■修練レポ■ 2018年11月度 合同研修会お疲れ様でした!
このところ夜は冷え込んできましたが、昼間は暖かい日が続いていて、11月の割には過ごしやすいですねぇ(^o^)
昨日は四ヶ月に一度開催される高槻・茨木小教区&摂津東ブロック合同の研修会の開催日でしたが、例年11~12月の研修会はむちゃくちゃ寒かったりして、記録班としてカメラ回しているだけだと、後半になるにつれ辛くなってくるんですが、昨日は全くそんな感じはなく、とてもよい研修会でした(^^)
昨日の研修会の講師の先生は、武内先生と田邊先生のお二人で、技術・講義共に、前半は武内先生が、後半は田邊先生に担当していただきました。
武内先生は開祖が教範を作る際に語った言葉を伝えながら、教範にあえて載せなかったところを具体的に講義していただけたのは、とても良かったと思います(^o^)
だんだん開祖から手ほどきを直接受けたことのある先生方が少なくなってきていますし、自分と同年代の道院長・支部長あたりまでくると、ご存命時代の開祖を全く知らない世代になるので、こういった研修会は一回一回を大切にしたいですね(-人-)合掌
今回は茨木市のクリーン作戦のイベントと重なったため、茨木の先生や拳士の皆さんの参加が難しく、人数的には少し寂しい研修会となりましたが、その分講師の先生方が一人一人の手を取って教えていただけたので、それはそれで良かったと思います(^^)
個人的には休憩時間に田邊先生に質問したある法形の回答が一番インパクトがありましたが(笑)
質問した法形は、完全に「掛かってる!」という感じでかけてもらうことが難しい技術で、自分がやるにしても、人に教えるにしても、なかなか言葉で伝えるのが難しく、僕自身にしても、色々な掛け方は知って言いますが、「この形なら大体かかる」という確信がまだ持てていない(自分の体格に合った掛け方を、まだ見いだしていないというか…)法形ではあるので、田邊先生に掛けてもらって、こういう形にこのタイミングでもっていけるのか、というのを体感できたのは本当に勉強になりました(・・)(。。)
ただ痛いだけなら、まぁ、出来るんですけど、それじゃあ不完全ですしね。
武内先生の技術はというと、法形につけられた名前と、実際の動きをきちんと一致させるという講義テーマは、教える立場としても重要なポイントだと思いました。
なんとなくでも相手が倒れればいいと言うことであれば、確かに名前と動きが少し違っていても、まあまあ掛かると思うんですが、それだと年月が経過すればするほど、そもそもの技術の形が失われるので、開祖が教範を作った当時のエピソードを知っている先生の技術といいうのは、今のトレンドの掛け方と違っていたとしても、しっかりと聞いて、一つでも多く身につけておいた方がいいですよね(・・)(。。)
後半の講義はというと、こちらも武内先生の方は「原点」についてが中心のテーマで、原点に触れながら、現在頻発している各スポーツ団体の不祥事について触れられていました。
各スポーツ団体の不祥事を例に挙げながら、組織論について話はおよび、少林寺拳法を形成する組織についても、どうあるべきか、どのように広げていけば良いか、といった講義をしていただきました(^^)
田邊先生の講義はというと、昭和史と太平洋戦争末期についての講義を予定されていた感じでしたが、余談のお話が盛り上がり、結局時間切れで、資料を読んどいてね、という感じでした(笑)
まぁ、田邊先生らしいと言えばらしいですが(笑)
さて、今回の研修会で2018年度の高槻・茨木小教区&摂津東ブロック合同の研修会は全て終わり、次回は2019年4月以降に開催されます!
来年度は小教区長が僕から茨木西道院の繁内先生にバトンタッチしますので、四年続いた僕が中心となって行ってきた小教区活動も一応今回で終了となります。
なんだかんだ色々ありましたが、12回、途切れることなく小教区研修会を続けてこれたのも、高槻・茨木の先生方、拳士の皆さんのお陰だと、感謝しています(-人-)合掌
来年度からは繁内先生が中心となって、また新しい活動を初めて行くことになりますが、今まで以上に皆様のご参加、ご協力、よろしくお願い致します!
(北野)