■修練レポ■ 2018年1月度入門式&精勤賞授与&新春法会
年も明けて、気がつけばもう一月の半ばなんですねぇ。
先日、娘の小学校の入学説明会で入学する小学校に行ってきたんですが、この小学校は僕が小学校を卒業した年ぐらいに新しく新設されたもので、今回初めて校内にはいりました。
驚いたのが、上履きがあるにもかかわらず、廊下は吹きさらし(笑)
僕が通っていた小学校は、廊下には窓があったんですが、これ、上履きにしてもめっさ汚れるだろうなぁと(笑)
これから上の子が六年、下の子は六年後に入学して六年なので、12年は通い続ける小学校なので、お世話になります(-人-)合掌、という気持ちになりました(^^)
さて、そんな我が家事情はこれぐらいにして、先週の金曜日は2018年 1月度入門式&精勤賞授与式&合格証書授与式&新春法会の行事デーでした。
■ 2018年1月度 入門式 ■
今回の入門式の対象者は11~12月の間に少年に入門した男の子が1名が対象でした。
入門者が1名と言うことで一年生ではありましたが、頑張って入門者代表をつとめてくれました(^^)
家で誓願文を読む練習をしてきたかいもあって、最後まで読み上げることができて良かったと思います(^O^)
入門式の方は毎回おなじみの「少林寺拳法で一番難しいのは続けること」というお話をしたんですが、今回は多度津工業高校出身で、開祖から直接手ほどきをされたことがあるというおじいさんのお話をしました。
このお話は、道衣を着て少林寺拳法の修練を続けることだけが、少林寺拳法を続けていると言うことではない、というたとえ話になるわけですが、道衣を着ていないときに少林寺拳法の魅力を何十年にもわたって伝え続けるというのは、心底少林寺拳法に魅力を感じていないと出来ないことだと思うんですね。
このおじいさんほどの年月ではないにせよ、子供時代に少林寺拳法を習っていて、大人になって子供が生まれてから、その子供に少林寺拳法を習わせようと思ってくれた保護者の方達も、このおじいさんと同じぐらい、少林寺拳法を愛してくれているんだと思います(^^)
そんな皆さん熱い思いが、今の少林寺拳法を支えてくれているんだと思うと、一人一人の入門者を大切に、これからも頑張っていかなくてはいけないなと思いました(-人-)合掌
■ 2018年 新春法会 ■
入門式が終わったところで、引き続き2018年度新春法会を執り行いました。
いつもなら行事の前に精勤賞授与式や合格証書授与式を執り行うのですが、今回は新春法会の間にある表彰というところで、精勤賞授与式などを行いました(^^)
■ 2018年1月度 精勤賞授与式 ■
今回授与されたのは、精勤二年を授与されたソウイチの1名でした。
ソウイチのお父さんは少林寺拳法の元拳士で、いつか復帰してもらえるだろう事を期待しているんですが、なかなかソウイチがお父さんと一緒になるのをイヤがっているので、復帰には至ってないです(笑)
親子二代で修練に参加するというのも、すてきなことだと思うんですけどねぇ。
今後に期待しましょう(-人-)合掌
精勤賞授与が終わったところで、続けて合格証書授与式を執り行いました。
今回は時間が合わず年末になかなか授与できていなかった2017年11月度分の拳士のぶんと、2017年12月度の二ヶ月分の合格証書授与となりました(^o^)
■ 2017年11月度合格証書授与式 ■
新春法会の時に合格証書を授与されたのは一名ですが、昨年度末に授与された拳士達も含めてご報告させていただきます(=゚ω゚)ノ
今回2017年11月度の合格証書を授与されたのは、一般から6級に合格したシンイチさん、少年部から3級に合格したミノリ、ミキヤ、4級に合格したソウイチ、レオ、4級に合格したケイスケ、7級に合格したアツキ、8級に合格したサアヤの8名。
合格証書を授与した日がばらばらだったので、そんなにたくさん受験したかなぁと言う感じがありましたが、並べてみるとたくさんの拳士が昇級試験に臨み、無事合格となりました(^^)
今回は初めてパパママクラスの時間帯での修練に励んでいるシンイチさんが一般の試験に臨まれたのは、記念すべき合格だったんじゃないかと思います(^o^)
■ 2017年12月度合格証書授与式 ■
2017年11月度合格証書授与式のあとに続けて2017年12月度合格証書授与式を執り行いました。
今回2017年12月度の合格証書を授与されたのは、少年部から4級に合格したサラ、5級に合格したユウヒ、アキト、6級に合格したランの8名。
六年生のサラは今回の昇級試験が、少年部での最後の昇級試験となりましたが、無事合格でよかったです(^^)
なんだか新春法会の写真より合格証書授与式の写真の方が多くて、新春法会の話題っぽくないですが、まあ、それはそれで(笑)
今年の新春法会の話を少しすると、毎年新春法会の時の道院長年頭挨拶には仏教説話と干支を絡めたお話をするんですが、犬が主人公になっている仏教説話があんまりないですよねぇ(-ω-;)うーむ
しょうがないので、今年のお話は、仏教説話の中に犬が出てくるものをチョイスしてお話しました(=゚ω゚)ノ
この話は、新春法会の時にも話しましたが、内容的にはどうも後世に新しく創作された仏教説話っぽくて、元になっているのは有名な釈尊のお話だと思うんですね。
まぁどちらにしても、本当に価値のあるものを得るために時間を使いなさいよ、限りある命なのだから、というお話なので、皆さんも自分にとって本当に価値のあるものを見極める目を養っていっていただければと思います(-人-)合掌
■というわけで、今回も修練風景を載せてみる■
今回はいつもよりも30分早くから入門式を行ったので、新春法会終了後はそこそこ修練する時間がありました。
そうそう、今回の行事に、学校進学のため休眠していた一般のナツキが、時間作って復帰しようと思います!というご報告に来てくれました(=゚ω゚)ノ
うれしいですね、こうやってまた懐かしい拳士に会うことが出来るのは(^^)
いつから復帰するか分かりませんが、その日が来るのを楽しみですね(-人-)合掌
(北野)
■修練レポ■ 2017年10月度入門式&精勤賞授与&達磨祭
10月も半ばを過ぎて、なんだか梅雨みたいな雨が延々と続いているなか、どんどん寒くなってきましたねぇ(-ω-;)
二人目ちゃんの出産が近づいていることもあり、産婦人科での検査も、えっ、そろそろ来るん!?( ̄▽ ̄;)みたいな検査結果も出てきたりして、我が家事情ではありますが、結構落ち着かない日が続いています。
こう、一応の目安の日は10/29と言われていても、早くもなれば遅くもなるものなので、毎回の検診が結構ドキドキ。
家でも赤ちゃんをお迎えする準備が着々と進んでいて、明日にはベビーベッド搬入!(=゚ω゚)ノ
これが置かれると、いよいよか(°ω°; 彡 ;°ω°)、という感じがしますね(笑)
さて、そんな我が家事情はこれぐらいにして、先週の金曜日は2017年 10月度入門式&精勤賞授与式&達磨祭の行事デーでした。
■ 2017年10月度 入門式 ■
今回の入門式の対象者は5~9月の間に一般に入門した男性が1名、少年に入門した男の子が1名、一般に復帰した中学生が2名の合計4名が対象でした。
復帰してきた中学生のうち1名はテスト期間かなにかでお休みとなりましたので、ブログで紹介と言うことにさせていただきます(=゚ω゚)ノ
今回の新入門の一般拳士は、一般拳士として入門しましたが、活動は少年部の時間帯を中心に活動されているので、直接手を取り合って修練をしたことがない方も多いかと思いますが、毎回お子さんと一緒に修練に参加されているので、これからの成長がとても楽しみですね(^o^)
復帰してきた中学生は、共に昔大阪高槻道院に少年部拳士として入門して、何年か修練に励んだ後、それぞれの事情により、一時休眠していましたが、中学生活が落ち着いてきたので、復帰という事になりました。
一人は去年まで少年部に所属していましたが、もう一人は五年前と結構期間が空いての復帰でした。
休眠するのは簡単ですが、復帰ってものすごいパワーがいるんですよね、実際。
まず、少林寺拳法が好きでないと復帰する気になりませんし、どんどん自分の環境が変わっていく中で、修練に通える環境を整えるのにもパワーがいる。
その上で、復帰したとしても、知っている人がいるとは限らない、軽い孤独感なんかもありますよね。
復帰を受け入れる側も、そういった復帰拳士の気持ちもくんで、日頃の修練に参加していかないと、復帰したもののなんだか部外者感しか感じられず、思っていたのと違うという感じになって、再び休眠になることもあるかと思います。
入門式の導師法話でも話しましたが、いつもは「少林寺拳法で一番難しいのは続けること」という毎回の法話もしましたが、今回初めて「休眠」と「復帰」についても言及しました。
この毎年、やむを得ない事情があって休眠される方がおられます。
それはそれで、事情があるわけなので、僕自身は特に引き留めたりもしないので、どこかあっさり(人によっては冷たく感じるかも)したところがあります。
続けたいという意欲がある、でも色々な事情があって難しい、どうすれば続けられるでしょう?という相談があれば、できる限りの提案をしますが、初めから事情があるので続けるのが難しいです、と言われると、その事情をどうにかして下さい、とは僕が言うことではないですよね。
だからこそ、休眠するときは、お互いに「再開を楽しみに出来る」という感じで休眠しないと、休眠=少林寺拳法とは二度と関わらない、という感じになるわけですね。
この何年かの間で休眠された方の中には、あー、これは戻りにくいだろうな( ̄▽ ̄;)と思うような途切れ方をされた方もおられます。
黙っていきなり休眠ボタンを押す人もいれば、頑張って昇級試験を受けて合格したにもかかわらず、受験に関する諸費を払わずに、そのまま休眠したり。
これらが本人の意志なのか、大人の都合なのかはわかりませんが、何年も一生懸命修練に励んだ年数を、なかったことにするのも、どうなんだろう、と思うわけです(-ω-;)うーん
