■修練レポ■ 2011年1月少林寺拳法教室お疲れ様でした!
今日は本当に寒い中、これまた寒い体育館での少林寺拳法教室、本当にお疲れ様でした!
今日の教室のテーマは「護身術入門」ということで、そもそも護身ってなんだろう、というお話から、子供のための護身術と、大人のための護身術について、少林寺拳法の技術を「応用した」内容でやってみました。
端からみていると、少林寺拳法の法形と少し違うじゃないか!と思うかも知れませんが、今日のテーマは「少林寺拳法を応用した護身術」だったので、法形の形そのものではありませんでした。
だけれども、そのかわりに、子供が身を守るために実際に出来る事と、心構えは伝わったんじゃないかなぁと思います(^^)
前半にやった、「目を打ち払い、下段を蹴る」というのは、実際の法形の中でも十分使うことの出来る技術で、甲利・風市・血海の三つ急所を、上段攻撃で牽制したと同時に攻撃を行う、というのは、当て身の虚実に通じる連係攻撃になります。
下段への攻撃の時に大切なことは、実際に蹴る場所を見ないと言うこと。あくまでも相手の目を見たまま、素早く目打ちを行い、相手が体をのけぞったそのタイミングで、すかさず下段攻撃をする。
上段に意識を飛ばすから下段の攻撃が有効になるので、是非色々研究してみてください(=゚ω゚)ノ
教室の後半にやった、大人のための護身術入門では、まず最初に「相手を暴れさせない」というのが一番大切なポイントで、暴れそうな相手をぶん殴って静かにさせると言うことでは決してないですよね。
今日の教室でお話ししたように、暴れそうな相手をいさめるときに、単純に手を握ったのではダメ。
万が一相手が暴れたときに、即座に相手をねじ伏せられる握り方というのがあって、このポイントを外して見よう見まねで同じ事をやっても、実際に相手が暴れ出すと、逆に自分がこかされてしまいます。
大人のための護身術では、「自分の身を確実に守りつつ、相手を制する」というのが重要なので、今日やったように、まず横から肩を抱きながら相手の手を制し、気持ちを落ち着かせる。
それでもなお暴れるときは、後ろにねじ上げる、もしくは前にねじ倒し、相手の戦意を失わせる、という修練を日頃からやっておいて、いざというときに暴れさせないように頑張って行きましょう( ゚∀゚)o彡°
なんだかんだとあっという間の一時間で、一つ一つの護身術について十分な修練回数をすることが出来なかったと思いますが、今回は入門なので、また道場で修練してみたり、次の少林寺拳法教室などでさらに深めることが出来ればいいなぁと思っています(^^)
何はともあれ、寒い中、みなさん本当にお疲れ様でした!
次の大阪高槻道院の担当月は、5/29(日)です!
5月の教室の後、別枠で特別講師をお呼びして、少林寺拳法から少し離れた特別な講習会をやろうかなぁと計画中なので、一般部の拳士の方は是非この日の教室に参加できるよう、今から予定の調整のほどヨロシクお願い致します(-人-)
(北野)