般の修練の時の法話では(二回法話やったんかい、という感じですが(笑))、僕がどういう気持ちや考えで道院長をやっているのか、道院長という立場はどういうものか、という僕自身の考えなんかをお話ししました。

 

新春法会で話していない、一般で話した内容をかいつまんで書いてみると、

 

・僕は、「少林寺拳法を教えている」のではなく、「少林寺拳法を学びに来ている拳士の手助けをしている」という事。

・道院は道院長の物ではなく、拳士が集まっている場であること。

・拳士が何かを学びたいと思って集まってくれているから、その手助けをするために道院長をやっているんだ、ということ。

 

という感じでしょうか。

なのでみなさんが一生懸命頑張って何かを学ぼうと努力してくれているから、僕が道院長をやっている大阪高槻道院が成り立つわけですね。

当然、道院長が変われば、道院に対する考え方も変わるでしょうし、拳士に対する考え方も変わると思います。

僕は「拳士のみなさんの活動を手助けをする立場」だ、という考えがあるので、少林寺拳法教室の時も着替えも一般拳士と同じところでしますし、拳士に何もかも丸投げして、自分は椅子に座って何もしない、という事はしないですね。

ようするに、道院長は別格という意識はなくて、道院長といえども、一拳士に過ぎないな、というわけです。

 

こんな考えで10年道院を運営してきて、幸い、今でも、「何かを学びたいと思って一生懸命頑張ってきてくれている拳士達」に恵まれていることに、感謝することが出来た昨日の行事は、とても素晴らしい一日だったと思います(^o^)

これからも、こういった拳士の皆様に恵まれることが出来るのであれば、こんな幸せなことはないですよね(・・)(。。)

 

仏教では三年が一つのくくりで、三年が三回回った九年を大関節年というそうです。

大関節年は昨年超えたので、次の大関節年を目指して、これからも頑張っていきたいともいますので、どうぞよろしくお願い致します(-人-)合掌

 

■2018年12月度 允可状授与、合格証書授与式■

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さて、話題は変わって新春法会の中で執り行った各種表彰のご報告をさせていただきます(=゚ω゚)ノ

今回の表彰は、少年から2018年12月に合格した初段二名、6級1名、8級2名の5名を表彰させていただきました(^^)

 

今回表彰されたのは、准拳士初段に合格したカイト、ソノコ、6級に合格したタイチロウ、8級に合格したアラタ、アツシの五名。

初段に合格した二人は、当初は2019年の春頃に試験受けられればいいかなぁと思っていたんですが、本人達の強い希望もあって、12月の受験となりました。

時期を早めると言うことは、それだけ短期間で実力をつけていかないといけないので、それはそれで大変だったかと思いますが、施設の予約の都合もあり修練日がかなり少なかった11月も、自宅学習などを頑張り、無事今回合格することが出来ました(^o^)

新しく初段になった二人は、4月以降は、卒業する現在六年生の黒帯の子達に変わって、班長として少年部を引っ張っていかなくちゃいけないので、色々大変かと思いますが、是非頑張っていって貰えればと思います(-人-)合掌

 

ちょっと長くなりましたので、精勤賞授与式と班長任命式についてのご報告は、次の記事で書きたいと思います!

 

(北野)