大阪で少林寺拳法 〜 金剛禅総本山少林寺 大阪高槻道院

■修練レポ■ 合格証書授与&運用法研究&演武

Posted on 2011年02月05日


合格証書授与

昨日は寒さも少しマシで、日も落ちるのがだんだん遅くなってきているのか、夕方の五時半頃だと結構まだ明るい。

そういや、全然雨が降ってないなぁ(゚-゚)

 

さて本題。先月末の少林寺拳法教室の日に実施された7級と8級受験者の合格証書が届いたので、少年部の修練が始まる前にまずは合格証書授与を行いました(=゚ω゚)ノ

制度的には7級8級の試験は道院の中で行っても良いんですが、うちは試験は必ず外部の先生に見てもらう、という方針でやっているので、寒い中頑張って総合体育館まで来て受験をしてもらいました。

 

当日は大阪高槻道院が担当月の少林寺拳法教室も同時開催されていたので、実際にどんな試験をしてもらったのかわからなかったんですが、受験した本人達が曰くは、「優しい先生やった!」との事。

受け身もなーし、基本もほどほどーに、な感じで、拍子抜けしたとかしないとか。

事前に厳しくしてもらえるように言っときゃよかった(笑)


自分が試験をするときはどんな相手でも一通り全部やらせるので結構厳しい

 

まぁ、でも、8級を受験したヒカルは初めての昇級試験だったので、構えを間違えるなどなどが色々あったみたいですが、何はともあれ無事合格できて良かった良かった(^^)

 

■運用法研究 ~最初の攻撃には反撃しないの巻~■

さて、二月に入って運用法研究もちょびっとずつ進んでいくわけですが、昨日のテーマは「最初の攻撃には反撃しない」というもの。

 

運用法なんだから好きに反撃させたらいいじゃないか、と思うかも知れませんが、最初の攻撃に反撃しないというのは、その次の攻撃に対して、対の先で反撃するために体勢をととのえると言うこと。

なので、ただ単に最初の攻撃に反撃していないんじゃなくて、最初の攻撃は誘いこむように受ける&その次の攻撃を誘い、受けたと同時に反撃をする、という流れを作るのが、昨日の修練の狙い。

 

毎回このパターンでやると、あー二回目に反撃してくるのね、と読まれてしまうので、また別の日には別のパターンの修練もしていきますが、こゆ幾つかの反撃のパターンを運用法として修練をしていくと、いざ自由乱捕りになったときに、結構すぐに反応できるようになる。

 

最初の攻撃だって、攻撃する場所を限定した運用法ではないので、「手刀打・上段突・中段突・軽い振突・中段蹴り・中段廻蹴」の六つの攻撃のどれが来るかわからない。

これを確実に受ける&受け流すのも結構難しい。

これらの攻撃から「まず守る」という大原則に乗っ取った上での反撃なのだから、最初の攻撃に反撃はしない変わりに、いかに相手の攻撃を見て、そして受けるということに注力する。

 

と、言うものの結構難しいのでこれからも繰り返し修練していきましょう( ゚∀゚)o彡°

 

■3級 昇級試験の演武を録画してみる■

昨日の修練の最後の方に、今月3級を受けるシズカさんの演武を手持ちのカメラで録画してみた(=゚ω゚)ノ

 

カメラで録画して、自分の姿を確認しながら、その映像に対してここをこうした方が良いああした方が良い、という指導をすると、結構イメージがわきやすい

実際、昨日の映像を見ていると、例えば一つの技が終わってから次の技に写るときに、中段構えが崩れて両手が横並びになるクセがあるのもわかったし、シズカさんも相手をしたミナさんも、逆突の寄せ足が出来ていないのもよくわかった。

 

こないだの少林寺拳法教室の時の映像を見ても、自分たちで相談しながらその都度色々やり方を変えて技の修練をしているのがよくわかるし、自分たちは足の運ぶ位置や手の角度なんかを色々変えてみているつもりでも、映像で見るとあとちょっと、という感じのところもよくわかる。

外から見る自分たちの動きと、感覚で感じる自分たちの動きには必ずズレがあるので、それぞれで補完し合いながら修練できると、なお効率が上がると思うんですね。

 

今儀式なんかの録画に使用しているビデオカメラは借り物なので、毎回道場に持ってくることが出来ませんが、三月頃に道院用にビデオカメラを一台導入(予定)して、毎回道場に持って行こうかと思うので、導入したら遠慮無くじゃんじゃん活用していきましょう( ゚∀゚)o彡°

 

■その他 資格別の技術について■

二級・・・十字小手の極めの足運びと相手の体勢に注意しよう(=゚ω゚)ノ

初段・・・技をかけている途中に立ち止まらないようにしましょう(=゚ω゚)ノ

二段・・・天秤の「技としての理屈」の理解を深めて、角度について研究しよう(=゚ω゚)ノ

三段・・・送片手投はまず「相手を浮かす」事なので、攻める角度を研究しよう(=゚ω゚)ノ

四段・・・熊手(片手)は自分が負けて捕る、熊手(両手)は力まずに崩すのを研究しよう(=゚ω゚)ノ

(北野)