第25回 記事のタイトルは記事の「命」です!
さて、今回のお題は「タイトル」ということで、まずはタイトルが何かについてお話ししていこうかと思います。
タイトルというのは文字通り「表題」の事になるわけですが、ブログシステムを使う場合、一つ一つの記事には必ず「タイトル」を書きます。
この記事のタイトルは、「第25回 記事のタイトルは記事の「命」です!」
になります。
このタイトルはとても重要で、タイトルが無駄に長いとか、逆に短すぎたりすると、検索サイトのクローラーは記事の重要度を下げてしまいます。
クローラーはあくまでもコンピューター上で作動する「プログラム」でしかないので、クローラー自身は記事そのものの重要性なんていうのはわかりません。
例えば、
・大阪高槻道院の道院長が、宝くじで一億円当選!
・大阪高槻道院の道院長が、道ばたで1円拾った!
この二つの文章は、事件としてどちらが大きな話かと言えば、やっぱり一億円当選の方が大きい話になる。
でも、クローラーはこの二つの文章の意味を読んで理解するわけではないので、どちらの記事がより重要な事を書いているのかを、何らかの形で判断する基準を持つ必要があります。
それが、「キーワードの出現頻度」と「キーワードの位置」になります。
■キーワードの出現頻度とは■
キーワードの出現頻度とは、文字通り「タイトル」や「記事の本文」の中にどれだけ同じキーワードが含まれているのか、という事になるわけですが、ただやたらめったら同じキーワードを繰り返し使用すればいいというものでもありません。
例えば、
一億円当選!一億円当選!一億円当選!一億円当選!一億円当選!一億円当選!一億円当選!
と書いてあるタイトルや本文よりも、
一億円当選!喜びの声!
といったタイトルの方が、検索の上位に表示されます。
また、
大阪高槻道院の道院長が、九州に旅行した時に買った宝くじで一億円当選!
と書くよりも、
一億円当選に喜ぶ道院長
と書いた方が検索の上位に表示されます。
上の二文の違いは、「タイトルの文字の長さに対する、キーワードの含有量」が関係しており、例えば5文字のキーワードを強調したいときに、タイトルが80文字のものよりも40文字の方がキーワードの含有量が二倍ある、と考えてもらえれば、わかりやすいかと思います。
この「キーワードの出現頻度」というのは、先生方がサイトを作る際に「どのようなキーワードで検索したらでてきて欲しいのか」という事に非常に関係があり、「高槻 少林寺拳法」というキーワードでヒットして欲しいときには、出来るだけ記事の本文とタイトルに「高槻」と「少林寺拳法」というのが含まれている方が、良いと言うことになります。
ですが、記事のタイトルに「高槻 少林寺拳法 第25回 記事のタイトルは記事の「命」です!」とか書くのは変ですよね。
そこで、テクニックとして、下記の画像のように、サイトヘッダーに繰り返し表示したいキーワードを含め、どの記事を開いても、ブラウザーのタイトルバーに記事のタイトルと一緒に表示させる、という方法をとることで、記事のタイトルは普通の文章で済ませることが出来るようになります。
記事の本文についても、「宝くじで一億円が当選した」ということを伝えたいのであれば、「宝くじ」「一億円」というキーワードが多く含まれている方が良いわけですが、クローラーも馬鹿ではないので、本文の文章に整合性がとれる形でキーワードが含まれていない場合には、「検索サイト対策をわざとしている」と判断して、検索のランクを下げます。
本文の文章との整合性というのは、本文を読んでみたらキーワードの出現頻度は高いけれども、前後の言葉や文章とつながりが薄い場合に、整合性がとれていないと判断するという事になります。
このあたりはとても微妙な話になりますが、普通に関係のある文章を書いている中で、強調したいキーワードが多く含まれている記事であれば、特に気にする必要は無いかと思います(=゚ω゚)ノ
■キーワードの位置■
キーワードの位置とは、文字通りタイトルに含めるキーワードの表示位置についての話になります。例えば、
(A) 一億円に当選した道院長
(B) 道院長が一億円に当選
という文章は、意味は同じですが、一億円を強調したい場合には、(A)の様により前の方に強調したいキーワードを書く方が、クローラーは重要なキーワードとして認識してくれる、という事になります。
キーワードの出現頻度でも書いたことですが、タイトルを考える際にはキーワードを含めた全文が長すぎず、かつ、キーワードにしたい言葉は前方に置く、ということで検索サイトのクローラーにアピールできる、と考えていただければ大丈夫です(=゚ω゚)ノ
■新規ユーザーは「タイトル」だけで飛んでくる■
さて、「キーワードの出現頻度」や「キーワードの位置」というのは、とても技術的なテクニックな話で、正直なところそこまで意識して記事を書く必要はないとは思うんです。
それよりも重要だと僕が思うのは、「記事のタイトル」というのは、東スポや大スポみたいなスポーツ誌の「見出し」と同じで、90%以上のユーザーは、「記事のタイトル」だけを見て、本文を読みに来ます。
言い換えれば、どんなに本文に良いことが書いてあったとしても、「記事のタイトル」が「今日の俺」みたいなタイトルだと、ユーザーはクリックしません!
そうではなくて、記事の本文に興味を持ってもらえるようなタイトルをつけるのが、ユーザーを呼び込む重要課題で、
(A) 一億円当たりました
(B) 道院長がなんと1億円を…!?
(A)と(B)のタイトルでは、多分(B)の方がユーザーが読みに来ると思うんです。
もし、独り言のような道院長の書きたい放題コーナーを設ける際には、「新規ユーザー」を呼び込むためにも、「魅力的な記事タイトル」をつけるように心がけてください(=゚ω゚)ノ
一番ナンセンスな記事タイトルは、「2010年2月16日のブログ」、と書くパターンです。こんなタイトルつけるぐらいなら、本文の一行目をそのままタイトルにした方がマシだと思います。
「記事のタイトル」は、記事がたまってきたときに後から一覧で見るときにも非常に重要で、
ユーザーは、最初は検索して直接記事の本文に飛んできてくれますが、リピーターになった時や、作者の別の記事を読みたいときは、必ず一つ上のカテゴリーに戻り、記事の一覧を確認します。
つまり、後から見て、本文を読まなくても何が書いてあるか大体わかる記事のタイトルをつけておかないと、記事がたまってきたときに、リピーターを増やす事につながりません!
大阪高槻道院の「拳士の独り言」は、修練風景やレポートなどを紹介する記事の場合には、頭に「修練レポ」とつけて、言いたい放題コラムと見分けがつくようにしています。
記事のタイトルに記事のグループを示すようなキーワードを含めておく事で、サイトの右上に表示されている「サイト内検索」のところに「修練レポ」と入力して検索すると、「普段の稽古に関する記事」だけがずらずらずらと開いて表示してくれるようになります。
今はまだ「拳士の独り言」の一覧が一ページに収まっていますが、今のペースで三年も続けると、もはや三年前の記事を探し出すのは非常に困難になります。
そのときに、サイト内検索が威力を発揮するようになるので、「記事のタイトル」は将来を見据えた文章にすることをオススメします(=゚ω゚)ノ
次回は、第26回 ブログとTwitterを連動させてみよう!です!
前回は、第24回 記事を書いたらお知らせしよう!です!