僕が大切にしたいのは、現役だろうが休眠だろうが、道場に来たら「ずっと続けてきている拳士のように溶け込める環境」なんですね。
それをわかって頂けている拳士は、転籍・休眠していても、一年に1,2回、ふらっと道場に来て、道衣に着替えて、その瞬間を皆さんと一緒に修練を楽しんで、また自分の世界に戻っていく、これでいいじゃないですか(^^)
中には、大阪高槻道院の拳士ではない京都の道院の拳士が、仕事帰りだから寄ってみました、みたいな感じで道場に来て、気軽に修練して帰られた事も何回かありますね。
修練中は特にお客様扱いせずに、昔から大阪高槻道院の拳士であったかのように、冗談も言い合いながら、一緒に修練を楽しむんですよ。
ものすごい少林寺拳法らしい、光景でもあると思います(・・)(。。)
僕が休眠するときに引き留めないのは、「これでさよなら」ではなくて、いつもの修練と同じようにその日は終わって、ただ次に来るのがものすごく先になる、ただこれだけなんですね。
これから少林寺拳法の修行に励んでいく拳士を向かい入れる入門式の法話に、休眠や復帰の話をするのは、あんまり適切ではないと思いますが、復帰をしてきている拳士もいるからこそ、彼らの思いや復帰までに至ることが出来た、その背景にも少し目を向けて頂ければと思います(-人-)合掌
■ 2017年10月度 精勤賞授与式 ■
さて、話は変わって次は2017年 10月度の精勤賞授与式について。
いつもなら精勤賞授与式は入門式の前にやるんですが、今回授与される拳士たちが他の習い事を終わってからの修練の参加となりましたので、予定を変更して入門式が終わった後に、引き続き執り行いました(^^)
今回授与されたのは、精勤三年を授与されたアキ、カナル、ミキヤの3名と、精勤二年を授与されたケイスケの合計4名でした。
4名のうち2名は他の習い事と平行しつつ、来られるときは少林寺拳法の修練もしっかり頑張るという感じで、強い意志を持って諦めることなく修行に励んでの、今回の精勤賞授与となりました。
昔と違って、今は習い事多いですよね。
昔の少林寺拳法の修練は、週三回1回三時間があたりまえでしたが、最近は入門する前の問い合わせの段階から、他の習い事もあるので週1回でいいですか?と聞かれることも多いので、少林寺拳法だけ頑張るという時代ではないですねぇ。
それだけに、他の習い事との気持ちのバランスをとる必要もあるので、いくつもの習い事と平行して少林寺拳法の修行に励むというのは、これもまた大変なことだと思います。
精勤賞を授与するたびに、続けることの難しさ、続けている子達の芯の強さを感じます(^o^)
■ 2017年度 達磨祭 ■
精勤賞授与式が終わったところで、少し休憩。
少年部の修練時間を超過していたので、帰らなくちゃいけない拳士には速やかに退出してもらい、引き続き2017年度達磨祭を執り行いました。
毎回の達磨祭の法話は、少林寺拳法と達磨がどう関係あるの?というところから、達磨大師って誰やねんという達磨大師略歴みたいな法話をしたり、時には達磨大師の説いた教えについて少し深く取り上げたりと、達磨大師関連法話が多いんですが、今回は少しテーマを変えてみました(=゚ω゚)ノ
いや、達磨大師から思いっきり離れた話をしたわけではありませんが、達磨大師が生きていたとされる時代の仏教と、今の宗教はあんまりかわらないよ、というお話から始まり、具体的に今の宗教のおかしなところを、残って話を聞いてくれている子供達にもわかるように話ししました。
今回特に強調したのは、達磨大師は現代仏教の多くが採用している、転生後の仏様ではないということ。
達磨大師は生きた人間であり、仏教の修行者であり、実践を通じた修行によって自身の仏性に気がつけると説いた人物であること。
生きた人間が修行を通じて仏となれる道を説いた修行者であるからこそ、我々もまた達磨大師に続くことが出来るというお話でした(^^)
達磨祭は一年に一度しかありませんが、結構こーゆー話は一般の修練の時にもするので、金剛禅の道院らしい道院かも知れませんね(笑)
いや、法話ばっかじゃなくて技術もちゃんとやりますよっ!( ゚∀゚)o彡°
(北野)
■修練レポ■ 2017年5月度入門式&開祖忌&修練風景
■2017年5月度 入門式■
精勤賞授与式が終わったところで、そのまま続けて入門式を行いました。
入門式というのは、少林寺拳法(正確には金剛禅に入門ですが)に入門した拳士を対象に行う行事で、入門者自身が入門にあたって、皆さんの前でこれから頑張って少林寺拳法の修練に励んでいくことを誓い、自己紹介をする行事なります。
入門式をしっかりやることで、何となく気がつけば道衣着て修練に参加している、というぼんやりした感じから、少林寺拳法に入門したんだと言うことを実感することが出来ますし、一般も少年もみんなが自分の合掌礼に応えてくれるのを見て、この人達の仲間になったんだな、という気持ちになれると思います(^^)
今回新しく入門した拳士は、少年部に入門した3名で、この四月~五月に入門した拳士たちになります。
三人とも既存の拳士から紹介で入門したこともあり、少林寺拳法というのがどういうことを目指して活動しているのかをわかって入門してくれました。
入門式での導師法話は、毎回同じ話の、少林寺拳法で一番難しいことは続ける事、という法話をしました。
ただ、いつもなら、新入門の拳士たちに「少林寺拳法で一番難しいことは何だと思う?」という質問をするんですが、今回は少しだけ違う質問を新入門の拳士に投げかけてみました(^^)
おっ、いつもと違うね、と思った拳士もいたようですね(笑)
入門式から少林寺拳法の修行が始まり、入門式で立てた誓いを守り、これからも一生懸命諦めることは修行に励み、自分心のためだけではなく、人のためにも役立てる人間に育っていってもらえればと思います(-人-)合掌
■2017年 開祖忌法要■
入門式が終わった後は、少年部は終了の時間でも合ったので、帰らなきゃいけない拳士は静かに退出してもらい、少し休憩を挟んで引き続き開祖忌法要を執り行いました。
退出する拳士が多くなるかなぁと思っていたんですが、結構少年部の拳士もたくさん残ってくれたので、今回の開祖忌法要の法話は、少し突っ込んだお話をさせて頂きました。
開祖忌法要の目的は、開祖の志の原点を確認すること。
少林寺拳法は、単なる武道やスポーツではなく、人が人を育て、この世に平和的手段をもちいて誰もが幸せに暮らせる理想の世界をつくのを目的としている、人づくりの道。
この「平和的手段」という点について、開祖が少林寺拳法を創始するきっかけとなった第二次世界大戦と、現代の戦争の違いについてのお話をしました。
小学生には少し難しいお話だったかも知れませんが、中学生の子達はしっかりと頷きながら聞いていたので、この法話をすることが出来て良かったと思いました(^^)
毎回法話をしながら思うことではあるんですが、話している内容は少林寺拳法の技術とは直接関係ない話が多いんですよね。
法話の中心は、道場の外に出た日常生活であり、世界の政治経済の話が多かったりします。
少林寺拳法を単なる武道やスポーツとして捉えるならば、突き蹴りがいかに早く綺麗に出来るかどうかに集中すればいいわけで、日常生活や世界の話なんてのは、突き蹴りには直接関係ないと思います。
僕自身が技術を軽んじているわけではありませんが、技術修練を通じて学ぶべき事は、手足が早く上手に動かせることではないと、僕自身は思うわけですね。
なので、市民大会や府民大会で良い成績をおさめたからといって、特別褒めることもしませんよね。
褒めるときは、大会前に一生懸命頑張って、自分が成長したと感じることが出来た子達を、褒めています(^^)
少林寺拳法の修練を通じて学ぶべき事は、自分で自分を褒めることが出来る事、人の良い点悪い点に気がつき、良い点は伸ばし、悪い点は上手く直してあげあれる人間になること。
そして、世界の今を知り、世界と自分はつながっていることを知ること。
誰でも臨めば、世界に出ていき活躍することが出来るという事に気がつくこと。
こういったことを知ってもらうことが、少林寺拳法を続ける意義だと思って、日頃の指導にあたっています。
ある意味では、他の武道やスポーツの指導者とはずいぶん違っていると自分でも思いますが、まぁ、それが今の大阪高槻道院の特色だと思って下さい(-人-)合掌
毎年開祖忌法要の日は先代の道院長で、開祖の元で山門衆として活躍されていた田邊先生を招待して、開祖との思い出についてお話していただいていましたが、いつまでも田邊先生に頼るのではなく、僕自身が自分の言葉で語りかけることの方が、もっと大切だと思い、今回は僕自身が開祖忌方法の法話をさせて頂きました(-人-)合掌
■というわけで、今回も修練風景を載せてみる■
さて、開祖忌法要が終わったところで残っていた少年部の拳士たちにはお供えのみかんを配り、退出してもらいました。
その後は引き続き一般の修練となりましたので、いつものように一般の修練風景写真を載せてみます(=゚ω゚)ノ
今回は団体演練の時は、基本修練を終わった後は個別の技を指定して僕が解説するという感じで修練をしていたのですが、今回は衆敵闘法の基本練習をやってみました(^^)
写真がブレブレなのはみんな激しく動き回っていたからだと思って下さい( ̄▽ ̄;)
衆敵闘法をやったのは初めてという新中1の子達もいましたが、意外に動けるもんですね(・・)(。。)
少年部の時は、連反攻の反撃ですらままならなかったのに、いざ衆敵闘法をやるとなると、自分が立ち止まってるとボカスカやられたりするので、必死になって反撃して、とにかく相手から離れる、ということが本能的に出来るんですねぇ。
とてもいい感じでした(^O^)
衆敵闘法の修練が一通り終わったところで、市民大会参加組は市民大会の修練を、それ以外の拳士は各々に相手を見つけて自分の技術修練に励んでいました。
皆さん熱心で、とても良かったですよ!
