■修練レポ■ 2015年 新春法会
昨日の行事はもりだくさんだったので、本日の記事は二本立て。
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次は2015年度新春法会についてです(=゚ω゚)ノ
新春法会とは、門信徒一同があつまり、新年のご挨拶と今年一年の決意を表明してもらう場になります。
今年は新入門者が1月にいなかったので、純粋に新春法会だけの行事となりましたが、代わりに転籍してきた拳士がいらっしゃったので、みなさんにご紹介しました(^^)
今年の門信徒代表挨拶はシンタロウ。
一週間前にいきなり指名されたわけですが、昔生徒会長をやっていたという経験もあってか、素晴らしい挨拶を披露してくれました(^o^)
今回は新春法会のあとに鏡開きが控えている&少年部が初めて全員揃っての参座ということもあって、全体でどのくらいの人が参列していたでしょうか、7,80人はいたんじゃないでしょうか。
保護者の方には、椅子の数が足りなくて床に座っての参加になってしまって、毎回申し訳なく思っています( ̄▽ ̄;)
転籍者紹介と、一般の合格証書授与式が終わった後は、道院長年頭挨拶。
毎年新春法会では干支にちなんだ仏教説話をお話するんですが、羊ってのはあんまり仏教と関係がないみたいで、それほどたくさん説話が出てこないんですよね( ̄▽ ̄;)
でもそこで話を終わらせるわけにもいかないので、なんとか引っ張ってきた仏教説話をベースに、金剛禅の開祖宗道臣先生が説いた「羊と狼」の法話を紹介しました。
また、次の日が阪神淡路大震災から20年目という事もあり、阪神淡路大震災で活躍した人達のエピソードを交えて、さらに深いところまで話をさせていただきました。
開祖が生きていた時代のように、日本が戦争をすることは今の時点ではあまり考えにくいので、生きるか死ぬかの極限の環境に置かれるという事は、戦争ではないかも知れません。
ですが、甚大な被害を及ぼした自然災害は、少なくともこの二十年の間に四回~五回はありました。
それは、阪神淡路大震災のような大地震もあれば、集中豪雨によるもの、火山の噴火などなど…
こういった自然災害は、きっとこれからも起きると思います。
それが自分の身に降りかかったときに、どのような行動が出来るのか。
ここに「羊と狼」の違いが出てくると思うんですね。
少林寺拳法を修行する拳士は、単に道場の中だけで突いたり蹴ったりが人より早く上手に出来る、という事だけにとらわれずに、人としての質を磨き、行動力、智慧を身につける事に力を注ぎ、いつか来るであろう大災害の時に、途方に暮れて何をしたらいいかわからなくなっている多くの人達を導いていける、そんな人間に育ってもらえればと思います(^^)
■鏡開き後の一般修練風景■
昨日はあまり修練を本格的に取り組む日ではなかったので、一般の技術修練の時間は一時間ほどしかありませんでしたが、せっかくなので1/11に開催された小教区の講習会の復習+αの修練を行いました(=゚ω゚)ノ
ノッてくると色々追加して指導したくなる田邊先生の気持ちがわかった気がします(笑)
(北野)