■修練レポ■ 2016年10月度入門式&達磨祭&修練風景
■2016年10月度 入門式■
精勤賞授与式が終わったところで、いつものように施設にある椅子を全部出して、入門式と達磨祭の準備を行いました。
毎回の作業ですが、100席近い椅子を出して並べるのは、結構大変ですよねぇ( ̄▽ ̄;)
次回から少年部の修練時間に先に椅子を並べて、セッティング完了してから精勤賞授与式を執り行った方がいいかも知れませんね(-“-;)
今回新しく入門した拳士は一般に1名、少年に4名の5名で、5月~10月に入門した拳士達になります。
あと、それに加えて、転籍してきた拳士も1名いたので、今回の入門式でご紹介したのは全部で6名の拳士になります。
入門式の対象拳士の中には緊張しすぎてフルネームで自分の名前を言えなかった子もいましたが、それはそれで将来いい思い出になったと思います(笑)
いいじゃないですが、入門したときはこんなに緊張していたのに、小学校を卒業する頃には、こんなに立派に育って…という成長を感じられて(^_-)-☆
今回転籍してきた拳士も、前回同様金剛禅式の入門式というのを初めて経験したみたいで、こゆちゃんとした儀式というのはやっぱり大切ですね。
入門式の道院長法話は、毎回おなじみの「少林寺拳法で一番難しいのは続ける事」というテーマでの法話でした。
来年三月には、今の少年部の1/3の拳士が卒業をするということで、新入門の拳士に向けてした法話ではあったんですが、同時にこれから新しい生活が待っている拳士に向けての法話でもありました。
転籍してきた拳士も、四月から新生活を大阪で始めることとなり、休眠から復帰をして再開をされました。
これはまさに「続けていく事を実践する」という事に他ならないんですね。
大阪高槻道院の一般拳士は、2/3がよそから転籍してきた拳士ということもあってか、こういった「一度途切れた修行の道も、意欲があればまた再開することが出来る」という事例が豊富にありますよね。
だからこそ、一般の皆さんが頑張って少林寺拳法の修行を続けているその姿を見て、子供達が小学生でハイ終わり、という事ではなくて、自分に意欲がある限り、頑張って修行に励んでいきたいという気持ちにつながるんだと思います(-人-)合掌
■2016年 達磨祭■
入門式が終わった後は、小休止を入れ、退出する拳士は退出をしてもらってから、引き続き2016年 達磨祭を執り行いました。
達磨祭は何のためにやるかというと、我々の修行する少林寺拳法の精神的バックボーンは、金剛禅の教えになりますよね。
金剛禅の教えは、開祖宗道臣先生が作り上げたものですが、そのベースにあるのが原始仏教と、達磨禅になります。
達磨禅というのは、禅宗の始祖である菩提達磨がインドから中国に伝えた仏教の一つで、今ある禅宗の元になっています。
今回の達磨祭の法話では、この達磨大師にまつわるいくつかのエピソードを紹介しつつ、達磨禅とは何かという事に話を膨らませ、金剛禅教団の立ち位置や、禅宗の目指すところなどのお話しをさせて頂きました。
禅宗の目指すところと言っても、色々解釈があるので、僕がお話ししたことが全てではありませんが、より金剛禅の教えに近い解釈のものを例に挙げ、お話しをしました。
子供達も1/3ぐらい残っていたので、難しい表現は出来るだけ避けたつもりなんですが、なかなか難しいですね、哲学的な思想のお話しは( ̄▽ ̄;)
まぁ、今回残っていた子達はいずれは一般でも修練を続けてくれることだろうと思うので、その時には一般の修練の時間にやってる毎回の法話の中で、少しずつかみ砕いてお話しできればと思います(-人-)合掌
■というわけで、今回も修練風景を載せてみる■
今回もいつものように行事が終わった後は、引き続き一般の修練を行いました(=゚ω゚)ノ
今回は法衣を着たまま指導しなかったので、まぁ写真撮る役をやってるだけですが、たまには自分が指導している写真も残したいですよね(笑)
動画の方は少林寺拳法教室のでちらっと残っていますが、あんまりアップでもないんですよねぇ。
まあ、いいですけど(笑)
(北野)