(北野)
■修練レポ■ 2016年10月度入門式&達磨祭&修練風景
■2016年10月度 入門式■
精勤賞授与式が終わったところで、いつものように施設にある椅子を全部出して、入門式と達磨祭の準備を行いました。
毎回の作業ですが、100席近い椅子を出して並べるのは、結構大変ですよねぇ( ̄▽ ̄;)
次回から少年部の修練時間に先に椅子を並べて、セッティング完了してから精勤賞授与式を執り行った方がいいかも知れませんね(-“-;)
今回新しく入門した拳士は一般に1名、少年に4名の5名で、5月~10月に入門した拳士達になります。
あと、それに加えて、転籍してきた拳士も1名いたので、今回の入門式でご紹介したのは全部で6名の拳士になります。
入門式の対象拳士の中には緊張しすぎてフルネームで自分の名前を言えなかった子もいましたが、それはそれで将来いい思い出になったと思います(笑)
いいじゃないですが、入門したときはこんなに緊張していたのに、小学校を卒業する頃には、こんなに立派に育って…という成長を感じられて(^_-)-☆
今回転籍してきた拳士も、前回同様金剛禅式の入門式というのを初めて経験したみたいで、こゆちゃんとした儀式というのはやっぱり大切ですね。
入門式の道院長法話は、毎回おなじみの「少林寺拳法で一番難しいのは続ける事」というテーマでの法話でした。
来年三月には、今の少年部の1/3の拳士が卒業をするということで、新入門の拳士に向けてした法話ではあったんですが、同時にこれから新しい生活が待っている拳士に向けての法話でもありました。
転籍してきた拳士も、四月から新生活を大阪で始めることとなり、休眠から復帰をして再開をされました。
これはまさに「続けていく事を実践する」という事に他ならないんですね。
大阪高槻道院の一般拳士は、2/3がよそから転籍してきた拳士ということもあってか、こういった「一度途切れた修行の道も、意欲があればまた再開することが出来る」という事例が豊富にありますよね。
だからこそ、一般の皆さんが頑張って少林寺拳法の修行を続けているその姿を見て、子供達が小学生でハイ終わり、という事ではなくて、自分に意欲がある限り、頑張って修行に励んでいきたいという気持ちにつながるんだと思います(-人-)合掌
■2016年 達磨祭■
入門式が終わった後は、小休止を入れ、退出する拳士は退出をしてもらってから、引き続き2016年 達磨祭を執り行いました。
達磨祭は何のためにやるかというと、我々の修行する少林寺拳法の精神的バックボーンは、金剛禅の教えになりますよね。
金剛禅の教えは、開祖宗道臣先生が作り上げたものですが、そのベースにあるのが原始仏教と、達磨禅になります。
達磨禅というのは、禅宗の始祖である菩提達磨がインドから中国に伝えた仏教の一つで、今ある禅宗の元になっています。
今回の達磨祭の法話では、この達磨大師にまつわるいくつかのエピソードを紹介しつつ、達磨禅とは何かという事に話を膨らませ、金剛禅教団の立ち位置や、禅宗の目指すところなどのお話しをさせて頂きました。
禅宗の目指すところと言っても、色々解釈があるので、僕がお話ししたことが全てではありませんが、より金剛禅の教えに近い解釈のものを例に挙げ、お話しをしました。
子供達も1/3ぐらい残っていたので、難しい表現は出来るだけ避けたつもりなんですが、なかなか難しいですね、哲学的な思想のお話しは( ̄▽ ̄;)
まぁ、今回残っていた子達はいずれは一般でも修練を続けてくれることだろうと思うので、その時には一般の修練の時間にやってる毎回の法話の中で、少しずつかみ砕いてお話しできればと思います(-人-)合掌
■というわけで、今回も修練風景を載せてみる■
今回もいつものように行事が終わった後は、引き続き一般の修練を行いました(=゚ω゚)ノ
今回は法衣を着たまま指導しなかったので、まぁ写真撮る役をやってるだけですが、たまには自分が指導している写真も残したいですよね(笑)
動画の方は少林寺拳法教室のでちらっと残っていますが、あんまりアップでもないんですよねぇ。
まあ、いいですけど(笑)
(北野)
■修練レポ■ 2016年5月度入門式&開祖忌&修練風景
■2016年5月度 入門式■
精勤賞授与式が終わったところで、施設にある椅子を全部出して、入門式と開祖忌法要の準備を行いました。
今回の入門式は一般と少年部の両方に対象拳士がいたので、開始時間までに全員揃うかなぁとちょっと心配していましたが、皆さん頑張って来てくれたので、時間通りに開始することが出来ました。
雨の中ご苦労様でした!(^o^)
今回新しく入門した拳士は一般に3名、少年に4名の6名で、この四月に入門した拳士達になります。
あと、それに加えて、転籍してきた拳士も1名いたので、今回の入門式でご紹介したのは全部で7名の拳士になります。
住んでいるところも年齢も違う拳士たちで、金剛禅の行事に参加するのは初めてだったこともあり、皆さん緊張しつつも、入門式の雰囲気を楽しんでおられたようです(^^)
入門式の道院長法話は、毎回のことですが、「少林寺拳法で一番難しいのは続ける事」というテーマでのお話をさせて頂きました。
毎回毎回入門式をやるたびに同じ話をしているので、七年間聞き続けている子達もいるわけですが、そんな子達も中学や高校に進学して、実際に変化していく周りの環境を目の当たりにすると、僕が言い続けていることを、肌で感じてくれていると思います。
入門したときはこの話には共感はもてないかも知れませんが、長く続ければ続けるほど、じわじわと心に響いてくるかと思いますので、これからも諦めることなく少林寺拳法の修行に励み、何度も何度も入門式に参加して、繰り返しこの話を聞いて頂いて、いつか新しく後輩が増えたときには、自分自身の実体験として、「少林寺拳法で一番難しいのは続ける事」を伝えていってもらえればと思います(-人-)合掌
■2016年 開祖忌法要■
今年は、前日に本山での開祖忌法要にも参列したので、二日続けての開祖忌法要となりました。
本山の開祖忌法要には開祖の直弟子の先生や、古参の先生達が大勢集まっており、僕なんかは年齢的には下から数えて10番目以内には入っていると思われるぐらい、ペーペーのぺーでしたね(笑)
本山の開祖忌法要の時に、元山門衆で山口西京道院の長田正紀先生が開祖との思い出を講演されたのですが、大阪高槻道院の初代道院長の田邊眞裕先生も山門で修行されていたこともあり、田邊先生からお聞きしていた開祖のエピソードと同じような話が出てきたのは、なんだかすごく嬉しかったですねぇ(^o^)
大阪高槻道院の開祖忌法要では、毎年田邊先生に開祖との思い出や、開祖の思いについて御法話頂いているんですが、昨日も田邊先生に来て頂いて、お話をして頂きました。
昨日のお話は、開祖が終戦直後に満州で体験したことや、それを踏まえて感じた「人・人・人 すべては人の質にある」という少林寺拳法の思想の根幹部分について、開祖忌法要らしいお話でした。
大阪高槻道院の拳士のなかには、まだ開祖に直接お目にかかった事のある拳士も何人かいらっしゃいますが、僕を含め、開祖を知らない世代の方が多くなってきているのも事実ですよね。
さらに年月が過ぎ、開祖に直接お目にかかった事のある先生や拳士がいなくなったときに、どのように開祖のことを伝え、開祖の思い、少林寺拳法の願い、金剛禅の思想を伝えていくかは、今から十分考えておかないと、いざその時が来たときに、何を伝えたらいいかわからない、という事になりかねないなぁと、最近特に思うわけです。
読本や教範に書いてあることは伝えることは出来ても、直接開祖から聞いたという話は自分の経験として語れないわけですから、今年の開祖忌法要のように、開祖のそばで修行に励まれた先生方からお話をしっかり聞いて、少しでも後生に伝えていければと思います(-人-)合掌
■というわけで、今回も修練風景を載せてみる■
開祖忌法要の片付けをしている間、奉納演武をやってもらった二人に基本修練をやってもらったんですが、法衣着たままで指導するのも、また雰囲気あっていいですね(^O^)
まぁ、僕もいつまでも着替えずに指導に回っていたというのは内緒の話です(-人-)シーッ
って、法衣って、袖まくってる方が凜々しい感じがするよなぁ(ちょっと羨ましい…)
いつもは金曜日に行事をやるんですが、今回は拳士が全員揃う日を選んだので月曜日。
月曜日は少し人が少ない目なんですが、それでも行事の終わりの時間帯にはそこそこ人が集まっていたので、一般の修練はなかなか賑やかでしたね(^_-)-☆
(北野)
■修練レポ■ 2016年1月度 入門式&新春法会など
さて、各種表彰に関するご報告がおわりましたので、次は2016年1月度入門式の様子を(=゚ω゚)ノ
今回入門式の対象となったのは、少年部に入門した三名。
道衣を着ている子は昨年入門の手続きを済ませ、すでに何ヶ月か修練に励んでいる子ですが、後の二人は、この日に入門を決め、急遽今回の入門式に参加したという感じになりました(^o^)
あとは、昨年の二月に家庭の事情で休眠になっていた一般拳士が、今年から再度がんばれる範囲で頑張って行きたいと言うことで、復帰をしてくれましたので、入門式の時に紹介しました(^^)
入門式の道院長法話はいつもと同じ、少林寺拳法で一番難しいのは何か?という事。
特に今回は家庭の事情でやむなく休眠になっていた拳士もいたと言うこともあり、熱意だけではどうにもならない時もあるというのを、身をもって体験したという感じではありました。
この時期の入門式は、今六年生の子達は中学生なってからどうしていきたいのか、と言うことを真剣に考え始めるきっかけにもなるし、事情によっては、こちらもまた熱意だけではどうにもならないことが多々あります。
だからこそ、この一番難しい「少林寺拳法の修行を諦めることなく続けていく」事を実践できるよう、日頃から自分がどうしたいのか、何を目標としていくのか、それを実現するにはどうすればいいのかを考えながら、皆さんも修行に励んでもらえればと思います(-人-)合掌
■2016年度 新春法会■
入門式が終わったところで、そのまま引き続き2016年度 新春法会を執り行いました。
今年の門信徒代表挨拶は、一般からアヤカが行いました。
彼女は高校の少林寺拳法部出身で、高三の時に大阪高槻道院に遊びに来てくれたのがきっかけで、大阪高槻道院の仲間になりました(^^)
転籍 → 受験のため一次休眠 → 復帰と、少林寺拳法の道場での修行自体は、色々な事業から途切れ途切れになることがありましたが、大学に合格してからはずっと休まず、頑張って修行に励んでいます。
今年は就活の時期と言うこともあり、今までとは環境が変わってくるかとは思いますが、門信徒代表挨拶は元気よく今年一年の抱負を聞かせてくれたので、学校・就活にまけることなく、一日でも長く道場での修練に励み、道場の外でも金剛禅の修行を忘れることなく頑張ってもらえればと思います(^o^)
で、今年の道院長年頭挨拶は、毎年恒例の干支にまつわる仏教講話を一つお話ししました。
少年部向けに話した内容に対して、子供達が驚くほど正確にその説話の意図しているところを理解してくれていたのには感心しました(・・)(。。)
