■修練レポ■ 韓国から表敬訪問に来られました!
人の交流というのは、どんな分野にでも常にあることで、身近なところでは学校のママ友同士の交流なんて言うのもありますね☺️
スポーツの世界においても、同じスポーツ団体同士であれば、ルールや考え方が同じなので、大会での競技以外にも、合同練習会という形で選手同士が交流がさかんに行われています。
武道団体はというと、基本的には同じ武道団体同士での交流が中心で、他武道との交流は、例えば都道府県単位での武道評議会とかのイベントで交流することはあっても、余り組織だって他武道の団体と、さかんに交流しているイメージはないですねぇ🤔
理由は明確で、各武道にはそれぞれの文化や技術体系があるため、他武道、例えば空手道と居合道が交流をしようと思っても、そもそも全然違う文化と技術体系をもっているので、どう交流するの?というところはあると思います。
少林寺拳法もそれは同じで、少林寺拳法グループの中であれば、共通の思想と技術体系で活動しているので、金剛禅総本山少林寺の道院であっても、一般財団法人少林寺拳法連盟の支部であっても、少林寺拳法の拳士であればお互いに交流することはとても容易です☺️
でも、少林寺拳法と他武道との交流となると、拳士が個人的に異種交流会みたいなイベントに参加することはあっても、道院や支部単位で、他武道との交流をはかるというのは、お互いに色々と配慮しなくちゃいけない部分もあるので、実現するには十分な準備と、お互いの組織の人たちに対する、情報の共有が必要になりますね🤔
だからこそ、実際に他武道との交流会が成功に終われば、お互いにとってよい刺激と、新しい人間関係が築けるんだと思います😉
さて、本日の話題に入ると、大阪高槻道院のInstagramのアカウントは、開設当初は少林寺拳法関係者の方と相互フォローする形で活動を開始しましたが、この形での運用は、外部に対する広がりが全くないので、すぐに方向転換をし、海外の拳士に向けて少し情報発信をしてみようか、という事で、英語のテロップ入りの動画などをアップするようになりました。
その動画をご覧になった韓国の武道家 JKD KOREAのノウ先生が、「韓国には少林寺拳法がないので、資料もない。詳しく知りたいです」と連絡頂き、この度ようやく日本に表敬訪問していただけることになりました☺️
Instagramではノウ先生以外にも、ポルトガルやスペイン、オーストラリア、ブラジル、ロシア、遠いところだと、南極の近く?の武道家の皆さんから、同じようなメッセージを頂き、色んなお話をさせていだきましたが、さすがに南極の近くから日本に来るのは難しいので、韓国という日本から最も近い外国から、少林寺拳法を実際に見に来て頂けるのは、とても光栄です😊
折角韓国からいらっしゃるので、懇意にさせていただいている、合気道無限塾のピーター先生にもお声かけして、先週の金曜日にお二人揃って大阪高槻道院に来ていただけました。
日本国内の他武道交流ですらなかなか実現が難しいのが実情ですが、こうして海外から、あるいは外国人の先生が、少林寺拳法の道場に来ていただけるのは、大阪高槻道院の拳士にとっても貴重な経験ですし、子供達も小学校や習い事で英語の先生として外国の方とふれ合う機会があっても、外国の武道家と会うことは、まずないと思います。
この日はお二人に、「+1を考える」というテーマで少しお話をしていただき、その他では少林寺拳法の技術修練を体験し、やはり仏教の修行として取り組んでいる道院の活動らしい、鎮魂行や法話を体験していただきました😊
最後に、表敬訪問をしていただいた御礼に、ノウ先生には日本武道館が発行している「少林寺拳法 その歴史と技法」という書籍を、コーチ兼通訳としてご同行くださったチェさんには、少林寺拳法マークのコンプレッションウェアを贈呈しました。
さらにお二人には、少林寺拳法の理念である「半ばは自己の幸せを 半ばは他人の幸せを」と書かれた手ぬぐいをお贈りしました。
あ、ピーター先生には何もお渡ししてないや😱
また、何か考えます🤔
世界と繋がるSNSがあればこその、今回の表敬訪問。
内にこもりがちな日々の活動を、もっと広い目で外を見渡す大切さが、肌身を持って感じることが出来ました。
素晴らしい出会いに、感謝です🙏
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大阪高槻道院
活動日のご案内
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【修練日】
月曜日/金曜日
18:30~19:30 (少年部)
19:30~22:00 (一般)
日曜日
09:30~11:30 (大人と合同)
【修練場所】
JR高槻駅から徒歩五分!
詳しくは👇
https://shorinji-takatsuki.jp/profile
(北野)