■修練レポ■ 武道を通じて、”思いやりの心”を育てる!
■この記事の動画■
Instagramの投稿はコチラ
Twitter(X)の投稿はコチラ
近年日本の武道の多くは二人一組で修練をするのが中心で、一人で行う型稽古だけをひたすらやるという武道は少なくなっています。
二人一組で修練する理由は、試合に勝つためとか、学んでいる技が正しく相手に仕掛けることが出来るようになるため、とかそれぞれの武道によって色々理由はあると思いますが、少林寺拳法では「誰かと一緒に修練をしなくては、相手を思いやる心が育たない」という事をとても大切にしています。
少林寺拳法の大会は演武が中心で、演武はスポーツ競技のように、相手よりポイントを沢山取れば勝ち、というものではありません。
ペアとなった相手と、事前に決められたルール(六構成でつくるとか、1分30秒~2分におさまるようにするとか)に則って、自分と相手の技量のバランスを考えながら演武の構成を考え、それをひたすら繰り返し修練をし、相手の息づかいを感じながら、作り上げていきます。
少林寺拳法の大会が演武が中心なのは、少林寺拳法の修練そのものが”人を育てる事”が目的だからですね😉
これは大会に出場しない拳士の修練においても同じで、道場の中でも年齢や性別、体格、体力全てが異なる人達が集まる中で、みんなが技術の修練を通じて、どうやれば相手がもっと上手になってくれるだろう?ということを考えながら、日々の修練に励んでいます。
少林寺拳法で学んだ技術を日常生活の中で実際に使う場面に遭遇することは、今の日本ではほとんどありませんが、道場で学んでいる”心のあり方”は、修練が終わって道場を出た瞬間から、学んで良かったな、と感じる事が出来るんじゃないでしょうか😊
———————–
大阪高槻道院
活動日のご案内
———————–
【修練日】
月曜日/金曜日
18:30~19:30 (少年部)
19:30~22:00 (一般)
日曜日
09:30~11:30 (大人と合同)
【修練場所】
JR高槻駅から徒歩五分!
詳しくは👇
https://shorinji-takatsuki.jp/profile
(北野)