■修練レポ■ 防具や武器を使った修練もありますよ!
日本武道協議会には9つの日本の武道団体が加盟しており、少林寺拳法も加盟団体になっています。
古武道や古武術、その他任意の団体として武道・武術を教えている団体もたくさんありますが、日本武道協議会に加盟している団体は、全国組織として大きな連盟をもっている団体が主なようで、海外に広がっている日本の武道も、多くはこの9団体のいずれかの場合が多いようです☺️
それぞれの武道の活動内容や活動趣旨は異なるため、なんでもかんでも武道=護身術というわけではありませんが、少林寺拳法や空手道のような徒手格闘技術を教えている団体は、防具を着用し、素手やグローブでの技術修練を行うため、パッと見た印象でも護身術っぽい感じがするので、今の時期になると子供の新しい習い事の一つとして、選択肢にあがってくるようです。
今年の大阪高槻道院の活動動画のテーマは「音声を入れて修練の様子を見てもらう」ということにしようと決めたので、最近アップしている動画には日本語の音声が入っていますが、やっぱり日本のコンテンツには日本語が入っている方が視聴者には届くのか、英語テロップだけの動画より、チャンネル登録をしてくれる人が多いようです☺️
まぁチャンネル登録者を増やすことが目的ではなく、
・少林寺拳法ってどんな武道?
・どんな年齢の人がやっているの?
・実際の修練はどんな感じ?
・競技スポーツと違うの?
といった本当によくある疑問に少しでも回答になるような動画をアップして、興味を持ってもらえるのが一番ですね🤔
少林寺拳法の技術は、突き蹴りを中心とした「剛法」と、手首や衣服を捕まれたときに対応する「柔法」の二種類があり、剛法の修練の時には今回の修練画像のように「胴」を使って、実際に相手の体を突いたり蹴ったりもします。
護身術で一番身につけるのが難しいのは、相手の攻撃に対してどのように対応するかという技術的なことではなく、「他人に本当に反撃していいのか?」という心理的な壁を乗り越えるところだと思います。
限度を知らずやり返せば、過剰防衛で被害者が加害者となり、時には逮捕されたり、加害者に取り返しの付かない怪我を負わせることもありえます😵
かといって、怖々と中途半端に反撃すれば、加害者を激高させ返って被害が拡大する可能性もあるため、「護身術として他人へ反撃する」というのは、力加減も含めて非常に難しい問題があります。
そういった意味では少林寺拳法は必ずしも突き蹴りといった打撃を伴わない技術も習得していくので、暴れる相手を蹴飛ばさずに制圧する事も目指しているので、「剛法」と「柔法」の両方を同時に習得していく技術体系は、色々メリットも多いと思います☺️
少林寺拳法の先生の中には、自衛隊や警察官、機動隊、マトリなど実社会での危険な現場で働いておられる先生も沢山いるため、有段者の研修会などではこういった先生方から、実践的な技術の応用を学ぶこともあります。
大阪高槻道院でも、模擬ナイフなどを使用した修練をするのは、こういった現場を知る先生達から教わった技術を道場でも共有し、少しでも皆さんの役にたててもらいたいからですね☺️
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大阪高槻道院
活動日のご案内
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【修練日】
月曜日/金曜日
18:30~19:30 (少年部)
19:30~22:00 (一般)
日曜日
09:30~11:30 (大人と合同)
【修練場所】
JR高槻駅から徒歩五分!
詳しくは👇
https://shorinji-takatsuki.jp/profile
(北野)