一般向けにお話しした二つ目の説話については、ちょっと新春法会の道院長法話で話すには時間が短かったかなーという内容だったので、また機会を見て、普段の修練の時に改めてこの説話の説明をしたいと思います(-人-)
■各種スナップ&一般修練風景■
新春法会の合間と、新春法会が終わった後に一般の通常修練を行いましたので、その時のスナップ写真を何枚か(=゚ω゚)ノ
今年の新春法会は記念の紅白餅を配布しましたけど、皆さん食べられました?(^^)
ああいう感じで記念品を配るのも、いいかなぁって感じでしたね。
お土産を持ってきてくれた拳士にも感謝です(-人-)感謝
(北野)
■修練レポ■ 2015年10月度 入門式&達磨祭&修練風景
さて、次は2015年達磨祭についてです(=゚ω゚)ノ
いつもは、入門式→達磨祭という流れで行事を執り行っていくのですが、今回は入門式で入門者代表を務める予定の拳士が、少し遅れて道場に入ったので、先に達磨祭を執り行いました(^^)
達磨祭を先にやるという流れになると、いつもなら入門式後退出する予定の拳士が、入門式が終わるまで退出できない、という状況になるので、若干駆け足気味に行事を執り行った感じはしますが、道院長法話の時間だけはキッチリとりました(笑)
今回の達磨祭の法話は、達磨禅について。
といっても難しい理論を法話で話すと、子供達にはちんぷんかんぷんになるので、それをかみ砕いて、別の表現で行いました。
要約すると、
1.自分の中にある正しい心(仏性)に気がつくと言うこと
2.自分の中の仏性に気がつくためには、周りから何を言われようとも、正しいことを正しいやり方で行うこと
の二点。
人からよく思われたいとか、俺がこうしたんだから、おまえは俺にこうするべきだ、みたいな感情を捨てて、自分の内なる正しい心に問いかけて、行動すれば、必ず自分の仏性を感じることができるというお話。
この話だけだと、少林寺拳法と何の関係があるのか全くわからないので、達磨大師がどこから来て、どこに向かったのかとか、達磨大師は何を伝えようとしにきたのか、といったお話も併せて行いました。
達磨禅のお話は、金剛禅読本に書かれている、「正しい教えとはなにか?」という事につながってくる内容で、日頃から修練の時に読み上げている経典の、「己こそ己のよるべ」あたりの文言が、実は達磨禅と関係が深いと言うことにも気がついてもらえるんじゃあないでしょうか(^o^)
道院長法話が終わったところで、入門者代表の拳士が準備が出来たので、引き続き2015年10月度入門式を執り行いました(=゚ω゚)ノ
■2015年10月度入門式■
今回の新しく入門した拳士は、一般に一名、少年に一名の二名で、そのほか一般に転籍・復帰の拳士が三名の、計五名が10月度入門式の対象となりました(^^)
今回の入門者代表の拳士が茶帯を締めているのは、彼女は学校のクラブで先に財団法人少林寺拳法連盟に入会しており、今回は金剛禅の道院に兼籍(新入門)という形になりましたので、入門者代表として誓願文を読み上げてもらいました(^o^)
今回の入門式の道院長法話も、毎回毎回お話ししている、「少林寺拳法で一番難しいこと」について。
今回は未経験で新入門した拳士は一名でしたが、一般財団法人と兼籍をして修練に励むという、なかなか大変な道を選んで入門した拳士がいたり、転勤などを経験しながら、地域が変わってもなお少林寺拳法の修練に励んで行きたい言う方や、一度は塾の壁に阻まれて修練が途切れたけれども、再びチャンスが巡ってきたら、すぐに少林寺拳法の修行を再開した拳士など、まさに「あきらめることなく修練に励む」ということを、実践している方達が多く集まった入門式だったと思います。
やむなく一時期道場での修行が途切れたとしても、再び機会が巡ってくれば再開する、といった拳士たちが大勢大阪高槻道院には所属しており、このような「少林寺拳法で一番難しい事を実践してくれている」素晴らしい先輩達が、新しく入門した拳士たちを励まし・応援してくれることで、次の世代へと少林寺拳法の輪がつながっていくんだと思います(^^)
今回新入門された方も、転籍・復帰された方も、生涯あきらめることなく修練に励み、自己の研鑽だけでなく、後進の育成、社会への貢献を目指して、頑張っていって頂ければと思います(-人-)合掌
■2015/10/16のスナップ&一般の修練風景■
まぁ、スナップ&修練風景といっても、あんまり写真があるわけではないので、ちょこっとだけ(=゚ω゚)ノ
毎回ですが、行事が終わるたびにお供えを皆に配るんですが、何故にあんなにガッつくかな( ̄▽ ̄;)
ちゃんとみんな分あるんだから、キチンと並んで受け取ればいいのに(-ω-;)うーむ
この日の一般の修練は、行事自体はいつものハイクラス終了ぐらいの時間で終わったので、修練時間が短いという感じはなかったんですが、せっかくの機会なので、あえて普段はあまりやらないような技術修練を少しやってみました。
級拳士や初・二段ぐらいの拳士は、全く見たこともないような技術のオンパレードだったので、(゚Д゚)ハァ? 、みたいな顔でみんなやってましたが、ちゃんと長く続けて、順番に資格があがっていけば、みんな習得できる技術ばかりですよっ( ゚∀゚)o彡°
この日だったか、その前の修練日だったかに、「東京の柔法の達人として有名な某先生から教わった秘伝は、『柔法は足の置く位置が一番大切』」という話をしたんですが、この日の修練もこれがテーマになりましたねぇ。
昨日の大阪北道院の50修練記念式典にこられていた、高松の高名な先生の技術講習の中でも、やっぱり「柔法は自分の体がどこにあるかが肝要」というお話があったので、これは柔法の神髄なのかも知れませんね(^^)
僕は結構この部分については、しつこいぐらい口に出して具体的に指導しているので、是非是非、皆さんも意識して「足の置く位置」の研究に励んで下さいね(=゚ω゚)ノ
(北野)
■修練レポ■ 2015年5月度 各種授与式&入門式&開祖忌
今年の五月はほんとに天気のいい日が多い割には、そこまで暑い日もなく、結構過ごしやすい日が続いてますねぇ(^^)
といいつつも、この週末は天気予報では雨予報だったので、おうちで引きこもりな週末予定を組んだら、ふつーに晴れたし( ̄▽ ̄;)
なんだかんだと二日間、パン焼いたりドーナツ焼いたりと、オカンな週末でした(笑)
さて、今日の本題。5/22(金)は定例の行事てんこ盛りの修練日で、この日に行われた行事は、
・精勤賞授与式
・2015年5月度入門式
・2015年 開祖忌法要
の三本立てでした(=゚ω゚)ノ
■2015年5月度 精勤賞授与式■
それではいつものように、精勤賞授与式の様子からご紹介します(=゚ω゚)ノ
精勤賞というのは二年以上修行を続けている少年部の拳士に授与される賞状で、今回精勤賞を授与されたのは、精勤三年を授与されたナツキ、ハルヤ、トワ、ソラ、オトの五名。
今回受賞した五名ですが、ついこの間まで幼稚園だったような気がする子達が、今では立派に成長して、一生懸命下の子を指導したりしてくれているんですよね。
三年という期間は長いようで、こうして表彰してみると、あっという間の三年間だったような気がします(^^)
昇級、大会と直近の目標は常に色々目の前にあるんですが、それを一つづつ確実にクリアしていくうちに、気がつけば二年三年が過ぎていたりします。
小さな目標をコツコツとクリアしていく過程では、自分があまり成長している実感がわかないかも知れませんが、精勤賞のようにまとまった年数ごとに表彰を受けると、三年前と今の自分を比べてみて、ああここまで来たんだ、という実感も出てくるのではないでしょうか(^o^)
いつも言っている事ですが、三年過ぎたからそこで終わりではなく、三年過ぎたら次の三年、その次の三年と、新しい少し先の目標を自分で見つけて、取り組んでいってもらえればと思います(-人-)合掌
■2015年5月度 入門式■
精勤賞授与式が終わったところで、2015年5月度入門式の対象となる拳士が揃ったので、そのまま入門式を執り行いました。
今回新しく入門した拳士は一般に一名、少年に一名の二名で、この四月に入門した拳士達になります(^^)
※実はこの日、来賓として行事に参列なさっていた拳士のお一人が、行事終了後大阪高槻道院に転籍をお申し出くださいました。
あと、四月から一般で修練しているキイチも、同じ日に復帰の手続きをしてくれたので、今回は間に合わなかったので紹介できませんでしたが、次回10月の達磨祭の時に、お二人をご紹介します(=゚ω゚)ノ
入門式の導師法話は、耳たこになるぐらい毎回お話ししている、「少林寺拳法で一番難しいの続ける事」という法話を行いました。
少林寺拳法の修練は道場でなくては出来ませんが、金剛禅の修行は道場を離れても続ける事が出来ますよね。
だけれども、技術修練の場から離れてしまうと、どこか金剛禅の教えも消えがちで、何十年かして残っていたのは、技術修練をやった思い出だけになってたります。
なので、「金剛禅の主たる行」としての「少林寺拳法」の修練を続けていく事は、裏を返せば「金剛禅の修行を途切れる事なく続ける事」でもあります。
少林寺拳法の修行を続けていくためには、変化しつつづける自分の置かれている環境に上手く順応し、自分自身で目的を持って、自分の足でしっかりと歩いて行く必要があります。
それだけに、自分の置かれている環境に振り回されがちな人や、自分の意思で修行を続けていく意欲に欠けている人は、「少林寺拳法を続ける事が難しい」と言えるし、どんなに突き蹴りが早く出来たとしても、「少林寺拳法を諦める事なく続ける」にはつながりませんよね。
今回入門した二人も、まだ始まったばかりの少林寺拳法人生ではありますが、どうぞ少林寺拳法が単なる技術習得の場ではなく、金剛禅の修行の一つのあり方としてとらえて、諦める事なく生涯を通じて取り組んでいって頂ければと思います(^^)
■2015年 開祖忌法要■
入門式が終わったところで、休憩を挟んでから、開祖忌法要を執り行いました。
今回は奉納演武をやるということで、座席が前後に分かれており、真ん中があいているというちょっと不思議な配置でした(笑)
開祖忌法要前に退席した少年部の拳士も一部いましたが、それでもどうでしょうか、拳士と保護者、来賓を合わせて60名以上は開祖忌法要に参加していたんじゃないでしょうか。
行事の日に、これだけの人達が参加して頂けるのは、嬉しいですね(^o^)
今回の開祖忌方法は、高槻・茨木小教区が主催しての実施となりました。
本来であれば他の道院長の先生方も参加しやすい日程を組んで実施する方が良いかと思うのですが、なにぶんこういった行事は自由に適当な施設で行う事が出来るわけでもないですし、参列者が多くなればなるほど、ある程度の広さのある施設でないと実施する事が出来ないので、開催場所は大阪高槻道院の修練場所にて執り行いました。
次回以降も、基本的には大阪高槻道院の修練場所にて高槻・茨木小教区の儀式行事を執り行いますが、どうぞ宜しくお願いいたします(-人-)合掌
今回から大阪府教区サイトにも行事登録をして、大阪府の拳士の方であれば誰でも参加して頂けるように事前に告知したところ、高槻・茨木小教区外の先生のご参列を頂く事が出来ました。
