大阪で少林寺拳法 〜 金剛禅総本山少林寺 大阪高槻道院

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■修練レポ■ 2021年高槻市民少林寺拳法演武会お疲れ様!

Posted on 2021年11月18日

最近は肌寒いながらも天気は良いので、お出かけしやすい日が続いていますねぇ。

土日に駅の近くまで出てみると結構な人出があるので、少しずつでも普通の生活に戻りつつあるのを実感しますね(^o^)

 

さて、今でこそ新型コロナウィルスが落ち着いてきたとはいえ、二ヶ月三ヶ月前はこの冬も猛烈な感染者増加が続くだろうと予測されていたため、従来であればこの時期は高槻市少林寺拳法連盟が主催する高槻市民少林寺拳法大会が開催される時期でしたが、市民大会は結構早い段階で今年は市民大会を開催するのは難しいだろうという判断がだされました。

代わりに何かイベントは出来ないだろうかと高槻市少林寺拳法連盟の中で検討され、今年は「演武会」という形で実施することが決まりました(^^)

高槻市民少林寺拳法演武会の開催日は11/14(日)で、採点も行わず、来賓も特に招待しないという地元の拳士だけが参加するイベントではありましたが、二年ぶりに複数の道院・支部が集まっての行事を実施できたのは、よかったと思います(^o^)

 

■ 高槻市民少林寺拳法演武会 ■

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僕の記憶にある限りでは、高槻市では大会や研修会、交流会を開かれることはあっても、演武会という形で各道院から拳士が出場した行事は開かれたことがなかったと思います。

演武会と大会の違いは採点をし、表彰を行うか行わないか、という違いがありますが、どちらにも共通していえることは、日頃頑張って修練に励んでいる姿を道場ではないところで披露する、という点では同じですよね(^^)

道場の中では一緒に修練する仲間にしか演武を見てもらう事は出来ませんが、演武会という形で各道院/支部から人が集まって開催すれば、やっぱり緊張もしますし思い出にも残りますよね。

今年は市民大会という形での開催は出来ませんでしたが、演武会であったとしても、市民大会で得られる大切な思い出作りとしての役割は果たせたのではないでしょうか(^o^)

 

■ 演武確認 ■

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さて、演武会の流れとしては最初に鎮魂行を行い、準備運動と合同演練を行ってから、演武披露までの40分間は演武の最終確認の時間でした。

単独演武、組演武、団体演武のそれぞれの班に分かれ、各道院/支部の一般拳士が巡回しながら、最後のアドバイスをしてくれました(^^)

普段は道場の先輩か先生からしか声かけしてもらえませんが、この日はいつもの違う大人の拳士に教えてもらえたのは結構新鮮だったんじゃないかと思います(^o^)

■ 単独演武 ■

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演武披露の時間はトータルで40分ほどでした。

出場者数があまり多くなかったこともありますが、採点を行わないので、純粋に演武だけを披露してもらうという感じだったので、いつもの市民大会よりは保護者の皆さんもひと組ずつじっと演武を見ていて、市民大会のざわついた落ち着かない雰囲気とは、全然違ったと思います。

演武を見てもらうということと、採点をして評価をもらう、という事はこれほど雰囲気が変わるんだなぁと思って見ていました(・・)(。。)

 

最初は単独演武組が演武を披露しました(^^)

大阪高槻道院からは入門してまだ一ヶ月ほどしか経っていない拳士も、全員頑張って出場してもらいました。

中には4,5回ほどしか修練に参加できていなかった未就学の拳士もいましたが、それでも自分が学んだ演武は事前練習も一生懸命やり、本番も力一杯頑張ってくれていました(^o^)

急遽単独演武に参加することになった拳士もおり、彼も演武会当日まで3,4回ほどしか修練日がありませんでしたが、演武会に出る!と決まってからは、僕が指示した修正点を必死になって直そうと努力をしていました。

この経験は、これから先ずっと続く少林寺拳法修練に対する取り組み方が変わってくる良い機会になったのではないかと思います。

 

■ 組演武 ■

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組演武は、毎回の修練に休まず参加できる拳士中心にペアを組み出場しました。

今回の演武会の修練は、新しい拳士が多かったこともあり、僕はその子達につきっきりで指導をしていたため、組演武をする拳士達はほぼ自主練の形になっていました。

最初は組演武で行う法形がむちゃくちゃだった拳士達も、回を重ねる毎に正確な形を覚え、残心や攻撃のタイミングに間を取るなど、自分たちなりに演武として雰囲気作りに取り組んでくれました(^^)

 

仕上がり具合を見ていると、新型コロナウィルスの事がなければ気合いを出して、もっともっと迫力ある演武が出来たのに、気合いが出せなかったのは大変残念でした( ´・ω・)

まあ気合いがなくても、視線と言うんでしょうか、目で語りかける武的な雰囲気は出ていたし、法形の修練をするという事の意味も、理解してくれたのは良かったですね(^_-)-☆

 

■ 団体演武 ■

2021年高槻市民少林寺拳法演武会20

今年の演武会の団体演武は、従来と違い黄帯拳士が中心となって組みました。

従来は白・黄帯の相手は茶帯がするという感じで組演武を組むので、白・黄帯拳士がまだまだ技術への理解が乏しい状態であったとしても、相手をする茶帯拳士がサポートしてくれるので、最終的にはそれなりに仕上がった団体演武を披露してくれます。

でも、今年は茶帯拳士の数も少なく、長い期間時短修練が続いていたため、演武に取り組みが出来る時間も普段よりも遙かに短かったため、やむを得ずという形ではありましたが、班長以外は7級になったばかりの黄帯さん達と白帯拳士で組みました。

 

でも!

 

彼らが本当によく頑張ったと思うのは、演武会の修練を始める前の7級の試験を受けるときは、何回も何回も再試験になるぐらい、みんな技術を覚えるのが苦手で繰り返し繰り返し修練をしてやっと7級になれたという子達だったにもかかわらず、団体演武の修練が進むにつれ、ちゃんとした演武になってきたこと。

特に今回の班長は、本人が早く動くの好きなもんだから何せ号令が早い(笑)

その早い号令にちゃんとついてきていたのだから、今回の演武会で彼らの中で何かが変わった気がします(・・)(。。)

 

こんな感じでわずか全体で40分程度ではありましたが、無事高槻市民少林寺拳法演武会は終了しました。

参加記念証状と記念品の贈呈が終わった後は、少年部拳士は解散し、最後の一時間ちょっと一般拳士向けの講習会を行いました(^o^)

もう少し大人が多いかな?と思っていましたが、演武会のお手伝いの拳士が中心の講習会だったので、やや少ない目ではありましたが、その代わり高槻市少林寺拳法連盟会長の田邊眞裕先生が一人一人の拳士の手を取って技術指導をしていただけたのは、良かったんじゃないでしょうか(^^)

僕としては、僕が普段教えている技術と、田邊先生の技術とに違いがないかどうかを確認出来る場でもあるので、こゆ機会はとても貴重なんですね。

あらためて、ちゃんと教わったことを伝えているということを再確認できたので、僕は満足でしたヽ(゜▽、゜)ノ♪

 

さて、次に高槻市少林寺拳法連盟が主催する行事は来年の市民大会までありませんが、一月には高槻・茨木小教区研修会を執り行う予定となっていますので、今回は参加できなかった拳士も、次回の研修会は大人中心の本格的な研修会なので、是非予定を合わせて参加していただければと思います(-人-)合掌