■修練レポ■ 関山先生、再び! 感謝!
九月の中旬頃、愛知県の春日井東道院の関山勝敏先生が道場まで遊びに来てくれたんですが、そのときうちの拳士達が色々な事を教わり、是非また来てください!とみんなでリクエストしたところ、関山先生がじゃあまた来ます!と快くお返事していただけました(^^)
そして、今週の月曜日に、愛知県からもう一度大阪まで来ていただけました(^o^)
今回は、少年部から見ていただけると言うことで、少年部の拳士達も最初はどんな事をするんだろうと不安げな顔でしたが、最後の方になってくると、子供達が結構ガチで取り組んでいる姿をみて、大変勉強になりました(^^)
あれですね、競争がはいると、子供らはふつーにガチになりますね(笑)
少年部の修練が終わった後は、僕にバトンタッチして、準備運動と簡単な基本修練を。
基本の後は、関山先生に全部お任せして、僕はひたすら写真係に(笑)
関山先生は前回少し触れた技術を、今回はちゃんとみんなでやってみましょう、ということで、鈎手から始まって、色々な事をやりました(^^)
中でも後半にやった整法の講義は、僕はほとんど指導しない分野でもあるので、みんな興味深げに話を聞いていましたねぇ。
こゆのを見ると、毎年本山に何回か出張しているのだから、整法の講習会をちゃんと受けてこようかなぁと思いますね(笑)
途中から高槻上牧道院の坂元先生も道場に来てくれて、後ろの方で一級受験を目指しているケイタさん達の指導をしてくれていました(^^)
道院長が三人もいるって、とっても楽…いや、とっても勉強になりますねっ(笑)
少林寺拳法は、ベースとなる技術はきちんと整理されており、全国どの道場に行っても基本的には全く同じ技術を学ぶ事が出来ます。
だからこそ、こういった形で色々な先生達が道場に来て指導していただくことがあっても、そこまで大きく混乱することなく、自分の技術の研鑽が出来るのは、とても素晴らしい事だと思います。
僕の方針でもあるんですが、大阪高槻道院では他の道院の拳士が修練に来るのも、他の道院に修練に行くのも、全くこだわっていません!(=゚ω゚)ノ
実際、普段の修練から大阪摂津峡道院の拳士や、茨木東道院の拳士がほとんど毎回修練に参加しています。
高槻・茨木の道院長や支部長が集まる、少林寺拳法教室にも積極的に参加するように促してもいます。
何故こういった「他道院の先生の指導を受ける」と言うことをススメているかと言えば、上にも書いていることですが、一人の道院長が教えられることには、必ず偏りがあるんですね。
上の例で言えば、僕は整法の技術は一通りは学んではいますが、きちんと指導できるほどの知識と技量がないので、僕は指導はほとんどしません。
同じように、錫杖についても、整法と同じようにきちんと伝えられるほどの知識と技量がないので、僕は指導はしません。
僕が先代の道院長の田邊先生からかなりしっかりと指導されたのは、学科・思想教育で、このことに関しては、他の道院の先生以上に積極的に指導している方だと思います。
一人の道院長が指導できることに偏りがある以上、複数の先生達に教えを仰いで初めて、少林寺拳法について全般的な知識と技術の習得が出来ると、僕は考えています。
この複数というのは、一人二人の話ではなく、何十人という先生にお会いして、実際に手を取ってもらって初めて意味のある勉強をすることが出来るんですね。
高校生以上の有段者になれば、各都道府県で開催される禅林学園の武道専門コース(武専)に所属することも可能ですが、やはりそれなりに費用もかかりますし、「高校生以上」とか「1級以上」とかいう条件をクリアしなくてはいけません。
さらに、武専は進級・進学していくのにも、資格条件や試験などもあり、そう簡単には先に進むことが出来ません。
だからこそ、身近なところで他道院の先生の指導を仰げる機会があるときは、他に予定が合っても、何とか都合つけて修練に参加して、実際に手を取ってもらい指導してもらうことが出来れば、将来の自分のためになると思うんですね(^^)
先月と今月、愛知県から関山先生が来ていただけたことは、滅多にないとてもよい機会だったと思います。
またいつか、こういった形で関山先生にお会いできることもあるかと思うので、そのときは、今回参加出来なかった拳士も、自分自身のためにも是非参加して、関山先生から沢山のことを学んでいただければと思います(^o^)
(北野)