なんだか嬉しいですよね、少林寺拳法のご縁を通じて、こうして地域を越えて交流をする事が出来るのは(^^)
道院長の先生の他にも、茨木の支部の副支部長の先生や、東京から来ていた幹部拳士の先生などもご参列下さいました。
いや、まぁ、よく知っている先生達なんですけどね(笑)
今回は開祖忌法要という事で、導師法話に変わって、田邊先生に開祖との思い出などをお話して頂きました。
思い出と言うよりも、開祖が何故少林寺拳法をつくり、少林寺拳法が何を目的として活動している団体なのか、といったお話でした。
本山の講習会でも常々言われる事ですが、「開祖の志」を忘れてはいけないということ。
そのためには「初心に返る」ことが大切ということ。
「開祖の志とは何か」「少林寺拳法とは何か」について、改めて再確認できた法話だったと思います(^o^)
今回参列者の中には、高槻市少林寺拳法連盟が主催して実施している少林寺拳法教室に参加されていた、一般市民の方もご参列くださいました。
たまたま大阪高槻道院に体験に来られただけではあるんですが、その日がこういった行事の日だったので、少林寺拳法教室とは全然違う雰囲気に、少し驚かれていたようです。
ですが、行事終了後の通常修練にも楽しそうに参加なさっていたので、金剛禅の修行の一つとしての少林寺拳法を、それほど違和感なく受け入れて頂けたようでした(^^)
■というわけで、今回も修練風景を載せてみる■
府民大会・市民大会直前の行事という事もあり、一般の拳士も結構な人数が参加していましたねぇ。
20人以上は通常修練に参加していたので、80畳ほどある施設でも、結構手一杯な感じ( ̄▽ ̄;)
でも、たくさんの人がそれぞれに楽しそうに修練しているのは、なんか見ていても楽しいですね(^_-)-☆
(北野)
■修練レポ■ 2015年 新春法会
昨日の行事はもりだくさんだったので、本日の記事は二本立て。
※ひとつ前の記事はコチラ
次は2015年度新春法会についてです(=゚ω゚)ノ
新春法会とは、門信徒一同があつまり、新年のご挨拶と今年一年の決意を表明してもらう場になります。
今年は新入門者が1月にいなかったので、純粋に新春法会だけの行事となりましたが、代わりに転籍してきた拳士がいらっしゃったので、みなさんにご紹介しました(^^)
今年の門信徒代表挨拶はシンタロウ。
一週間前にいきなり指名されたわけですが、昔生徒会長をやっていたという経験もあってか、素晴らしい挨拶を披露してくれました(^o^)
今回は新春法会のあとに鏡開きが控えている&少年部が初めて全員揃っての参座ということもあって、全体でどのくらいの人が参列していたでしょうか、7,80人はいたんじゃないでしょうか。
保護者の方には、椅子の数が足りなくて床に座っての参加になってしまって、毎回申し訳なく思っています( ̄▽ ̄;)
転籍者紹介と、一般の合格証書授与式が終わった後は、道院長年頭挨拶。
毎年新春法会では干支にちなんだ仏教説話をお話するんですが、羊ってのはあんまり仏教と関係がないみたいで、それほどたくさん説話が出てこないんですよね( ̄▽ ̄;)
でもそこで話を終わらせるわけにもいかないので、なんとか引っ張ってきた仏教説話をベースに、金剛禅の開祖宗道臣先生が説いた「羊と狼」の法話を紹介しました。
また、次の日が阪神淡路大震災から20年目という事もあり、阪神淡路大震災で活躍した人達のエピソードを交えて、さらに深いところまで話をさせていただきました。
開祖が生きていた時代のように、日本が戦争をすることは今の時点ではあまり考えにくいので、生きるか死ぬかの極限の環境に置かれるという事は、戦争ではないかも知れません。
ですが、甚大な被害を及ぼした自然災害は、少なくともこの二十年の間に四回~五回はありました。
それは、阪神淡路大震災のような大地震もあれば、集中豪雨によるもの、火山の噴火などなど…
こういった自然災害は、きっとこれからも起きると思います。
それが自分の身に降りかかったときに、どのような行動が出来るのか。
ここに「羊と狼」の違いが出てくると思うんですね。
少林寺拳法を修行する拳士は、単に道場の中だけで突いたり蹴ったりが人より早く上手に出来る、という事だけにとらわれずに、人としての質を磨き、行動力、智慧を身につける事に力を注ぎ、いつか来るであろう大災害の時に、途方に暮れて何をしたらいいかわからなくなっている多くの人達を導いていける、そんな人間に育ってもらえればと思います(^^)
■鏡開き後の一般修練風景■
昨日はあまり修練を本格的に取り組む日ではなかったので、一般の技術修練の時間は一時間ほどしかありませんでしたが、せっかくなので1/11に開催された小教区の講習会の復習+αの修練を行いました(=゚ω゚)ノ
ノッてくると色々追加して指導したくなる田邊先生の気持ちがわかった気がします(笑)
(北野)
■修練レポ■ 2014年10月度 各種授与式&入門式&達磨祭
この週末は大型の台風が近畿を通り過ぎると言うことで、鉄道なんかも全面運行停止になったりと、あちこちが色々と大変だったみたいですが、皆さんはいかがでしたか?
僕は丁度台風がぶち合った日は道院長会議と武専のため、中央体育館まで朝から出ていたのですが、運良く雨にあたることもなく、早い目に家に帰って来ることが出来きました。
テレビのニュースを見ていると、あれだけ前日からJRが止まるよと放送されていたのに、やっぱり間に合わず帰れなくなった人とか出てきていたので、結構のんびりしてた人もいたみたいですねぇ( ̄Д ̄;)
さて、今日の本題。10/10(金)は行事てんこ盛りの修練日でした。
■2014年10月度 精勤賞授与式■
まずはじめに、精勤賞授与式から。
精勤賞というのは二年以上修行を続けている少年部の拳士に授与される賞状で、今回精勤賞を授与されたのは、精勤三年を授与されたカズマ、タケシ、ハヤト、精勤二年を授与されたハルト、ソウタの五名。
本当は精勤三年にカズシも授与される予定だったんですが、今回は体調不良でお休みだったので、次回1月の新春法会の時に授与します(-人-)合掌
精勤賞を授与する時に毎回同じ話をするんですが、精勤賞は基本的には諦めること無く修行を続けていれば、必ず授与されるものではあります。
だけれども、賞状欲しいだけで中身の無い二年三年だと、それはあんまり意味は無いですよね。
二年なら二年、三年なら三年続けてきた結果、自分のどこがかわったかを自分で理解し、その上で他の人達から見ても、あの子はすごいね、と言われるような、そんな姿を見せて初めて、精勤賞というものに価値が出てくるんだと思います。
三年続けたから終わりでは無く、三年も続ける事が出来たのだから、さらに三年、もう三年と、変わりゆく周りの環境に柔軟に対応して、諦めること無く修行を続けていってもらえればと思います(^^)
■2014年10月度入門式■
次は2014年10月度入門式について(^^)
今回は一般転籍してきた拳士がいたので、入門式は一般と少年部の合同で執り行いました。
今回新しく入門した拳士は六名に加え、転籍してきた拳士は三名の計九名の入門式となりました。
全員ご紹介したかったのですが、一般に転籍してきた二名の方はお仕事の都合が合わず、今回はお名前だけでの紹介となりました。
導師法話は毎回毎回耳にタコが出来るぐらい同じ話をしていますが、「少林寺拳法で一番難しいのは続ける事」というテーマでの法話となりました。
どんどん変化していく周りの環境に流されること無く、自分自身の目的をしっかり持って取り組まないと、あっという間に周りの環境に流されて、修行が途絶えてしまいます。
卒業だ、クラブだ、受験だ、就職だ、結婚だ等々。
自分思いだけではどうにもならない事もたくさん出てきますよね。
それでも様々に工夫をして何十年も続けている方もたくさんおられます。
今回転籍してきた拳士達のように、引っ越しだのなんだので、元の道院・支部では修練が途絶えたとしても、新しい環境で見つけた道院で修行を続ける。
結局は、「自分が続けたいのかどうか」「どうして自分は少林寺拳法の修行を続けているのか」という、自分の心との対話が全てなんですね。
あれこれ理由をつけて修行を辞めてしまうのは、とても簡単ですよね。
だからこそ、入門式での法話は毎回「続ける事が一番難しい」というお話をしています。
今回新しく入門した六名も、自分の遠い未来を想像するにはまだまだ小さい子供達ですが、これから一生懸命諦めることなく続けられる限り、少林寺拳法の修行を続けて、誰よりも立派な品格を持った人間に成長していっていただければと思います(^o^)
■2014年 達磨祭■
入門式が終わった後、少年部の修練時間をだいぶ過ぎていたので退席する拳士は退席した後、残った拳士で達磨祭を執り行いました。
結構行事が長く続いていたんですが、少年部の子達も半分ぐらいは残っていたのは、毎回偉いなぁと思います(^^)
いつもであれば達磨祭の法話は僕と田邊先生の二本立てて行うんですが、今回は達磨祭のあと允可状授与式も控えていたので、今回の法話は田邊先生だけとなりました。
今回の田邊先生の法話は、達磨大師の生まれから中国に渡った時の話に加え、易筋行と禅宗の成り立ちや、少林寺拳法(金剛禅)との関係についてのお話しでした。
金剛禅は「禅宗」なのかそうでないのか、については先生によって色々な解釈があるので、これが正解というのはなかなか言うことは出来ませんが、今回のお話しは禅の始祖である菩提達磨の話をふまえての、金剛禅とは、というお話しだったので、非常に興味深い法話だったと思います(^o^)
■2014年10月度 允可状授与式■
精勤賞授与式、入門式、達磨祭となんだかんだで一時間半は行事がつづいて、允可状授与式の授与者が揃ったので最後に允可状授与式を執り行いました。
今回允可状を授与されたのは、正拳士四段に合格したトシユキさん、ユウタと准拳士初段に合格したアヤネとタケシの四名。
トシユキさんは田邊先生時代からの拳士の方で、今回武専の卒業もかかっていることもあって、この半年はものすごい一生懸命昇段試験に向けて修練に励んでおられました(^^)
ユウタも東京の大学拳法部を卒業してすぐに大阪高槻道院に転籍してきた拳士ですが、東京に転勤になるかも?なるかも!?という綱渡りな環境の中、この九月は転勤がないということで、トシユキさんと思いを一つに、本山まで行って無事合格してきました(^o^)
一方、少年初段に合格した二人も、一年間班長もやりーの、府民大会に出場しーのと、他の拳士達よりもずっと大変な思いをしながら、それでも修練をほとんど休むこと無く通い続け、その上ハイクラスにもほぼ皆勤状態で参加し、人一倍努力してきたかいもあって、今回無事合格となりました(^^)
昇段試験は金剛禅の修行の一つの形でしか無いのですが、それでも目標として一つずつ乗りこえていくなかで、多くのことを学ぶ事が出来ると思うんですね。
特に四段に合格した二人は、指導者の仲間入り。
周りからも特別な目で見られる事を自覚して、素晴らしい指導者目指して、頑張っていってもらえればと思います(^o^)
■というわけで、修練風景を載せてみる■
というわけで、四段の允可状授与式も終わったので、新しく指導者になった二人に行事後の一般の修練を任せてみた(=゚ω゚)ノ
