■修練レポ■ 少年部の演武を大人風にアレンジしてみた
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高槻市民少林寺拳法大会の少年部の演武は、基本的には大阪府民大会の既定組演武に取り組んでもらっていますが、既定組演武は一つ一つの構成が法形一つずつという感じで出来ているので、「突く → 受ける → 一回反撃して終わり」という感じで終わるんですね。
初めて演武に取り組む子供達には、これでも難しいと感じるときもあるようですが、慣れてくるとあまりにも単調で短いので、物足りないと言えば物足りない🤔
なので、少し演武が出来るようになってきた子達には、もう少し長く攻防を続けてみては?と提案したところ、緑帯の子達が一構成だけ少し長い目の演武を作って取り組んでいました☺️
緑帯さんなので、攻撃には連撃あまりありませんが、それでも守者がその場に立ち止まって受けようとすると、途端に窮屈になるし、そのあとの攻撃が続けることが出来ない事に気がついたようで、何回もチャレンジしているうちに、運歩をちゃんと使いながら、攻者と守者の間合いのバランスを取るようになりました☺️
演武修練の大切なところって、こういう試行錯誤を繰り返しながら、お互いが意見を出し合い、バランスの良い形を作り上げることですね😉
子供達が折角頑張って作ってくれた演武の構成なので、一般の修練の時にも大人にチャレンジしてもらいましたが、みんな案外できない😣
いかに大人の拳士が普段運歩をちゃんとやらずに手だけで受けているか、演武をやるとよく分かりますね🤔
少年部の演武をそのままやって終わるだけでは一般の修練とは言えないので、一番最後の「上段逆突」に対する受けからの反撃を、自分達が知っている法形で反撃する、という変形を考えるように指示。
各々が使えそうな技術を次々と試して取り組んでいるのは、結構楽しそうでした☺️
中には、僕が前に紹介した外受突から膝蹴りや、打上受からの足払いに挑戦している拳士もいて、応用技もちゃんと覚えててくれるのは、やっぱり嬉しいですね😆
という感じでこの日の一般の基本練習は終わったんですが、高段者の幹部達には、もっと高段者らしい動きを考えてみよう!という、ちょびっとハードルを高くしたら、なかなか豪快な変形技を見せてくれました😉
少林寺拳法の技術が「基本 → 法形 —> 演武や乱捕り」へと繋がっていくのが、見ていてよく分かる修練日でした。
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大阪高槻道院
活動日のご案内
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【修練日】
月曜日/金曜日
18:30~19:30 (少年部)
19:30~22:00 (一般)
日曜日
09:30~11:30 (大人と合同)
【修練場所】
JR高槻駅から徒歩五分!
詳しくは👇
https://shorinji-takatsuki.jp/profile
(北野)