■修練レポ■ 新しい仲間が2人増えました!(2020/07/22)
感染症対策を意識した練の再開から二ヶ月、ようやく昇級試験や昇段試験を実施することが出来て、少しほっとしました。
特にこの間の日曜日に実施された昇段試験は、大阪府内から多数の拳士が集まる機会でもあったので、試験を実施した大阪府少林寺拳法連盟でも事前に考試員の先生方による勉強会を行うなど、十分な対策をされての本番となりました。
この日は僕も会場入りして、昇段試験の様子を見ていたのですが、入室前の念入りな検温や体調確認、拳士同士はきっちりと2m離れたところに整列しての試験の実施と、かなり本格的な感染症対策を意識した昇段試験だったと思います(・・)(。。)
受験した拳士達も、やはり相対演練が十分出来ていたわけではないので、なかなか勝手がつかめず(特に抽出科目の攻者側に苦戦していたようです)、あれっ?あれっ?となっている場面もありましたが、大阪府少林寺拳法連盟もそういった修練が十分出来ていない中でも、それでもなんとか昇段試験にチャレンジしたいという拳士の気持ちをくんだ、温かみのある昇格考試を実施していたのはとても良かったと思います(^^)
現状では新型コロナウィルスの感染拡大はおさまる気配がないため、おそらくは9月10月も同様の形となるかと思いますが、日々の修練を今まで以上に感染症対策を意識しながら、まずは単独演武の形で技術を見せることが出来る事、そして離れた距離からの相対であっても、正確な攻者の動きが出来る事を目標に、皆さん日々の修練を頑張っていってもらえればと思います(-人-)合掌が
さて、こういった昇級・昇段が集中した七月の修練でしたが、その合間にも新しく少林寺拳法を始めたいという方々が体験に来てくれていました(^^)
通常であれば体験の方が来られたときは、修練内容は体験の方向けに変更しながら行うのですが、今回は状況が状況だったため、体験の方達も昇級・昇段試験向けの修練に参加してもらいながら、少林寺拳法の全体の雰囲気をつかんでいただけるような修練となりました。
そういった修練ではありましたが、七月の中頃に体験に来てくれていましたご家族が、二回目の体験の後、お母様も含めてご家族で入門を希望され、新しく大阪高槻道院の仲間になってくれました!
今回新しく大阪高槻道院の仲間になったのは、一般に入門したミサさんと、小学四年生の男の子で名前はジョウのお二人になります。
ミサさんは昔スポーツをされていたご経験があり、大阪高槻道院に最初にお問い合わせをしていただいたのは去年の五月でした。
それから一年ほど経ちましたが、少林寺拳法の事をずっと考えて下さっていたようで、入門できる時期が来たので改めて道場に体験に来られ、息子さんとご一緒に入門していただけることになりました(^^)
ミサさんは少年部の時間帯にジョウとお二人で修練に参加されますが、最近は一般の女性拳士がちょくちょく少年部の時間帯から修練に参加してくれることが多いので、一般の女性拳士が来られたときは一緒に修練できるのは、少し安心ですね(・・)(。。)
新型コロナウィルスがおさまらないなか、なかなか新しい事にチャレンジしようという気持ちも起きないかと思いますが、それでもこうして一歩前に出て、少林寺拳法の門を叩いてくれたことは、本当に嬉しいですね(^o^)
まだまだ通常修練の形に戻るには時間がかかるかと思いますが、それでも今できることはしっかりと頑張って修練していますので、皆さんも新しい拳士と共に手を取り合って、頑張っていってもらえればと思います(-人-)合掌
(北野)