あれですね、なんだかんだ言っても、ユウタと僕は一回り以上離れているので、より若い先生の方が見栄えがいいですね(笑)
(北野)
■修練レポ■ 2014年5月度 精勤賞&入門式&開祖忌&修練風景
5/23の修練は、精勤賞授与式に入門式に開祖忌法要と、行事が盛りだくさんでした。
というわけで、早速精勤賞授与式の様子からご報告します(=゚ω゚)ノ
今回精勤賞を授与されたのは、精勤三年を授与されたハルフミ、ミヅキ、精勤二年を授与されたナツキ、トワ、ハルヤ、ソラ、オトの7名。
賞状と記念品の授与するのは今回で三回目で、次の行事の時に表彰してもらえる、と楽しみにしていた子もいたようです(^^)
精勤賞は頑張って続けていれば必ずもらえるものではありますが、この二年とか三年とかいう期間、諦めることなくずっと続けるというのは、一番難しいと思うんですね。
道場に来て修練を続けていくと、昇級試験も何回もあるし、技術だけでなく学科もちゃんとやらなくちゃいけない。
年を追う毎に年齢が下の子、資格が下の子が増えて、自分の修練だけでなく、下の子達の修練相手もしっかりしなくちゃいけない。
さらに長く続けて、資格が上になると、下の子達をまとめるリーダー役もやらなくちゃいけない。
長く続ければ続けるほど、どんどん責任も重たくなってきます。
だからこそ、続けていればもらえる精勤賞ですが、その中身は他の何よりも価値のある物だと僕は思います(^o^)
■2014年5月度入門式■
次は2014年5月度入門式について(=゚ω゚)ノ
今回の入門式は、新入門の拳士が少年部の拳士だけでしたので、入門式は少年部の時間帯に行いました。
今回新しく入門した拳士は三名に加え、他道院からの転籍してきた三名の、計六名の入門式となりました。
導師法話も、毎回入門式でお話ししている内容と同じで、少林寺拳法で一番難しいことは何か、という事をお話ししました。
それに加えて、少年部を中心とした入門式でしたので、少林寺拳法で学ぶべき事は「品格」であるというお話もしました。
品格の具体的な内容や、それを少林寺拳法でどう学ぶのか、そして道場を離れたところでどう生かすのか、そんな法話だったわけですが、こういう内容って、少林寺拳法に入門しないと、伝わらないと思うんですよね。
実際、少林寺拳法=武道、というイメージでお問い合わせをしてくる人が多いわけですし、それ自体間違ったイメージでもないです。
だけれども、少林寺拳法の本質は突いたり蹴ったりするところにあるわけではないことを、今回新しく入門した三人も、修行を通じて理解を深めていってもらえればと思います(^o^)
■2014年 開祖忌法要■
続いて開祖忌法要について(=゚ω゚)ノ
開祖忌法要は開祖のなくなられた五月に、開祖を偲び、また開祖の説いた少林寺拳法の原点を改めて振り返る、そんな行事になります。
開祖忌法要は一般部の拳士もまじって執り行われたので、少年部の拳士・保護者を含め、全体で60名ぐらいの方が参列なさっていました。
開祖忌法要の法話は、毎回初代道院長の田邊眞裕先生にお願いしているのは、田邊先生は開祖の元で直接開祖から指導を受けられた先生で、開祖を直接知らない僕が色々お話しするよりも、より開祖の事を正確に皆さんに伝えて頂けると思うからなんですね。
今回のテーマは、事前に僕の方から「力愛不二」についてお願いします、という事でして頂いた法話で、力愛不二の意味と、実際の行動についてのお話をして頂きました。
今回の法話は、少年部の拳士も多数参加していたので、事前にお話をお願いしていた「軍事力と力愛不二」についてまでお話しをして頂くことは出来ませんでしたが、今回の会報(2014年6月号)の開祖法話の所に、少し関係のある記述がありましたので、是非そちらをご一読頂ければと思います(-人-)合掌
■久しぶりに修練風景を載せてみる■
行事が一通り終わって時計を見たところ、丁度少年部のハイクラスの時間時刻でもあったので少年部の拳士はここまでで終了。
残りの時間は一般部は通常の修練を行いました。
といっても、十分な時間があったわけではないので、いつもと少し違う感じのメニューを。
参加人数が22,3人ほどいたし、黒帯もそこそこいたし、九月に四段を受験する拳士が二人とも来ていたので、彼らにすこーし難しいお題を与えてみる。
最初に二人にやってもらったのは準備運動代わりに、単独演武を左右全部やるというもの。
その次に、ユウタに「逆手で握る抜き技をすべて指示する」、トシユキさんに「送りの手で握る抜き技をすべて指示する」というお題をがんばってもらいました。
僕が四段を受けた時に確信したことは、少林寺拳法の技術は科目表に出てきた順番で覚えていくだけだと、技のつながりが途切れてしまう、ということ。
四段を受験するということは、五段の閂系の技を除いた基本的な技術はほぼ網羅していますよね。
だけど、ものすごいたくさんある技術を、この技は何段科目で~、なんて覚え方をすると、必ず抜け落ちてくる技が出てきます。
なので、すべての技は基本法形があって、そこから相手の攻撃・体勢が変化したことによって、技が変化していくという事を、一連の流れで覚えると言うことが大切。
逆手で握る抜き技をすべてやろうと思うと、それぞれどんな手の握り方、攻撃の仕方があるのかを理解しなくてはいけないし、それぞれに対応した抜き技があり、その先に逆技がでてくることが分かる。
こういう技術の一連の流れをつなげて正確に理解するようになると、柔法乱捕りが非常にやりやすくなります。
という狙いもあって、上に書いたお題を与えた後、最後はそれぞれ10人連続柔法乱捕り、という修練を行い、休憩タイムにはいりました(^^)
修練の後半は市民大会向けの修練をする人、その他の人と色々みんな自分たちで考えての修練となりました。
全然関係ない話ですが、僕はあんまり修練日記かかないですよね。
書きたくないんじゃなくて、単に基本的に一般部の修練は僕が巡回しながら指導して回ってるのに、それをせずにカメラ抱えて写真撮ってまわったりすると、指導出来ないから、という次元の話です(笑)
あとは何だろう、むかーしむかし、10年以上前に、このサイトとは全然関係ないところに個人的にブログを立ち上げていて、色々技術的なことも書いたりなんだりしていた時期もあったんですが、書いた内容に「それは違う」という人が多少は出てきたと言うこと。
今の一般部みたいに東京だ四国だ山口だと、他府県から転籍してくる拳士が増えてくると、やり方や指導されてきた内容が微妙に違っているのがあたりまえ、という感じになってきているので、技術的な修練内容を書いても仕方ないなぁと思っているところも。
道院の記事としては書いてないですけど、教室で指導している様子のムービーとか撮るのは結構好き。
みんな楽しそうにやってるのが動いている映像で残るし、自分がちゃんと出来てるかどうか、第三者の目線で見れるし(笑)
僕の動いている映像、ほとんど法衣着てしゃべってる映像しか残ってないしー( ̄▽ ̄;)
とりあえず道院の記事として、みんなが修練している写真だけガンガン載せていってもいいんだろうけど、ほら、毎回毎回写る人はそんな変わるわけでもないし、少年部でカメラ構えると、俺も俺も、写りたがる子が多数…(笑)
どっちにしても修練にならないので、誰かまんべんなく写真撮れるカメラ班やってください(笑)
手が空いてるなら、法話してるとこ以外のムービー撮って(笑)
まぁ、どぅでもいい話題なので、このあたりでお開きにしときますm(__)m
(北野)
2015年5月23日 精勤賞・入門式・開祖忌・修練風景
この写真の記事は、「■修練レポ■ 2014年5月度 精勤賞&入門式&開祖忌&修練風景」です。
■修練レポ■ 2014年1月度精勤賞授与&入門式&新春法会
■2014年1月度精勤賞授与式■
大寒ということもあって、むちゃくちゃ寒い&雪もちらつく日が多くなってきた今日この頃ですが、学校でもインフルエンザが流行ったり、僕個人も喉がつぶれて、丸一週間声がかすれまくり(-ω-;)うぅ
先週の水曜あたりから様子がおかしかったのに、龍角散とパブロンでしのごうとしたのが間違いだった…orz
さて、そんな話は置いといて、今日は1/10に執り行いました各種行事のご報告をさせていただきます(=゚ω゚)ノ
まず最初に、2014年1月度精勤賞授与式から。
ちゃんと精勤賞を発表し、賞状と記念品の授与をやり始めてから二回目の精勤賞授与式となりました。
今回精勤賞を授与されたのは、精勤二年のサキコ、マキ、モトヒロの三名。
体力に不安がある中でも、自分に出来る範囲で一生懸命頑張って来て、今回の二年目の精勤賞が授与されました(^^)
これからも少しずつ体力をつけながら、今まで以上に頑張っていきたいと言うことなので、焦ることなく来年の精勤賞受賞を目指して、頑張ってもらえればと思います(^o^)
■2014年1月度入門式■
次は2014年1月度入門式について(=゚ω゚)ノ
今回は行事が色々立て込んでいると言うこともあり、初めて入門式を少年部だけで執り行いました。
少年部だけでの入門式と言うことで、いつもの法話+少年部拳士にもわかるようなお話をしました。
少年部は昨年から四部制という修練体制が始まり、修練中は以前のように遊んでいる暇がないぐらい、忙しくなりました。
いや、ほんとに忙しいと思うんです、二時間の枠の中で、結構な早さで本当にたくさんのことを毎回やるので。
この四部制の中で僕が注目しているところは、やっぱり「指導実習とハイクラス」だと思うんですね。
この指導実習を二年、三年と継続して行ったら、今回の入門式でお話したような「上から下にどんどんつながっていく良い関係」が築けると思うんですね。
少林寺拳法は指導者が人を育てるものではなく、拳士一人一人が、お互いを育て合う事が大切。
入門式というのは、この良い関係の入り口に立った、という事だと思うんです(^^)
出口がない道ではありますが、歩けば歩くほど、自分の人生に自信と行動力と優しさが身につく道だと思うので、今回入門した拳士も頑張っていってもらえればと思います(^o^)
■2014年度新春法会・允可状授与式・合格証書授与式■
入門式が終わったあたりで一般部の拳士が集まりはじめたので、引き続き2014年度の新春法会を執り行いました(=゚ω゚)ノ
今年は12月に昇段試験に合格した拳士四名いたため、新春法会の中で允可状授与式と渡すのが遅れていた合格証書授与式も同時に執り行いました。
今年の門信徒代表は、マミで、去年も二段、その前の年も二段、さらにその前の年も二段の拳士がやっているので、本当に毎年二段の拳士がやっているような気がします(笑)
いや、別に二段にこだわっているわけではないんですが、黒帯拳士に順番にお願いしていくと、大抵二段の拳士にあたるというか…(笑)
今年のマミの決意文は、昨年の世界大会についても触れているだけでなく、普段から僕が入門式で言っている、「少林寺拳法で一番難しいのは続ける事」というフレーズをちゃんと組み込んで考えてくれた、決意文でした(^^)
紙を手に持たずになかなかの長さの決意文を読み上げてくれたのは、すごいなぁと、素直に感心しました(^o^)
門信徒代表挨拶に続いて、12月に昇段試験を受験した拳士の允可状授与式を執り行いました。
今回允可状を授与されたのは、准拳士・初段を允可された、ヤギュウさん、シズカさん、ヒカル、トシキの四名。
ヒカル、トシキは少年初段の拳士で、元々は別道院で入門し、転籍組として最初に初段を受験した二人でした(^^)
ヤギュウさん、シズカさんは旧制度の時に入門した最後の拳士で、色々体調不良やら環境の変化を乗りこえて、晴れて黒帯を取ることが出来ました(^o^)
允可状授与式に続けて、10月に昇級試験を受けて合格した、ソウタの合格証書授与式を執り行いました。
ソウタは劇団活動と並行して少林寺拳法を続けていることもあり、舞台やテレビの仕事がはいってくると、三ヶ月ほど道場に来れなくなる事も多いため、だいぶ遅くなりましたが今回やっと合格証書を授与することが出来ました。
と、そのついでにソウタから番組宣伝もありましたが(笑)
各種表彰が終わったところで、道院長法話。
毎年の道院長法話は午年にまつわる仏教のお話。
毎年干支と仏教を絡めて法話しているんですが、馬と仏教の関係の薄いこと(笑)
結構悩みましたが、なんとか馬が出てくる仏教説話をお話ししつつ、今年も一年頑張って行きましょう、で締めくくりました。
行事がてんこ盛りでいつもよりだいぶ早い時間から行事を開始しましたが、それでも思っていたよりも時間がかかってしまいましたが、鏡開きも含めて、皆さん楽しんで頂けたでしょうか(^^)
(北野)
■修練レポ■ 2013年10月度 精勤賞授与式&入門式&達磨祭
さて、今回は写真が多いので早速本題にはいります(=゚ω゚)ノ
先週の金曜日に達磨祭の行事を執り行いました。
行事だけで言えば、達磨祭だけでいいんですが、毎回各行事の前に入門式も行っているので、大阪高槻道院の人たちは、まぁ、行事=入門式と行事、というイメージがあると思います。
んで、今回からさらに「精勤賞授与式」を入門式の前に執り行うことにしました(=゚ω゚)ノ
精勤賞とは、少林寺拳法に入門してから諦めることなく修練に参加している少年部の拳士に贈られる賞で、大阪高槻道院では二年以上少林寺拳法の修行を続けている拳士に授与されます。
前回は精勤袖章をちょろっと渡しただけで、あんまり「がんばりましたっ!」っていう感じがなかったんですが、今回からは、ちゃんと賞状も発行し、さらに記念品も贈呈することにしました(^^)
やっぱり、何か形で残る感じで表彰した方が、本人の励みにもなりますしね(^o^)
今回精勤賞を授与したのは、精勤二年は7名、精勤三年が2名、精勤三年以上が2名(通常は三年までしか表彰しませんが、前回表彰していなかったので、今回は特別に)の11名の拳士となります。
合わせて班長の任命式を行い、本格的に少年部のリーダーとして活躍してもらう四名の拳士が班長となりました(^^)
精勤賞授与式が終わった後は、椅子を並べ、いつもの行事の準備(=゚ω゚)ノ
今回入門式の対象となった拳士は、市民大会後に入門した、新入門11名+転籍1名の12名で、一般部に入門した方は、全員他武道の経験者の方となりました(^^)
入門式の誓願文に、「初生の赤子として修行に励む」といった一文があります。
初生の赤子とは、「生まれたての赤子のように」という意味ですが、この言葉は少年部の拳士に向けてと言うよりは、社会経験が豊富な一般部の拳士に向けての言葉と言ってもいいと思います。
今回新入門として入門式に参加した一般部の三名の拳士は、それぞれが他武道の修行を何年も励まれ、場合によっては、その武道そのものが自身の価値観や、精神的なバックボーンとなっていることもあろうかと思います。
そういった多様な経験をなさっている中で、あえて少林寺拳法の門を叩き、全く違う世界に飛び込んでこられた勇気は、大変素晴らしいと思います(^^)
そういった方達に向けて、あえて入門式の誓願として「生まれたての赤子のように一生懸命修行に励みます」と誓ってもらうのは、修行をはじめる前から、「少林寺拳法はここが違う、あそこが違う」といった先入観をもって修行に取り組むのは、不毛なことだからですね。
自身が経験してきた他武道と違うのは、違う武道なのだからあたりまえですよね。
違う武道として、自身の中で比較して、新たな発見をしてもらうことは大いに結構なことだと思いますが、自身の経験してきた武道の優位性を確認するために、修行を続けていくのであれば、初めから少林寺拳法を選ばなければいい話になります。
僕は、他武道の経験者の方には、「自分自身が経験してきたことは大切に守ってください。その中に少林寺拳法を加え、それぞれの持つ特徴と優位なところを、十分生かしていけるように、修行に励んでください」と言っています。
実際に指導においても、「他武道ではこういった形で行うが、少林寺拳法ではこういった形で行う」といった指導はしますが、「少林寺拳法の方が優れている」という事は絶対に言いません。
何が優れているかは、本人が自分で判断することであって、指導する側が押しつけるものではないからですね。
今回新しく入門なさった方達も、是非、こういった考え方にのっとって、自分にできる限り、諦めることなく修行に励んでもらえればと思います(^o^)
入門式が終わった後は、軽く休憩を挟んで達磨祭を執り行いました(=゚ω゚)ノ
達磨祭は達磨大師の命日にちなみ、達磨大師にまつわるお話などをする場になるわけですが、毎回僕が達磨大師にまつわる話をしているので、今回はそのあたりのお話は田邊先生にお任せして、僕は仏教と少林寺拳法との関係についての法話をさせていただきました(^^)
ここでそのあたりのことを書き出すと長くなるので省略しますが、一般部では普段から聞いている話でも、少年部の保護者の方は初めて聞く話も多かったのではないでしょうか(^o^)
このホームページでも、「金剛禅総本山少林寺 大阪高槻道院」と名乗っているように、少林寺拳法は単に突いたり蹴ったりすることだけを指導している団体ではないことは、何となくはわかると思います。
でも、いざ入門したときに、やっぱり突いたり蹴ったりしか教えていないのであれば、何も少林寺拳法でなくてもいいと言えばいいという話になる。
あえて少林寺拳法を選び、成長著しい小学生の間、少林寺拳法に何年も通わせて頑張ってもらうのだから、そこの他武道にはない少林寺拳法らしさ、が必要だと思うんですね。
そういった意味で、今回の達磨祭の法話として行ったお話は、少林寺拳法の教えの中核であり、あえて少林寺拳法を選んで修行を続けてもらう意義になるのではないかなぁと思います(^^)
さて、長くなってきたので、今回の行事についてのご報告はこれぐらいにして、次の行事は、年明けに行う「新春法会」になります!
次回も、今回と同じように精勤賞授与式を執り行います(=゚ω゚)ノ
また、新春法会はおぜんざいが出る行事なので、入門式が終わった後も帰らずに頑張って最後までいてくださいねっ!(=゚ω゚)ノ
(北野)
2013年10月18日 精勤賞授与式、入門式、達磨祭
この写真の記事は、「■修練レポ■ 2013年10月度 精勤賞授与式&入門式&達磨祭」です。
■修練レポ■ 2013年5月度入門式&開祖忌法要
■2013年5月度入門式■
さて、GWの間、一週間半ほど修練がお休みになり、五月に入ってから最初の修練日は5/10。
5/12が開祖が命日ということもあり、5/10は2013年5月度入門式と開祖忌法要、4月分の合格証書授与式を執り行いました(=゚ω゚)ノ
今回入門式の対象となった拳士は6名で、全員この四月に入門した拳士になります(^^)
今回正式に入門となった拳士達は、ご兄弟や現役拳士からの紹介など大阪高槻道院に縁のある子達が多く、少林寺拳法の輪が口コミで広がっていっているんだなぁと、改めて思いました。
また、今回の行事には、たまたまですが山口の高校で少林寺拳法をしていたという拳士が見学に来られたり、昨年の六月の大会の後、受験のため休眠していた拳士が、大学合格の報告と復帰の希望を伝えに来たりしてくれました(^o^)
こういった方達が道場を訪れてくれると、少林寺拳法がわずかな期間だけやる単なるスポーツ教室ではなく、生涯を通じて自分の目的に合わせて修行を続けることが出来る団体だということが、よくわかる気がします。
入門式での道院長法話で毎回いうことですが、少林寺拳法で一番難しいのは「続けること」です。
人は成長と共に、必ず今自分が置かれている環境が変化していきます。
小学生であれば、中学生になり、高校生になり、大学生になっていきます。
大学生であれば、高校生とは比べものにならないぐらい、自分の周りの世界が広がります。
社会人になれば、自分だけのために時間が使えなくなる日が来ます。
こういった常に変化し続ける環境の中で、少林寺拳法の修行を続け、金剛禅の教えと共に実生活を頑張って生きていくためには、本当に強い自分の意思がないといけません。
だからこそ、僕は入門式では、「少林寺拳法の修行で一番難しいのは、続けること」という言葉を入門者にお話ししています。
今回正式に金剛禅に入門した六名も、是非生涯諦めることなく続けたい!という強い意志を持って、少林寺拳法を続けていってもらえればと思います(^^)
■開祖忌法要■
入門式が終わった後、合格証書授与式を執り行い、最後に開祖忌法要と行事が執り行われました(^^)
開祖忌法要というのは、少林寺拳法の開祖宗道臣先生の命日前後に執り行われる行事で、開祖のお話をしつつ、少林寺拳法の原点をもう一度振り返り、修行目的のブレを修正していく行事となります。
少林寺拳法は武道の一派である以上、突いたり蹴ったりを修練の中心に行います。
ですが、ただ技術の向上のみを目指し続けていくと、究極的には暴力とスポーツが紙一重の状況になります。
我々は少林寺拳法を主たる行とする金剛禅総本山少林寺という団体であり、その目的は人間教育による平和な世の中をつくる、ということにあります。
今回の開祖忌法要の法話では、色々なお話をしましたが、どうぞ少林寺拳法の原点を忘れることなく、互いが協力し合って、諦めることなく少林寺拳法の修行を続けていってもらえればと思います(^o^)
■2013年4月度合格証書授与式■
最後に、4月受験分の昇級試験の合格証書授与式についてです(^^)
今回昇級試験に合格したのは、少年部から1級に合格したトシキ、4級に合格したシュンジ、6級に合格したマキ、7級に合格したトワ、ナツキ、ソラ、オト、一般部から2級に合格したアツキ、マサヤ、6級に合格したワカサさんの10名です。
今回特に合格おめでとうございます!と言ってあげたいのは、やっぱり一般部で6級に合格したワカサさんですね(^^)
ワカサさんは50年前に立命館大学の同好会で少林寺拳法を始められ、50年の月日を経て70歳を過ぎてから大阪高槻道院の存在をしり、改めて一からやり直したいという事で、少林寺拳法に再度入門なさいました。
そして、一年をかけてじっくりと取り組み、今回晴れて6級となられました(^o^)
僕は、50年間持ち続けた少林寺拳法に対する熱い思い、70歳を過ぎていていようとも、どうしても少林寺拳法をもう一度やりたいと思ったその意欲、そしてほとんど休むことなくきっちりと修練に参加されている行動力、どれをとっても本当に素晴らしいと思います。
同じ事を真似できますか?と問われれば、今の僕ではとても真似することは出来ないと思います。
入門式の法話でも言いましたが、今大阪高槻道院に所属している拳士の方達の中には、ワカサさんのように何十年もの間熱い思いを胸に抱き続け、今なお強い気持ちを持って少林寺拳法の修行を続けてられる方が何人もいます。
少林寺拳法が突いたり蹴ったりするだけの単なるスポーツや武道であるならば、なかなかこうはいかないとおもいます。
諦めない強い心をもった人間を育てる – 少林寺拳法
この言葉をそのまま体現なさっている方がいると思うと、大阪高槻道院を廃院にせずに引き継いでよかったと心から嬉しく思いますヾ(^v^)k
(北野)
2013年5月10日 入門式・開祖忌法要
この写真の記事は、「■修練レポ■ 2013年5月度入門式&開祖忌法要」です。
■修練レポ■ 2013年新春法会&允可状授与式
日の入りが少しずつ遅くなってきているのか、ついこないまでは道院の日に会社を出る時間でもあたりは真っ暗だったのが、最近はちょっと明るいなぁ。
気温ももう少し暖かくなってくれればいいのだけど、今年の冬は全国的に寒いみたいで、節電を呼びかけてるのに、全国の12月の電力使用量が昨年より10%以上多かったとか(*_*)
さて本題。
先週の金曜日に2013年度の新春法会を執り行いました(=゚ω゚)ノ
今年の門信徒代表はナツキで、特に決めているわけではありませんが、毎年二段の拳士が担当している気がします(笑)
今年ナツキに門信徒代表を務めてもらったのは、四月から中学三年生になると言うことで受験でお休みする~~、と本人が言っていたからなんですが、新年会でその辺の話を聞いてみたら、特にお休みする予定もなかったみたいです(笑)
まぁ、僕も高校受験の時は中三の1月までふつーに道院に通っていたので、頑張れる範囲で頑張ってもらえればと思います(^o^)
今回の行事は入門式がなかったので、空いた時間にせっかくなので12月受験分の允可状&合格証書授与式を執り行いました(=゚ω゚)ノ
今回允可状を授与されたのは、一般部から少拳士弐段に合格したナツキとマヤさん。
ナツキもマヤさんも色々事情もあって弐段は駆け足で受験した形ではありましたが、無事合格することが出来ました(^^)
合格証書を授与されたのは、一般部から3級に合格したオオゾラ、6級に合格したタケトシさんとシンスケ。
少年部から1級に合格したヒカル、4級に合格したユウヒ、ヒカル(白)の8名。(この日授与されたのは6名)
やっぱり、大勢の人の前で允可状や合格証書を授与できるのは、記念になっていいですね(^o^)
この日に授与された人たちは、録画したビデオをDVDにして渡しますので、道場で受け取ってくださいね(^_-)-☆
合格証書の授与が終わったところで、道院長年頭挨拶と田邊先生の法話でした。
毎年年頭の挨拶は干支を交えたお話をするんですが、今年は巳年ということで蛇と仏教のお話をしました。
古い仏典、スッタ・ニパータとかの話題も出したんですが、手短に終わろうと頑張ったせいか、短すぎて伝わったのかなぁと(笑)
新年会、新春法会と行事が続きましたが、これらも終わり本格的に2013年度の修練が始まりました。
今年の目標は「誰でも楽しめる少林寺拳法」をテーマに、昨年以上に新しい人たちに少林寺拳法の門をたたいてもらえるように頑張りますので、皆さんも是非新しい方がいらっしゃったときは、フォローをヨロシクお願いします(-人-)合掌
(北野)
■修練レポ■ 2012年10月度入門式&達磨祭
最近急に肌寒くなってきて、秋というよりもう冬だなぁっていう感じですねぇ。
西武のロフトなんかを通ると、ついこないだまではパンプキンばっかのハロウィン仕様な売り場だったのが、もうクリスマス。
そうこうしているうちに、2013年もすぐにくるんだろうなぁと(゚-゚)
さて、本日のテーマは先日執り行いました2012年10月度入門式&達磨祭のご報告です(=゚ω゚)ノ
今回入門式に参列した拳士は8名で、市民大会後に入門した方達が対象となりました(^-^)
※ハルト、リツ、ウキョウの個別写真、挨拶が早すぎて撮れなかったようです( ̄▽ ̄;)
入門式での道院長の法話は、いつも決まっていることしかお話ししていないんですが、少林寺拳法を単なる武芸のお習いごとだと思って入門すると、技術の修練がおもしろくないとか、上達しないとかそゆ理由で簡単に辞めてしまいますよね。
あるいは、大会でいい成績がとりたいとか、そゆ目的だけで修練しても、大会の成績がよくないとおもしろくなくなる。
少林寺拳法の醍醐味というか、少林寺拳法の道場の中だからこそ学べることは、「人とのつながり」ということ。
自分が上手に出来ないときは、誰かが助ける。自分が出来るときは、自分が助ける。
大会の成績や技術の上手い下手なんていうことは、この「人とのつながり」がしっかり出来ていれば、あまり問題じゃないと思うんですね。
何故そんなことをいえるかと言えば、たとえば大阪高槻道院に今来ている人は小学一年生から70代の方まで幅広い年齢層に広がっています。
性別も体力も目的も違う人たちが同じ時間を過ごしているのに、技術レベルがどうとか、大会の成績がどうとかこだわっても、バランスなんてとれっこないんです。
それでも、みんな楽しく修練に励んでいるのは、相手の立場を考えて、自分が行動するということに、楽しみを見つけているからなんだと思います(^-^)
「人とのつながり」が楽しい、気持ちいい。技術の修練はそのきっかけでしかないんです。
このことを少林寺拳法の言葉で言えば、「自他共楽」であり、「半ばは自己の幸せを、半ばは他人の幸せを」なんだと思います。
少林寺拳法は死ぬまでが修行。人間、生きている限り、人とのつながりは切り離せません。
だからこそ、その「人とのつながり」をどうすれば良いのか、それを少林寺拳法の修行を通じて体感することが出来れば、生涯続ける価値のあるものになると思いませんか?(^-^)
入門式の後は、10月と言うことで達磨祭の式典を執り行いました(=゚ω゚)ノ
今回の達磨祭には、他道院から来賓の方が四名来られ、いつもとまた違った雰囲気になっていました(^-^)
幹部拳士の献香が一通り終わったところで、達磨祭のメインイベントというか、道院長による法話と田邊先生による御法話が行われました。
今回の法話の主題は「禅と少林寺拳法」について。
毎回達磨大師の概要というか、どんな人? 何した人?的なお話しで終わってしまうと、ちょっと深みがないので、今回は達磨大師がはじめたという「禅」を話の中心に据え、少林寺拳法の修行と禅の関係についてをお話しさせていただきました(^-^)
代わりに、田邊先生の御法話では、僕があまり触れなかった、達磨大師の概要についてのお話しをしていただけました。
あえて強調して言うと、大阪高槻道院は「金剛禅総本山少林寺」の「道院」ですよね。
「道院」で学べることは、金剛禅の思想と修行法。
この部分が抜け落ちたまま、単に技術の修練だけに始終している道院があるとするのであれば、それは非常にもったいないことだと思うんですね。
上の方にも書いたことですが、少林寺拳法の修行を、単なる武芸の修得だけにとどまっていると、飽きれば辞めちゃう事になる。
あるいは、少林寺拳法の技術よりも魅力的だと思う他の技術が出てきたなら、簡単に乗り換えてしまう。
だけれども、修行の目的とその修行法が、禅の教えや、仏教との関わりがあるんだということをしっかり理解をして取り組むと、他の団体では学ぶことが出来ない、素晴らしいものに変わると思うんですよ。
今回の達磨祭というのは、こういったことをいつも以上に理解を深めるいい機会だと思うんですね(^-^)
次の行事は年明けに行う「新春法会」になります!
達磨祭とはまた違った目的で執り行う行事となりますので、大阪高槻道院の拳士は、是非新春法会にも積極的に参加して、普段なかなか会えない剣士の方達との交流も深めて下さいね(-人-)合掌
(北野)
■修練レポ■ 入門式&2012年度開祖忌法要
先週の金曜日は、5/11日でちょうど開祖の命日の一日前でした。
毎年五月には開祖の威徳を忍んで、開祖の命日前後に開祖忌法要を営んでいます(^-^)
大阪高槻道院では、金剛禅の儀式の時に合わせて入門式も一緒に執り行っており、今回は8名の新入門の拳士と、2名の転籍して来た拳士の、合わせて10名の拳士をご紹介しました。
※トワの写真が抜けていますが、挨拶が早すぎて撮れなかったみたいです
今回の入門式・開祖忌法要には、拳士が56名、保護者が21名、外部からの来賓の方2名の合計79名での式となり、今まで一番参列者の多い儀式となったと思います(^-^)
こういった行事をやるたびに大勢の拳士が集まって頂けて、本当に嬉しく思っています。
特に新入門する拳士は、少年部であれ一般部であれ、大阪高槻道院の拳士全員の顔を一同に見る機会というのは、なかなかないですし、一人でも多くの拳士が集まって、これから入門する拳士の皆さんをあたたかく向かい入れて頂けると、これほどたくさんの方の応援があるんだ、と励みにもなると思うんですね(^-^)
今回の入門式もほとんどの拳士の方がお集まり頂いておりましたが、お仕事の都合などで来れなかった拳士の方も、普段の修練で新入門の拳士を一緒に修練する機会がありましたら、是非一言二言声をかけてあげてくださいね(^_-)-☆
入門式は毎回ビデオ録画しておりますので、新入門の拳士の方には後日配布致しますので、どうぞ記念に大切に保管しておいて下さい(^-^)
入門式が一通り終わったあと、引き続き開祖忌法要を執り行いました。
開祖忌、というのはその名の通り、開祖の命日に開祖の伝えようとした事を改めて確認をする、という行事になるのですが、本来であれば開祖との思い出を僕がお話しするべき場ではあるのですが、皆さんご存じの通り、僕は開祖がお亡くなりになってからの入門で、開祖のことは映像や開祖法話テープで少し知るぐらいで、直接お目にかかったことはありません。
今新しい道院長へとどんどん代替わりが進んでいる少林寺拳法ではあるのですが、多くの新しい道院長の方々も、僕と同じ開祖を知らない世代の拳士へと移り変わってきています。
だからこそ、今回また大阪高槻道院初代道院長の田邊眞裕先生をお招きして、開祖と直接お話をし、生活を共にしてこられた中で、開祖がどのような方であったのか、どのような事をおっしゃられてたのかを、御法話いただけるのは、大変ありがたいことだと思っています。
大阪高槻道院の拳士の中には、まだ開祖を直接ご存じの方もいらっしゃいますが、それでもほとんどの方は僕と同じように開祖のことは直接は知りません。
開祖忌法要を通じて、開祖の伝えようとした事、開祖の思い、変わらなくていけないこと、変えてはいけないこと、こういったことをあらためて振り返ってみていただければ、これから長く続く少林寺拳法の修行の役に立つことかと思います(^-^)
次の行事は10月に予定してる達磨祭です!
開祖忌法要とはまたお話しする内容が違いますが、きっとこのときもまた新しい拳士が入門してくるかと思いますので、どうぞ皆様全員のご参列のほど、宜しくお願い致します(-人-)合掌
(北野)